今年の春からミモロは、滋賀県の有名和菓子店の「叶 匠壽庵」が主宰する「里山体験プログラム」に参加して、春は、田植え、初夏は、田んぼの水生生物観察を体験しました。そして10月は、ミモロたちが苗を植えた田んぼの稲刈りが行われます。
秋晴れの10月5日。ミモロはお友達といっしょに、滋賀県大津市にある「叶 匠壽庵 寿長生の郷(すないのさと)」に出かけました。秋草が飾られた古民家が集合場所。そこでまずは、お茶とお菓子を頂きます。
「わ~秋のお菓子だ~栗がはいった銘菓あもだよ~」
参加者は、全部で20名ほど。この日のスケジュールなどの説明を受けた後、ミモロたちは、田んぼへと移動しました。
「わ~稲が実ってる~」ミモロたちが春に植えたもち米の苗は、見事に実り、黄金色の稲穂を垂らしています。
いよいよ稲刈りのスタートです。まずは、やり方の説明を聞きます。
参加している小さなお友達といっしょに真剣に説明を聞くミモロです。
鎌の使い方、そして刈った稲を竿に掛けて干す準備のための束ね方を習います。
今や稲刈りは、機械でするのが米農家では一般的で、手間のかかる手での稲刈りは、あまり行われていないそう。機械だと、稲は、脱穀作業まで稲刈りをしながら行われ、藁は、細かく刻まれます。
「こうやるのかな?」とミモロは、鎌を持って、田んぼへ。そして、次々に稲を刈ってゆきます。なかなか上手なミモロです。
「稲刈り面白いね~」真剣に作業するミモロです。
「刈ったら、まとめて、縛るんだよね~」と教わった通りに作業します。
「ギュー」体重をかけて縛ります。
束ねた稲は、竹竿に吊るして、干すのです。
「できた~」ミモロは、竿に飛び乗り、稲穂を吊るします。
田んぼは、順調に作業が進み、1時間もすると稲刈りは終了です。
「やった~!たくさんのお米がとれるね~」
途中、熱中症にならないように休憩。お茶とお菓子でひと休み。
「和菓子屋さんだから、美味しいお菓子が食べられてうれしい」と、お菓子も楽しみな体験プログラムなのでした。
さて、ミモロたちが稲刈りした田んぼの隣りは、緑の葉っぱが茂っています。
「なに?」
これは、小豆です。一部はすでに実っていて、中には小豆が並んでいました。
「ミモロちゃん、これ何かわかりますか?」と、いつも里山のことをいろいろ教えてくださる服部先生。
「なに?」
なにかの巣のよう。「だれのお家なの?」と首をかしげるミモロ。「実は、これはカヤネズミの巣なんですよ~」と。
「え~小さなネズミさんの巣なの?ここで赤ちゃん育てたの?」と、ネコのミモロは興味津々。
「以前は、稲を食べるといわれたこともありますが、本当は、稲は食べなくて、雑草を食べるネズミなんです」「つまりいいネズミさんってことね~。よかった~」と、なぜかホッとするミモロでした。
稲刈りを終えたミモロたちは、「では、みなさん、お昼の時間ですから、移動します~」とミモロたちは、ちょっと離れた古民家へ向かいます。
「ミモロちゃん、稲刈り頑張りましたね~」と、樹木医の丹澤さん。
「うん、楽しかったで~す」
古民家に向かう途中、植物観察なども行います。「わ~いいかおり~ゆずだ~」クンクン。
珍しい仏手柑が実っているところも観察。「これ生で食べられないんだって~。お正月の飾りに使うんだって~」
「これ甘いかな?」と柿も気になるミモロです。
さぁ、午後は、お待ちかねのお昼から…「今回は、どんなお食事かな?」と、参加者みんなが楽しみするランチタイムが始まりました。
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