春の陽ざしが感じられるようになった京都。ミモロは、東山の「知恩院」へ出かけました。「心鎮まるねぇ~」と
眺めるのは、非公開文化財特別公開「京の冬の旅」で3月19日まで公開されている「知恩院」の「方丈庭園」です。
「もうすぐ今年の『京の冬の旅』終わっちゃうね~」と慌てて訪れました。
さて、「知恩院」は、法然上人を開祖とする浄土宗の総本山。
慶長8年(1603)には、徳川家の永代菩提所と定めた徳川家とは、深いゆかりのある寺院です。
境内の建物には、徳川家の家紋、三つ葉葵が施されています。
ミモロは、境内の北の黒門から入ります。
「こっちの方が、境内まで上がるの楽なんだ~」と、石段もなだらかで歩きやすいのでした。
東海道の京都への入口「粟田口」のそばに位置する「知恩院」は、街道を挟み北側にある「金戒光明寺」と共に、都に入る大名や人の流れを見張る場所としてにらみを効かせていたとも言われます。
お寺の石垣は、まるでお城を思わせる強固な石組。「なんかお城に来たみたい~」と思うミモロです。
「ここも犬のお散歩しちゃいけないんだよ~」動物のイラストが描かれた表示には、敏感です。
耐震、防火の設備を強化した改修工事も終えた「御影堂」。
そこから上がります。法然上人の御影を祀る建物は、寛永16年(1639)に徳川家光によって建てられ、現在国宝です。
内からは、読経の声が広い堂内に響いていました。まずは、しっかり参拝します。
広い縁の上をさかんに見上げている観光客が…「あの~もしかして忘れ傘探してるんですか?」と話しかけるミモロ。
「はい、どこかわからなくて…」とキョロキョロ。「ほら、あそこ~」と軒先を指さすミモロです。
「あ、ホントだ~ありがとう!」と嬉しそうな観光客に、ミモロもニッコリ。
さて、この骨ばかりの傘は、この建物を作った時に、名工の左甚五郎が魔除けのために置いて行ったという説や、建立当時の第32世雄誉霊厳上人が、かつてここに住んでいたキツネに別の場所を融通したお礼にこの傘をもらい、お寺の無事を約束したもらったというお話も…。ともかく雨水と関わりの深い傘を置くことで、火災除けになっているです。
「大切なお寺守るために、いろいろやってるんだね~」と、最新の防火システムと共にお寺を守る大切な役割を担う傘です。
「京の冬の旅」で公開されたのは、「御影堂」の奥に位置する「大方丈」と「小方丈」で、そこには、狩野派の襖絵や水墨画などが拝見できました。
さらに「方丈庭園」も…
江戸時代初期に小堀遠州と縁のある僧の玉によって作庭され、2021年に国指定の名勝になりました。
お庭を拝見した後は、もっと奥にある「権現堂」へ。ここには、徳川家三代、家康、秀忠、家光の御霊が祀られています。
「さぁ、いろいろ拝見したね~」とミモロは、境内を出ることに…
帰りは、三門から…
「う~やっぱりこの石段キツイね~」かなり急な石段で、上りより下りが怖いミモロ。
「転んで落ちたら大変だから…」と、そばのなだらかな石段へ。
なかなか慎重なネコです。
*「知恩院」の詳しい情報はホームページで
「知恩院」の三門から、円山公園へ進みます。「お天気がよくて気持ちいいからお散歩しようよ」と。
まもなく桜が開花して、人で賑わう「円山公園」。
「ここでひと休みする!」と、そこにあるカフェの「一休庵」へ。
う!?お散歩も目的はこれだったんだ~
ここには、コーヒーなどのほかに、みたらし団子やスイーツなどがいろいろ…。すでに何度か行ったことがあるミモロです。
カウンターでお品を注文し、テーブル席へ
しばらくして「はい、ミモロちゃんのご注文のみたらし団子どうぞ~」と、
「わ~蜜がいっぱい…きなこもある…」と、食べ応えのある3本セットです。
「あ、これ店長さんからミモロちゃんにプレゼント…」と小さくカットされたわらび餅です。
「え~いいんですか~うれしい!」前に伺ってお友達になった店長さんにお礼をいうミモロ。
「う~みんな美味しかった~」と満足顔。このエリアに来ると、よく立ち寄るカフェなのでした。
「さぁ、お家に帰ろう~」とミモロ。え?お散歩するんじゃないの?
「あ、そうだった~じゃ、少し歩こう…」お散歩の目的を果たし、その足取りもゆっくりに…。
*「一休庵」の詳しい情報はホームページで
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