ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

亀岡から嵐山への2時間の船旅。雄大な景色を満喫できる「保津川下り」

2018-04-21 | 体験

亀岡から嵐山まで16キロを2時間ほどで進む「保津川下り」。

ワクワクドキドキの船の旅です。渓谷をぬうように進む流れの途中には、激流の箇所もあってドキドキ・・・スリルも味わえます。「前に座っている人は注意してください~」と船頭さん。
バシャ~ンと岩に砕ける波がミモロに襲い掛かりました。
「ワ~」
急いでビニールシートを頭からかぶったミモロ。危機一髪、まるでバケツをひっくり返したような水がミモロに・・・。
大丈夫?「フ~よかった~濡れなかったよ~」と、ビニールの中で…。

なかなかスリルもある「保津川下り」。それも楽しみのひとつなのです。
激流は、季節により、その激しさは異なるそう。「全然水しぶきがかからないときもあるんだって~。でもそれだとちょっとつまんない~」とミモロ。

船頭さんの巧みな舵さばき・・・。それを興味津々で見つめるミモロです。
「カッコいい~」と憧れのまなざし。船頭さんは、随時募集され、30歳までの男子なら応募できます。内定後は、亀岡、南丹市八木町に移住できることが条件です。「ミモロは、女の子だからなれないんだ~」と。その前に、ネコはダメなの。「そう?」と。ともかく「保津川遊船企業組合」では、400年の伝統の技を継承する人材を広く求めています。

さて、16キロの行程には、見所がいろいろ。
「あの岩見てください~スヌーピーですよ~」と船頭さん。「そういわれてみれば、そう見える…」とミモロ。他にもライオンやカエルなどいろいろな形の岩が乗船客を楽しませます。「きっとどこかにミモロに似た岩もあるんじゃないの?」とキョロキョロ。

「あ、桜も咲いてる~」
まだ山桜が咲いています。そして山藤や椿の姿も今は見られます。
「わ~どの景色も素晴らしいね~」と、ミモロは、次々に変わる景色に見惚れるばかり。


渓谷を巡る保津川は、5つの鉄橋の下を通ります。
それも見どころ。タイミングがよければ、JRの電車やトロッコ列車が見られます。

本当に素晴らし景色…ときどき前だけじゃなくて、後ろも振り返って眺めると、また違った景色に広がって感動します。


「はい、ビニールシートしまいましょう。もう大丈夫ですよ~」と。「え~もうすぐゴールの嵐山についちゃうんだ~」とちょっと残念な思いを抱くミモロ。
流れが穏やかになったところに、1隻の船が近づいてきました。「はい、みなさん。川のコンビニですよ~」
なんとその船は、食べ物や飲み物、お菓子などが積まれた売店なのです。
「おでん売ってるんだ~」と、後ろのお客様が買ったおでん。「さっきキツネそば食べちゃったし~」と、ここでは何も食べられなかったミモロは、残念そう。

乗船客が食べ終わったところで、船はまた動き始めました。ゆったりと進む船・・・いよいよゴールそばの渡月橋も見えて来ました。
「あ~あ、着いちゃった~」と着船場に到着。一番最後まで乗っていたミモロ、名残惜しくてたまらなぬ様子。
「また来てくださいね~」
ミモロの乗った船を操縦してくださった船頭さんたちともお別れです。「はい、また乗ります~バイバイ」
乗船客を下ろした船は、渡月橋方向に進んでゆきます。その姿が見えなくなるまで、岸で手を振るミモロでした。

嵐山に到着したミモロは、渡月橋へ。キョロキョロ・・・なに探してるの?
「お船~みんなどこに行ったんだろ?」

「あ、船がある~」渡月橋の傍らに見つけた船。そこから亀岡までは、実はトラックに乗せて運びます。
昔は、船に綱をつけ、船頭さんが岸を歩き、上流へと戻ったのです。

「あれ?船頭さんたちはどうするの?」と疑問を抱いたミモロ。船頭さんたちは、渡月橋からタクシーでJR嵯峨嵐山駅に行って、そこから電車でJR亀岡駅にもどるのだそう。秋の行楽シーズンの最盛期には、2回以上行ったり来たりをするのです。

さぁ、ミモロも帰りましょう。「うん・・・」ミモロは、渡月橋のそばから、京都バスに乗って、京阪三条までのんびりと。

「楽しかったね~。また絶対秋に乗ろうね~」そう、紅葉の保津川もさぞや美しいことでしょう。

京都に来たら、一度は乗りたい・・・ミモロおすすめの「保津川下り」です。

*「保津川下り」の詳しい情報はホームページで

ブログを見たら、金魚をクリックしてね よろしく~ミモロより

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