ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

会津藩主、松平容保が、京都守護職の折、本陣を構えた「くろ谷金戒光明寺」。冬の非公開文化財特別公開で

2013-02-23 | 寺社仏閣

NHKの大河ドラマ「八重の桜」を、毎週楽しみに見ているミモロ。
先週から、京都守護職に任じられた会津藩主、松平容保が、いよいよ京都に入り、本陣を構える場面に入りました。

ミモロの住む岡崎エリアの北側に位置する「くろ谷金戒光明寺(くろだに こんかいこうみょうじ)」こそが、松平容保が本陣を構えた場所。ミモロの家からも歩いていける距離にあります。


「わーおうちの近くが、大河ドラマの舞台なんだー」と、昨年の「平清盛」に続き、京都が舞台になりました。

会津藩主、松平容保役の俳優、綾野剛さん。「ドラマのキャスティングの中で、最もピッタリしていて、藩主らしい歩きかたやしぐさなど、カッコイイ!」と、ミモロはすっかり容保のファンに。そこで、容保さんの縁りのお寺に行くことに。

折しも今は、「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の時期。
ここでの見どころは、巳年の守り本尊の「普賢菩薩画像」や日本三文殊のひとつ「中山文殊像」、重要文化財の「吉備観音像」ほかと、大方丈の「虎の間」「松の間」そして昨年完成した「紫雲の庭」など。でも、本殿の「御影堂」は、昭和19年に再建されたもの。そして方丈の「虎の間」「松の間」の襖絵も古いものではありません。

今回、ミモロが楽しみにしたのは、会津藩縁りの品々の展示です。(撮影は、できませんでした…あしからず)
藩士が着用した兜や鎧、新島八重がここを訪れた時の写真などが見られます。
「うーん、あんまり展示物多くないねー」と、ちょっとがっかりしたミモロ。

「でも、ここに松平容保さんがいらしたんだよねー」
ミモロの脳裏には、綾野剛さんの松平容保の姿が浮かんでいるよう。
方丈の前庭に対し、しばし思いを幕末へと馳せます。

京都守護職に任ぜられた会津藩主、松平容保ら藩士一行は、京都の三条大橋に到着後、京都の人々の熱烈な歓迎を受けながら、鴨川の東側の黒谷に本陣を置きます。
さて、本陣に選ばれた「くろ谷金戒光明寺」は、浄土宗の大本山のひとつで、黒谷と言っても谷ではなく、小高い山の上にあります。
実は、徳川家康が、幕府を守るために、京都の動きを常に監視する二条城に京都所司代を設置した折に、いざという時に備え、東山の浄土宗総本山「知恩院」とここ「くろ谷金戒光明寺」を、石垣などを持つ城構えにしました。この2か所は、共に京都の町を一望できる立地にあります。いわば城塞なのです。

さらに、「くろ谷金戒光明寺」は、鴨川を渡り、御所までは2キロほど。徒歩15分圏内という好立地。地図では、黒谷、御所、二条城は、ほぼ直線上に位置しているのです。

しかも、千人を越す会津の家臣を伴った上洛。その宿舎として、約4万坪の広大な敷地と52の宿坊がある黒谷は、まさに本陣を構えるには、これほどの場所はなかったのです。


確かに、このお寺に来るには、坂道を上ります。

そして、本殿に立つと、
京都の町が眼下に。昔は、淀川の流れ大坂城まで眺められたとか。

今も、京都タワーは、見えます。

また、「新選組」の近藤勇や芹沢鴨が、容保に拝謁したのもここ黒谷で、「新選組」発祥の地とも。

特別拝観の後、ミモロは、墓所のある山へとさらに上ります。
ミモロどこ行くの?
「あのねー、ここにお詣りするのー」と
山の頂付近にある何万とも思われる墓石が並ぶ墓所の一角に、鳥羽伏見の戦い、そして蛤御門の戦いでの戦死者を祀る「会津墓地」があります。

