「ミモロちゃん、仙洞御所の桜、咲いてたわよ~」とお友達に言われたミモロ。さっそく行ってみることに。

仙洞御所や桂離宮、修学院離宮は、当日拝観許可がもらえるようになりました。それで11時の受付開始時間に、ミモロは出かけ、その日の13:30の許可をもらいました。ほかに当日受付されるのは、14:30と15:30の毎日3回です。
「当日許可をもらうのに、身分証明になるもの忘れちゃダメだよ~」とすでに何回も当日許可で拝観しているミモロです。
11時の受付から拝観時間までの時間を、京都御所や迎賓館の見学に当てる観光客が多いよう。
さて、仙洞御所は、皇位を退かれた天皇の御所で、後水尾上皇の御所として江戸時代の寛永7年(1630)に完成し、それと同時に皇后の東福門院和子さまの女院御所も建てられました。なんども火災で焼失し、嘉永7年(1854)以降は、上皇がいらっしゃらなかったので、茶室以外に、新たな建物が造られず、大きなお庭が往時の景色を留め、今日に至っています。拝観者の入口そばにある建物は、大宮御所で、慶応3年(1867)に孝明天皇の女御のために造営された御所で、天皇ご一家が東京に移られてからは、御常御殿のみが残っています。ここは、迎賓館ができる前、皇室の方や外国の要人などが宿泊なさっていたそうです。


ランチを済ませて、再び訪れたミモロ。受付をして、休憩所で出発時間まで待機します。毎回、60人近くの人が参加する拝観。当日許可は、各回35名分用意されています。この日も、午後には、すべて埋まってしまう人気ぶり。そう、春と秋は、とくに拝観希望者が多いのです。
みんなで拝観に出発。広い敷地内をめぐります。
「え~と仙洞御所の桜ってどこだっけ~」

「あ、もう散ってる~」苔の上に、桜の花びらが散っています。

「あそこに桜がある~よかった~見られて~」


仙洞御所の拝観は、約1時間。1キロほどの距離を歩きます。途中、石橋や砂利道、飛び石などもあるので、歩きやすい靴が必須です。案内の職員さんの後をついて、みんなでまとまって歩きます。途中、撮影タイムが設けられ、拝観者は、美しい景色をスマホやカメラに納めます。


「わ~桜~」敷地内の茶室「醒花亭(せいかてい)」のそばから広がる州浜沿いに桜の姿を見つけました。

優美な曲線を描く州浜。池の畔を小さな石を敷き詰めて作った砂浜を思わせるもの。

「仙洞御所」の桜ほ本数は多くありませんが、その姿は、他では見られない伸びやかで秀麗なもの。
「やっぱり来てよかった~」そう思うミモロです。

「仙洞御所」の拝観を済ませたミモロは、御苑の中のお散歩に向かいます。

御苑の中には草が茂る場所もあり、そこを歩くのがミモロのお気に入り。

桜や銀杏の木が茂る林は、砂利の多い敷地の中で歩きやすい場所なのです。

「わ~い」と言いながら、走り回るミモロ。草の上に散らばる松ぼっくりをボールのように蹴ったり・・・


蹴りながら、松ぼっくりを集めていたのでした。
本当に、今年の桜の時期は、穏やかな陽気に…。風も少なく桜の花の時期も長いように感じます。
「こんなに気持ちがいい春って珍しいね~」

「まだ、桜見られるね~うれしい~」というミモロです。

ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

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