「京都御苑」の南側から寺町通を少し南に行くと、青い日よけがあるお店があります。
エプロンの専門店の「SUZUYA」です。店内には、色とりどりのモダンなパターンの生地で作られたエプロンが、いろいろ。
丈夫なコットンでしっかり縫われたエプロンは、首に負担が少ないようなウエスト部分でしっかり締められるようになっています。脇には、大きめサイズのポケットと、手を拭くタオルがかけられる部分もセット。
「シンプルなデザインだけど、それだけに模様が素敵にみえる…」とミモロ。
実は、このお店は、昭和23年から続くユニフォームの専門店。レストラン、ホテル、病院などなど、さまざまな仕事の現場で使われる白衣をはじめ、仕事着の製造メーカーなんです。
「え?ユニフォーム?」と、ミモロ。店の奥は、さまざまな要望に対応するユニフォーム製造の事務所になっていて、その一角で見つけたユニフォーム。「わーコックさんだもんねぇー」
ミモロが着ているコックさんのユニフォームは、しっかりとした生地で作られ、洗濯にも型崩れしない、丈夫な縫製です。
その技術をもとに2年ほど前から展開したのが、一般向けのエプロンづくり。使用する生地は、国内産だけでなく、北欧などのものが主だそう。
「だから、おしゃれなんだー!」と納得するミモロです。
「本業は、もちろんユニフォーム製造ですが、一般の方にも喜んでいただける製品を作ろうということで、息子が主に担当しています。小物は家内の担当です」という社長の佐桑耕市さんと奥様。
店内には、エプロンの生地を使った、トートバッグ、小物入れ、コースターなどバラエティー豊かな商品展開。
実は、この小物づくりは、エプロンを作ったあまり布を利用したもの。
「なんかカワイイし、使いやすそう…」とミモロ。
「エプロンの生地で作るので、小物やバッグとお揃いになるんですよ」と奥様。
よく料理教室に通われる方が、教室で着る、おしゃれなエプロンを探しにいらっしゃるそう。
「作る数が少ないので、決して一緒のものを着てる人には会わないんですよー。東京の方がお客様には多いですね」と。
「わーバッグや小物とエプロンがお揃いなんてースゴークオシャレ!」
「この雲のパターンは、日本製の生地を使ったもので、海外からいらした方がお求めになりました」と奥様。
「キャーおしゃれー。こういうカラフルなエプロンを付けたら、お料理やお掃除なんか家事をするのが、楽しくなるねー」とミモロ。
「ミモロもこういうエプロン欲しいなぁ…」残念ながらミモロには、みんなちょっと大きすぎるよう。
でも、いつかできるといいなぁーと密かに思うミモロです。
大人好みの品々が揃う 御池通から丸太町通まで縦に走る寺町通。大人の京都旅には、おすすめの通りです。
ぜひ、そこに行ったら、丸太町通近くまで歩いて、このお店を覗いてみてはいかがでしょう。お気に入りのエプロンや小物に出会えるはず・・・。
*エプロンのお店「SUZUYA」京都市中京区寺町通丸太町下ル 電話075-231-7511 9:00~18:00 日曜・祝日休みときどき土曜日も休みに…。
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お洋服とのコーディネートができるね。お気に入りのエプロンをさがすのは楽しそう!
京都のものづくりっていろんなものがあって面白いです!