「うわ~美味しそう…」と、こんがり焼き色が付いた丸いたい焼き…八坂の塔の近くにできたたい焼き専門店「まめものとたい焼き」で、ミモロが注文したたい焼きです。
明治4年創業の菓子の老舗、伏見の「石田老舗」の歴史などを伺ったミモロ。「絶対美味しい…」と、お話から確信を得て、待ちきれず、さっそく焼いてもらうことに…
たい焼きの形のある型に、まず生地を流し込みます。この生地は、最高級の薄力粉と卵などを使用。ふんわりとした食感に…
そこに、京都のあん老舗「イマムラ」のつぶあん、そしてカスタードは、直営店のシュークリーム専門店「クレーム デラ クレーム」のものを置いてゆきます。
そして、中身を包む生地を反対側に置いて、パタンと閉じで、焼き上げて、出来上がり。
この店の人気ナンバーワンのあんバターは、焼き立てのたい焼きの、お腹を割って…
作業をじっと見つめるミモロ。
あんが詰まったタイのお腹に、大きな北海道産のバターを差し込みます。
「はい、バターすぐに溶けますから、急いで食べてくださいね~」と。
賞味期限1分?!というのが、売りのたい焼きです。時間が経つと、バターが溶けてしまうので、溶けないうちが最も美味しいとか…。
「え~ミモロ、食べるの遅いから…う~」とちょっと心配そう。
このたい焼きは、修学旅行生や若い人に大人気。
でも、その昔、買ってきたたい焼きをオーブントースターで焼いて、バターをのせて食べる友人がいました。やはり餡とバターの相性はいいのです。
ミモロは、抹茶ドリンクを買って…
2階のイートインスペースへ急ぎます。
ここには、椅子はありませんが、だれに気兼ねをすることなく、食べられます。
「やっぱり食べ応えあるね~」というあんバター。
カスタードとつぶあんのたい焼きも中身がたっぷり。
「すごくモチモチして、美味しいね~」と。
さて、話をたい焼きのことに移しましょう。
「ミモロちゃん、たい焼きに天然ものと養殖ものがある知ってますか?」とマネージャー。
「え~そんなのあるの?」と意外な問いかけに目を丸くするミモロです。
なんでもたい焼き業界には、天然ものと養殖ものと言われる区別があるのだそう。
それは、焼き方の違いによります。
天然ものは、大きなハサミのような、鋳型のたい焼きの焼き型で1匹ずつ焼きあがるもので、約2キロと言われる型を何度も火の上で動かしで、焼き加減を調整します。火加減や焼き時間などに経験と技術を要する職人技。
「そう、パリッとした皮と焼き目の美しさが大切だよね~」とミモロ。
一方、養殖ものというのは、焼き型に複数の並んでいるもので、パタンと蓋を占めるように、合わせるだけで焼き上げるもの。今や、テフロン加工のものもあり、型にくっつくこともありません。
「うちのは、養殖ものです」とマネージャー。たい焼きマシーンをセットすれば、火加減は自動調整され、時間だけ注意すれば美味しいたい焼きが焼きあがります。
そもそもたい焼きの発祥の地は、諸説ありますが、東京の麻布十番の「浪速家」とか。明治時代に今川焼から派生したものだそう。その後、全国に普及します。
「毎日、毎日、僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ~」と、ドリンクを飲みながら、口ずさむミモロ。
そう、たい焼きの一大ブームが起こったのは、もちろん「およげたいやきくん」の時。昭和世代なら、だれでもフレーズが歌えるはず。う?ミモロ知ってるんだ~
今、このお店に来る修学旅行生などは、たい焼き自体が珍しいものだそう。初めて食べたという若い人も多いのだとか。
「ごちそうさまでした~」と、ミモロは、カスタードとつぶあんのたい焼きを袋に入れてもらって、家で食べることに。
冷凍庫で保存もできるそう。「明日、食べよう~」
昔の天然もののたい焼きとは異なる、どちらかというと洋菓子ぽいたい焼き。老舗の洋菓子メーカーらしい、コーヒーに合う新感覚のたい焼きです。
*「まめものとたい焼き」の詳しい情報はホームページで
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