石垣で区切られた一角です。

現在も毎年、会津藩主松平家の末裔列席のもと、「会津藩殉難者追悼法要」が行われます。

幕末の歴史は、歴史がすべて勝者の記録であるように、徳川方は、悪者に描かれがち。でも、今回の大河ドラマは、会津サイドの視点で、多くの幕末ドラマとは、違った見方ができそうです。

「これからもっとここ、黒谷がドラマに登場するのねー楽しみー」と、すっかり大河ドラマにはまっているミモロです。

ちなみに、今回の非公開文化財特別公開で、昨年4月、法然上人の800年大遠忌の記念に作庭された「紫雲の庭」も公開。庭内には、「ご縁の道」という散策路も。


道の傍らに立つ石の塔の足元に、見つけた小さな石像にミモロは、興味を抱きます。

「あれーこれカエルの石像…なんでここにいるんだろ?」
お寺を案内する方に伺っても「え、そんなものありましたか?」と。

人生を映したという「ご縁の道」。「もしかして、これヨミガエルって意味?」と、ひとり勝手に解釈したミモロです。

*「くろ谷金戒光明寺」の詳しい情報はホームページで。


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昭和が香る、温かな灯り。京都岡崎あかりの専門店「タチバナ商会」。種類豊富な昔の照明器具

2013-02-22 | お気に入りの品

動物園の前の岡崎通を北に進むと、黒い町家があります。
ハクボクを使った手描きの表示…なんか不思議な感じのお店。入口の板戸が締まっていて、「営業してるのかな?」と、ミモロは、いつも通るたびに思っていました。

「なんのお店かな?あかりって書いてあるから、照明関係のお店だね…ちょっと覗いてみよう…」と、中が見えなくて、なんとなく入りにくい雰囲気のお店に、ある日、思いきって入ってみることに・・・・。

店内に入ると、そこは、天井からたくさんの照明が下がっている明るいお店。

「なるほどー照明のお店だから、わざと店内を暗くするために、戸を閉じているんだー納得!」

ここは、あかりの専門店「タチバナ商会」。大正時代に木屋町で照明器具の問屋をしていたそうで、現在は、4代目になる40代の店主、佐藤さんが担っています。
天井から下がる照明をはじめ、扱う品は、明治、大正、昭和のもの。古いお家などで使われていたものを、佐藤さんが手入れしたり、また現在の生活で、すぐに使えるように、コードなどを改良したもの。

天井から下がるペンダントライトと壁に付けるタイプ、またスタンドなど、さまざまなタイプが、常時1000点以上揃っているそう。

店内のインテリアもクラシックな感じ。


「なんかあたたかい感じの照明…」と灯りを見つめるミモロは、やや黄色に。
白熱灯の灯りは、青白い光の蛍光灯とは違い、やや黄色味を帯び、ロウソクのあかりを想像させます。

「今の住宅の多くは、天井に埋め込むタイプのシーリングライトが好まれているようですが、部屋を明るくするという機能性を優先させている気がします。照明の魅力は、ただ明るくするだけではありません。昔の照明には、もっと個性があり、部屋の雰囲気をいっそう高めることができたんです。ここには、今の照明器具に物足りなさを感じる人が、全国からいらっしゃいます」と。

明治、大正、昭和初期は、まだ電灯には、憧れが…。大正時代から昭和初期のころは、木屋町にあったお店には、大勢の人が押し寄せて、照明器具は、飛ぶように売れたそう。
「今は、灯りにこだわりのある人に向けて、販売をしています。本当に、昔の照明器具は、趣があり、そこに心惹かれます」と佐藤さん。


「こんな照明、素敵だなぁー」とミモロは、ペンダントライトを見上げます。



昭和生まれの人なら、昔、家にあったと思う照明が、このお店にはあるんです。

そう、このお店は、まさに昭和の香りがいっぱい…。

「2階に上がってみてください…」と店主の佐藤さんに言われ、ミモロは、お店の奥の階段へ向かいます。

階段の両脇の壁には、昭和を代表する歌謡曲のレコードジャケットなどが一面に張られて、「あ、これピンクレディー」平成生まれのミモロも知っているものも。

2階には、なんと小さな和室が。
玉すだれのような仕切りが下げられた入口。
そう、昔の家には、こんなすだれみたいなものが下がっていました。
「これ、なんのために下げるの?だって中、丸見えじゃない…カーテンとかブラインドならわかるけど…」とミモロ。「まぁ、結界みたいなものでしょうね…ここからは、別の空間ですよーっていう…」と佐藤さん。

