ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京都マラソン」のプレイベント。「おこしやす広場」。東日本大震災支援ブースへ

2016-02-22 | イベント

21日に行われた「京都マラソン」。そのプレイベントのお話しの続きです。

各協賛企業や団体のブースが並ぶ1階を、存分に楽しんだミモロは、エスカレーターで3階へ上がります。

ここには、今までの優勝ランナーのパネルや応援ランナーなどの写真がいろいろ展示されていました。
コースを示すパノラマも…。「へぇ、ここ走るんだ~」とミモロは、応援する場所を検討。

「前はゴールの平安神宮で応援したから、今年は、他の場所に行こう…」と候補になったのは「府立植物園」です。
ここなら、下鴨のおうちから、自転車で行ける距離。「この日は、無料で入れるんだって…」というのも選んだ理由のひとつ。
「応援した後、梅の花見れると思うよう~」と。

「京都マラソン」は、海外の有名ランナーや国内の有力ランナーがタイムを競うマラソンではなく、市民ランナー、そしてそれを支えるボランティアの皆さん、さらに沿道の応援する人たちにより、楽しみながら過ごすイベント。
「京都の名所を走れるのっていいよね~」と。

さて、3階にはステージがあり、トークショーやパフォーマンスなどが行われました。
そして「おもてなし屋台」という京料理や餃子、カレーなどが食べられるスペースなども…。

ミモロが行ったときは、すでにすべて終了…。

「あ、ビール…」
「アサヒビール株式会社」のブース
試飲のノンアルコールビールをもらいました。

「キャー大きな大根…」ここは、「万田発酵」のブースで、スクスク育った野菜などが販売されていたよう。
「この大根は、売り物じゃないんだ~」

「京都産業大学」の元気なお兄さんたちのブースや、オリジナルTシャツを販売する「JTB西日本」のブースなども。
 
すでに人の波は去った時間なのか、1階ほどの賑わいはありません。

「金沢マラソン」のブースでは、すでにパンフレットはなくなっていました。今年で2回目となるマラソン大会だそう。
「新幹線も通ったらから、きっと参加者増えるよね~」

さて、ミモロが、毎回、必ず訪れるのは、「東日本大震災復興支援」ブースです。

「もう5年になるね~」東日本大震災の後に、京都に来たミモロ。第1回の「京都マラソン」は、2012年3月11日というまさに1年後に開催されたのでした。その後、開催日程を2月に変更。今でも、1回目の時を思い出すミモロです。

「京都マラソン」は、参加する企業や売り上げの一部から支援金が被災地に送られています。

「もう5年…まだ5年…」まだまだ復興が進まない地域も多いのが現状です。

ミモロが立ち寄ったのは、「岩手・宮城・福島三県人会」のブースです。
「これ、美味しそう…欲しいよ~」とねだったのは、「石巻産小麦粉使用」と書かれた「ネコのみみかき かりんとう」200円。
「ネコの耳かきだって…」と、そのネーミングにも魅かれたよう。
「石巻観光協会」の方から1袋求めました。

「石巻は、三陸の海の幸が美味しいですよ~。『石ノ森萬画館』ていう仮面ライダーやサイボーグ009などで知られる石ノ森章太郎さんのマンがミュージアムです。ぜひ石巻にいらしてください」と。

家に戻りかりんとうを食べたミモロ。「香ばしくておいしい…程よい甘さが美味しい…かりんとうというより、クッキーみたい」とあっという間に1袋を食べてしまいました。
「もっと買えばよかった…」と、ちょっぴり後悔も…。

フロアを出るところで、出会ったのは、「雄勝の硯」コーナーです。
「自分の好みの硯が作れるんですよ~」というのは、硯職人さん。

「あの~ミモロ、雄勝の硯持ってるんです。東北で『ゆずりは』というお店をなさっている田中さんから買ったんです。もう4年前くらいかなぁ~」「え~田中さんには、本当にお世話になったんですよ。被災してからいち早く復元した硯を全国で販売してくださって…そのおかげで、今は、かなり復興したんです。」と。

「でも、硯って1こあればいいから、あんまり売れないんじゃないんですか?」とミモロ。
「そうですね~。でも最近は、硯の石をつかったプレートが人気で、いろいろなレストランで使われているんです」と。
「へぇ~黒い石だから、お料理すごく映えるよね。外資系のホテルなんか好きそうですね~」とミモロ。
「はい、よく使われているようです。冷やせば冷たい料理にもいいし…」
「石板焼きもいいかも…」と、石の上でステーキを焼く様子を想像するミモロ。「う~直火にはかけられないので、まぁお湯で温める程度なら…」この石の特性から直火では破損してしまうのだそう。
でも、黒い石は、プレートにはピッタリ。モダンな感じになります。

「和菓子をのせるのにも素敵かも・・・」硯の石の使い道は、まだまだ広がりそうです。


今も、「東日本大震災」と聞くと、ふるえるミモロです。あの日の怖さが蘇るのでしょう…。
実は、ミモロ自体は、3・11の日には、日本にいなかったので、実際の地震には遭遇していません。でも、帰国した時の異様な雰囲気の東京と、度重なる余震を今も覚えているのです。ミモロでさえ、こうですから、被災地の人たちは、今もさぞや不安を抱いていることでしょう。それは、何年たってもなかなか消えず、「阪神淡路大震災」を経験した方も、同じような思いでは?

ただ、大きな被災地以外にも、宇都宮の洪水など、ニュースになることが少ない被災地も多いのです。そういう地域の方も、同じように家を失い、愛する人を亡くされた辛い経験をなさっています。

「みんな、ちゃんと支援されるといいのに…」と思うミモロです。

人生という長いコースを走るすべてのランナーに、ミモロから元気を届けます。




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