高瀬川沿いにできた新しい商業施設「立証ガーデン ヒューリック京都」。そこにある「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」を見学しているミモロ。
東山の景色を一望する新たな客室棟を見学した後、向かったのは、歴史ある「立誠小学校」の面影を残しながら、改装した客室などの施設のある「schoolhouse棟」です。
「ミモロちゃん、こっちね~」とシニアスタッフの石倉さんに言われ、トコトコ歩いて入ったのは、ラウンジとパティオです。
「わ~なんかラグジュアリーなスペース…ここなぁに?」とキョロキョロ見回しながら尋ねます。
ここは、宿泊者専用の特別な場所。ワインやソフトドリンクを無料で楽しめ、施設内になる「立誠図書館」から借りた本を読んだり、思い思いの時間をのんびりと過ごせる場所。
「冬には、屋外のパティオでは焚火をする予定で、燃える火を眺めながら、心安らかな時間を過ごしていただけますよ」と。
「え~焚火?マシュマロやお芋焼いてもいいの?」とミモロ。「う~それはまだなんとも…」と口ごもる石倉さん。
「旧立誠小学校」は明治時代に創立した小学校。その校舎は、築93年たっているそう。耐震補強なども施しながら改装。
「階段の部分も残したんですよ~」かつての木製の手すりから、丈夫な素材に変更。「キャ~ここ滑りたい~」と階段の手すりをみると、滑り台にしたくなるミモロです。「危ないですか、そういうことは…」と石倉さん。「ネコでもダメ?」とミモロ。「はい、ダメ…」
旧校舎の面影を留める棟のフロアは、板張りです。天井も高めになっています。
「あれ?なんか奥になんかある~」とミモロ。ここは「Lab]というアート作品の世界観の中で過ごせる客室です。
そこには、坪庭のような空間があって、中には木が植わっています。
これは、植栽家 村瀬貴昭さんの新しいスタイルの盆栽。「なんか煙が出てる~」と不思議そうなミモロ。
また別のお部屋には、森で見つけたという苔に包まれた切り株が置かれています。
「ベッドからこの景色を眺めて、幻想的な世界をお楽しみいただけるんですよ~」と。
「へぇ~飛び石があるから、中で遊んでもいいの?」とミモロ。「え~それはダメです。中に入っちゃ!これは作品ですからね~」とミモロの行動に不安を抱く石倉さん。
さらに別のお部屋には、彫刻家の楽雅臣さんの自然の形象を表現した石彫作品が白砂のスペースに置かれています。
「わ~砂場~ここで砂遊びしたい~」というミモロ。「ダ、ダメです!白砂自体も作品ですから、絶対に入っちゃ…」と益々真剣な表情になる石倉さん。
「だって、ミモロ、ネコなんだもの…砂見るとお腹がグルグルしちゃう…」と危険な発言。
「さぁ、他の場所、ご案内します…はい、こっちね~」と、その場から急いでミモロを連れ出す石倉さんです。
ホテルの方も一切、この展示される作品に手を触れることはないそう。楽さんや村瀬さんのファンの方など、その作品を独り占めできる客室は、人気なのだとか。
旧校舎の面影を留める客室は、他にも…
いずれも高い天井や昔の梁、そして窓枠などが…「なんか落ち着くね~」とミモロ。
高層階ではないので、東山の景色は見られませんが、窓枠越しの景色には、なつかしさを覚える人も多いはず。
次に向かったのは、木の枠が続く廊下です。
その戸を開けると、中には、なんと60畳の大広間が…。
ここは、小学校時代の「自彊室」で、道徳や礼儀作法の教育に使われたお部屋です。
「すごい、こんな町中に、こんな大広間があるところ他にないかも…」と驚くミモロ。
ここでは、今後、宿泊者の体験プログラムなどを行う予定とか…。
歴史と斬新さを見事に融合させた新しいホテル。「あの~今度、ランチにいらしてください~」と、
「はい、今度、お友達誘ってきます~」とミモロ。
その日は、すぐに訪れました。
*「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」の詳しい情報はホームページで
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KBS京都とBS12の共同制作番組『京都の休日』に出てました。
観光業関係に完全に関係ない父親(現在故人)も京都市内の宿泊施設の報道で廃校を活用したらと口にしていたことを思い出しました。
まさか現実になるとは思いませんでした。
今後、京都市内で廃校活用の宿泊施設が増えるのかしら⁇