さて、部屋の中は…

丸い卓袱台と座布団、そばには、黒い電話。「わーマンガがあるー」昭和に人気だったマンガ本などが卓袱台の上に。
「なんか昔の広告があるー」
テレビやラジオ、洗濯機、炊飯器、石鹸、薬などなど、昭和に普及した電化製品や日用品の広告がいろいろ壁に貼られています。

「わー『三丁目の夕日』の映画みたい…」ミモロには、珍しいものばかり。
すっかりこの部屋が気に入ったミモロ。おもちゃで遊び始めました。

さぁ、もうおいとましましょ…。「えーもう行くのー」と、もっとこの部屋で過ごしていたい様子です。
「今度、ポッキーやマーブルチョコレートもって来よう…」
ここで、食べちゃだめ!

2階の窓から外を見ると、「京都市美術館」の建物が。もう日は西山に沈んでいました。



店主の佐藤さんの昭和への思いが感じられるお店。昭和に育った者にとっては、懐かしいものばかり。子供のころに戻ったような心地になります。店に流れる音楽は、荒井由美のLP「ひこうき雲」。思わず「うわー懐かしい!」と口にしてしまいました。

このお店にいると、昭和の思い出が浮かびます。
ひと昔前、灯りは、今ほど、明るくなく、また、家庭に設置される数も多くはありませんでした。トイレの電球も暗くて、夜中にトイレに行くのが怖かったことを思い出します。今、トイレを怖がる子供はいないことでしょう。書斎替わりに、本や新聞を読むお父さんもいるほど、トイレは明るいスペースです。

でも、暗めな照明は、きっと悪いことばかりではなかったはず。
夜、家族が集まって、みんなで食事をしたのも、茶の間の電球の下でした。
昔の照明は、今も残る思い出を作る力があったようです。

また、灯りと言えば…以前、ヨーロッパの友人が、日本に来た時「日本の家は、灯りの表情がない…」と言っていました。天井の蛍光灯が、部屋全体を照らす日本の住まい。それに比べ、ヨーロッパは、間接照明を組み合わせ、夜の雰囲気を作り上げます。部屋のすべてが明るいわけではなく、夜の闇があるからこそ、灯りの光が映えるのだそう。

家の蛍光灯の照明に、味気無さを感じてしまう…そんな思いを抱かせる個性豊かな照明器具が揃うお店です。

*「タチバナ商会」京都市左京区岡崎南御所町22-11 電話75-762-0087 12:00~18:30 日曜休み
京都市動物園のそばです。詳しい商品の情報はホームページで。取り寄せも可能です。



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北野天満宮、梅情報。早咲きの梅は、「ちらほら」。あともう少し・・・でも、春はすぐそこ・・・

2013-02-21 | 自然

北野天満宮の春が始まりました。ミモロは、まだ寒さが厳しい中ながら、梅の花を期待して、北野天満宮に出掛けました。

すでに境内には、「梅苑公開」の看板が。

受付には、梅の開花状況を伝える張り紙も。
「ちらほら…だって…」確かに、梅苑を眺めると、まだ枝しか見えません。

「やっぱりまだ早かったかー」と…。でも、境内に入ると・・・。
「あ、咲いてる…」
丸い蕾が、枝にいっぱいついていて、その中の一部は、咲きはじめています。

「わーいい香りがするよークンクン」梅の花に鼻を近づけると、かすかに甘いいい香り。

まだ、ごく一部…という感じですが、日を追うごとに、確実に開花が進んでいるよう。

ミモロは、境内の中を咲いている梅を探して歩き回りました。

「あ、黄色いロウバイは、咲いてる…」

香りの高いロウバイは、今が盛りという感じ…でも、ロウバイは梅の仲間ではありません。

蝋梅(ロウバイ)は、梅と同じような時期に咲き、梅同様いい香りがするため、梅だと思われていますが、ロウバイ科ロウバイ属に分類されます。一方、梅は、バラ科サクラ属で、桜の仲間です。


