桜もその色を、ピンク色から緑色に替えた京都。「ねぇ、前に見学した『川島テキスタイルスクール』のお話してないよ~。みなさんにお伝えしなくちゃ~」とミモロ。そこでさっそく3月に伺った、京都の町の北部、貴船や鞍馬への途中に位置する市原にある「川島テキスタイルスクール」のレポートを…。
日本を代表するファブリックメーカーである「川島織物セルコン」。その関連事業として、広くテキスタイルの魅力を伝え、またその技術を指導し、技術を高めてもらいたいという思いから、染織に関わりたい一般の人のための「川島テキスタイルスクール」が、本社の敷地の一角に創設されたのは、1973年のこと。
「あの~スクールのこと知りたいので、よろしくお願いします」と、ミモロは、広報担当の方とスクールの講師の方にご挨拶。「よくいらっしゃいました~。じゃ、スクール内、いろいろご案内しますね」と。ここでは、スクールの見学を事前予約で受け付けていて、スクールへの質問やコースの説明など個人アドバイスをしていただけるのです。
初心者から経験者、そしてさらに自分の技術を磨きたい作家志望の方など、あらゆるレベルに的確に対応できる多彩なプログラムと優れた講師陣が備わっているのです。
「わ~広いお教室~いろんなものがある~」
校舎には、さまざまなスペースがあり、スクール生の方々が、それぞれの課題を学び、作品を作る場所になっています。
美しく染め上げられた糸・・・
「これで織物つくるんだよね~」
絹や羊毛、木綿などの糸を自分の課題に沿って染め上げ、それを機にかけて織ってゆきます。
織物に関わるあらゆる用具の使い方なども、初歩から学ぶことができます。
織物を作るには、本当にたくさんの技術や用具の使い方を知らなくてはなりません。
「わ~学ぶことたくさんある~」
自分のペースで課題をこなす生徒さん。スクールで過ごす時間は、自分の技術を磨く楽しい時間なのです。
染織の基礎である糸の染め。草木染めをはじめ、化学染料の調合などを学習でき、さらにさまざまな染めの技術も学びます。
「なんかお料理教室みたい~」染め専用のスペースには、ガスバーナーや大きな鍋など、あらゆる道具が揃い、それを使えるのは、他にはない充実の施設と言えます。
ミモロがすっぽり入りそうな大きさの鍋。「こんな大きなお鍋、お家にないよね~」
染色の見本帳づくりなども習うことができます。「う~化学実験室みたいだね~」とミモロ。
ここ「川島テキスタイルスクール」の魅力は、その設備の充実ぶりにあります。
「わ~たくさんの機がある~」
織物の種類によって使う機も異なります。
「これ糸巻き?」機にかけるための糸の準備。また羊毛などから糸を紡ぐ技術なども…
本当にいろいろな種類の機・・・生徒さんたちの作品製作が進んでいました。
「ミモロちゃんも染織に興味あるの?」「うん、いいなぁ~素敵な作品つくれて~」と、ちょっと憧れるミモロでした。
スクールには、1年単位の本格的コースのほか、初心者が学べる短期間のもの、また染織に興味を抱く人むけのワークショップなど、その講座の種類も豊富です。
ミモロの見学で出会った生徒さんたち・・・。みんな楽しそう…素敵な笑顔が印象的です。
案内してくださった講師の先生。
「みなさん、どうもありがとうございました~」とミモロ。
「今、ほかの場所でワークショップやってますから、そちらも見学しますか?」「はい、なんでも見たいです~」
「あ、その前に、ちょっとトイレ~。あれ~トイレの表示も織物でできてる~さすが~」と変なところに関心するミモロでした。
*「川島テキスタイルスクール」の詳しい情報はホームページで
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