「また、素敵な作品にいろいろ会えるね~」とミモロが、楽しみに出かけたのは…「うさぎフェスタ」。

二条城のそばにある「京宿うさぎ」という素敵な京町家のお宿を舞台に開催された京のものづくりフェアです。

京都を中心に活躍する京伝統工芸の職人さんたちが参加しています。
その中でも、「京もの認定工芸士 響」という京都府が認可する「京もの認定工芸士」の称号を与えられた職人たちで結成された任意団体の方が多数出品されています。

素敵な京町家のお座敷に、並んだ作品を、次々に見てゆくミモロです。
「こんにちは~」と、まずご挨拶したのは、手描き友禅の上仲正茂さん。


雅な京友禅の技法を、現代のファッションにも活躍するストールなどでも注目されています。
「こういうキラキラしらグッズ好きだよね~」と、名刺入れやスマホケースなどが並ぶのは…金彩工芸の上仲昭浩さん。


帯や着物などに豪華な趣をもたらす金箔を施す技術です。
「あれ?これなぁに?」とミモロが見つけたのは、マッチョな人がデザインされたグッズ。

「それ、二羽の鶴のデザインなんですよ?」と。よく見ると、確かに鶴の姿…上仲さんの工房「二鶴工芸」にちなんで作ったグッズだそう。
お座敷の床の間などに並ぶのは、清水焼などの陶器の作品です。

「これ可愛い…しかも立体感がある…」とミモロが興味を示したのは、陶器やガラスに上絵付けを描く絵付師の並川昌夫さんの茶器です。


この時期、特に訪れた人に人気なのが、涼し気なガラスの器。

「かき氷やお素麺なんか、いろんな夏の味を盛りたいね~」と想像します。
「わ~カラフル!」美しい色彩が溶けあうようなボカシを見せるのは、引染め、ボカシの染職人の古橋敏史さん。


「夏は、扇子必須アイテムだよね~」というミモロ。京扇子の紙などの部分を作る上絵部分箔押し職人の米原康人さん。


上絵の箔押しの技術は、インテリアの品々への可能性を示します。
「わ~お庭に金色の獅子がいるよ~」と坪庭に趣をもたらすのは、京仏具の金箔押の藤澤典史さんの作品。


お宿の洗面所には、金箔押の新な作品が並びます。
「ミモロちゃん、こんにちは~」と笑顔で抱っこしてくださったのは、京印章の河合良彦さんと祥子さん。


お手紙などを封するシールのワークショップもされていました。
「いろんな色の畳がある~」ここは、京たたみの太田成樹さん。


最近は、イグサだけでなく、紙を使った畳表なども…その色に合わせた縁の種類も豊富。現代の暮らしにおける和室の新たなスタイルを感じます。
「これ、回るんだよね~」と、ミモロが驚くのは、京こまの「雀休」さんの品々。


お雛様、祇園祭の山鉾など、そこにあるものは全部独楽で、クルクル回るのです。
「京宿うさぎ」の客室を会場にした「うさぎフェスタ」では、ワークショップも開催され、訪れる人が気軽に参加できます。

「あ、もう一個しか残ってない…」


ミモロがお昼に訪れ、すでに売り切れが続出していたのは、焼き菓子の「六甲のくいしんぼううさぎ」というお菓子教室による焼き菓子です。「よかった、1個食べられて…」
会場では、ステングラス作家の山内みささんの作品とお教室の生徒さんの作品が展示される場所も・・


「う~たくさん見たいところがある~」とミモロ。

伝統工芸の職人さんたちが、その優れた伝統の技を使い、未来につながる品々を提案しています。
その技術は、決して過去のものではなく、未来へと継続してゆく日本の素晴らしい宝です。
もちろん、今や、さまざまな課題があることも事実。後継者問題をはじめ、技術を支える道具づくりの職人さんの不足、また、職人さん自体の暮らしを支えることなど、多くの課題があります。でも、京都が京都であるために、伝統工芸の技術を未来へ。
「職人さんたちの想像力とクリエイティブな作品づくりって、すごいんだよ!」といつも感激するミモロです。
ぜひ、京都にいらしたら、京のものづくりに触れてください。暮らしが、いっそう楽しく、良質になる品々に出会えるはず。
*会場の「京宿うさぎ」の詳しい情報はホームページで
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