「今年は、暖かいから、そろそろ梅咲くんじゃないの~」と、ミモロは、梅の名所「北野天満宮」に出かけました。
「ほら、やっぱり咲いてる~」
2月初旬ながら、境内には、早咲きの梅がほころび、甘い香りが辺りに立ち込めています。
「クンクン…いい香り…春の香りがする~」とミモロは、鼻を動かして、梅の香りを吸い込みます。
今年は、暖冬の京都…もちろん大寒波で震え上がるような寒い日もありましたが、それでも日中は、ポカポカする日が多いように思います。
そのため、市内の梅の開花は、例年より早め…。
境内のほころびかけた梅が、参拝者を迎えます。
ミモロは、境内をトコトコと、梅を眺めながら進みます。
すでに蝋梅は、真っ盛り、可憐な花からは、ひときわいい香りがあたりに…
「あ、たくさん実ってる…甘いのかな?」と見上げる先には、枝にたわわに実った橘です。
こちらからも甘酸っぱい柑橘類らしい香りが…。「でも、鳥に食べられてないところを見ると、酸っぱいんじゃないの…」となかなか鋭いミモロ。
2月は受験シーズン。境内には、学生さんの姿がいつもより目立ちます。
「やっぱり最後は神頼みだよね~」と…。ご祭神の菅原道真は、学問の神様…ここは、全国1万2000社といわれる天満宮、天神さまの総本社です。
梅がお好きだった道真公にちなみ、どこの天満宮や天神さまの境内にも必ず梅の木があります。
「ホントいい香り~」
ミモロは、梅の香りにうっとり…。
毎年、梅苑の公開は、2月からですが、今年は、1月23日からすでに公開されています。
梅花祭は、道真公の命日、2月25日に開催予定。
でも、すでに境内には、茶席の準備が進みます。
「命日に900年以上も続けられてるお祭りだから、日程変更はないんじゃないの~。でも、その前に訪れる人のために早めに準備してるんだ~」
ポカポカの陽光を浴びる紅白の梅…
「今年は、早めに訪れた方がいいかも…」とミモロは、さっそくお友達に教えてあげることに…。
梅の種類が多い天満宮では、例年、3月ごろまで梅が楽しめますけど…。
「また、見にくるかも・・・」境内の牛に挨拶して帰るミモロでした。
*「北野天満宮」の詳しい情報は、ホームページで
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