「ミモロちゃん、桜満開になりましたよ～」とご連絡をいただいたミモロは、お友達を誘って、鞍馬の「白龍園」に出かけました。
「うわ～今年の桜、すごいね～」
今や京都の桜と紅葉の名所として大人気の鞍馬の「白龍園」。1日100名限定で公開されている「青野株式会社」が所有するお庭です。
「いらっしゃい～ミモロちゃん」といつも素敵な笑顔で迎えてくださるのは、青野社長。
「今年は、昨年よりも10日も早く満開になりました。今日来ていただけてよかったです」と。「ホント、よかった～満開の桜見られて～」とミモロは、うれしそうに答えます。今年の春の観覧期間は、3月31日から6月17日。「桜だけじゃなくて、ツツジや新緑が楽しめるんだ～新緑、見たことないなぁ～」とミモロ。「新緑もそれは素敵なんですよ。桜の時期より、最近は、新緑や苔を見にいらっしゃる方が多いんですよ」と青野社長。「また、そのころお邪魔します～楽しみ～」さて、「白龍園」の桜を毎年楽しみに訪れるミモロ。まずは、このお山に祀られる神社に参拝を。そしてさらに奥に進みます。
「ここって、なんか清らかな気が流れているみたい～」といつも思うミモロです。
「きれいなお水が流れている～」
「ミモロちゃん、いらっしゃい～」いつも「白龍園」のお世話をしていらっしゃるスタッフのみなさん。
「わ～ミモロちゃんに会えてうれしい～」と、みんな笑顔で迎えてくれます。ミモロは、そんなスタッフの方々にお目にかかるのも、ここを訪れる楽しみなのです。四季折々の自然豊かな鞍馬。そこに作られた「白龍園」。青野社長のおじいさまが造園をはじめ、家族や社員などで少しずつ作っていったというお庭です。今も、大切に育てられて、訪れるたびに、ますます素敵な雰囲気になっています。
「こっちだよ～」ミモロは、園内の散策路をすすみます。
この日、ミモロは、オーストラリアからのお友達の裕子さんとご主人のデーブさんを案内してきたのです。
「わ～ここの桜、見たかったの～」とお友達。いつもミモロのブログをシドニーのご自宅で見ていて「白龍園」に憧れていたそう。「やっぱり素敵ね～。ゆっくり静かに見られるところがいいわね～」と、感激しています。というのは、約1週間前に帰国して、京都の桜を見に、祇園や四条辺りに出かけたところ、すごい大勢の観光客にびっくり。桜を楽しむことなく、その場を後にしたのだとか。
「日本の桜見るの、20年ぶりかも～」とお友達の大阪出身の裕子さん。「オーストラリアにも桜はあるけど、なんか日本で見るのとは違う気がする～。やっぱり日本の桜って素敵～」と毎年帰国するものの、今まで春の桜の時期ではなかったのです。「日本人って、桜に特別な思いがあるみたいね～。デーブは、私ほど感激しないもの」と、英国がルーツのデーブさんとは桜に関して、微妙に温度差があると。新学期など人生のポイントの時期を彩る桜。日本人は、子供のころから知らず知らずに桜への特別な思いを抱くようになっているのかもしれません。裕子さんの目には、今年の桜は、特別美しく映っているのでしょう、時々じっと桜を見つめていました。
「こっち、こっち～」とさらに散策路を進むミモロ。
「あの先にミモロのお気に入りのポイントがあるの～」と張り切って案内します。「ここ～ね～素敵でしょ！」
庭の桜、そして向かい側の山の桜が一望。自然な趣が存分に感じられます。
桜を愛でた後は、お休み処でひと休み。
デーブさんは、日本的な趣に興味津々。ミモロは、「ぜんざいお願いします～」と注文します。「ぜんざい美味しいの？」と裕子さん。「うん、いつもぜんざい食べるの楽しみなんだ～お餅２つ入りだよ～」とミモロのお気に入りの品。
休み処「河鹿荘」の一角には、青野のブランド「kite kite」のオリジナル生地で作った雑貨などが並んでいます。
「あのね～ミモロのお洋服の生地、青野さんが子供服のハギレ送ってくれるの～」と。「いつもミモロちゃんおしゃれなお洋服着てるって思ってたのよ」と裕子さん。「そう・・・」と、嬉しそうなミモロです。
「白龍園」の桜は、今が盛り。たぶん今週末までは花がありそう。その後は、ツツジが楽しめます。
「憧れの『白龍園』に来れてうれしい～」と裕子さん。そばでミモロはニッコリと・・・。
＊「白龍園」の詳しい情報はホームページで
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