「そう、言われてみると、確かに梅や桜とは、ちょっと雰囲気が違う感じ…」と、改めて花を見つめます。

梅は、まだ…というところですが、境内は、人の姿が目立ちます。本殿の前には、お詣りする人が列を作っていました。
若い人たちが多いのは、そう受験シーズンだから…
境内には合格祈願の絵馬を書くための、テントも。

「東風吹かば…」という菅原道真の歌。九州に左遷される前に歌ったもの。


「あ、小さなミカンがなってるー」食べ物に敏感なミモロです。
「でも、鳥がたべてないところを見ると、きっと酸っぱいんだー」と、美味しそうなのに…と、ちょっと残念そう。

「牛さんも、まだ寒いから風邪ひかないようにね…」と言いながら、冷たい風が吹く中、境内を後にするミモロです。

*「北野天満宮」の梅情報は、ホームページで確認できます。まだ満開まで1週間は、かかりそうです。




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「くらしの器と切子ガラスの店 結(ゆい)」。作家ものの器が多数。切子ガラス体験教室も開催。

2013-02-20 | アート

京都は、町歩きが楽しいところ。「お散歩すると、いろんなものに出会えるんだよね」と言いながら、二条麩屋町を付近を歩いていたミモロ。「ここのお店、覗いてみよう…」と興味を抱いたのは、「くらしの器と切子ガラスの店結」。


古い町家を改装し、器のお店ができたのは、5年ほど前。「結」を取り仕切る金子こずえさんが、ミモロにいろいろな器を見せてくれました。

金子さんが、心惹かれた器作家さんの作品は、いずれも暮らしを、いっそう豊かなものにしてくれる美しさを持ち、なおかつ、使いやすいものばかり。

「こんな器や土鍋があったら、お料理が楽しくなるねー」と、店の器をいろいろ見て廻るミモロです。

近畿を中心に、全国で活躍する作家さんの個性豊かな作品が、いろいろ。

さて、陶器の作品と共に、店に並ぶのは、美しい切子ガラスの作品。


江戸時代、薩摩藩主島津斉彬によって発達した切子ガラス。さまざまな表情を見せるガラスの美しさは、今も多くのファンを魅了します。薩摩切子は、ガラスの表面の色のついた部分を削り、模様を刻む技法。色のグラデーション(ぼかし)や細かい技法が特徴です。薩摩藩の産業のひとつとして発展し、あの篤姫の嫁入り道具のひとつにも。
しかし、斉彬の死後、事業は縮小、さらに薩英戦争や西南戦争などの動乱で、その技術は途絶えてしまいます。その後、薩摩切子の技術を持つ職人たちは、大阪や江戸へ移り住み、江戸切子などの発展に携わることに。現在、薩摩切子は、現存する貴重な品々から復刻生産されています。


「結」には、現代の切子ガラス作家さんのモダンな感覚の作品が、多数。自分のお気に入りのグラスが欲しくなる、魅力的な作品です。

「切子ガラスすきなんですか?」「はい、とてもキレイだし、温かい感じがして…いいなぁって思います」とミモロ。


実は、この日、お店の一角では、切子体験教室が行われていました。

透明なガラスに、ダイヤモンドによる荒削り、そして砥石による石かけをする1時間30分ほどの『体験コース』(参加費用1800円、材料費300円~)です。

すでに3回ほど作品づくりを体験しているという、井上小夏ちゃんのご家族。

「すっかり切子ガラスにはまってしまって…。作品を作るのが、楽しくて…ガラスを削る時間は、無心になれる素晴らしいひとときです」と。
「わーこんな素敵なお皿ができるの?」とミモロ。
小夏ちゃんの切子ガラスの作品もステキです。

「よかったら、やってみますか…」と、この日指導してくださる切子ガラス作家の沖谷京子さん。「えーミモロでもできるかなぁー」と、ちょっと不安な様子。「大丈夫ですよ」と、すでに完成間近な作品の一部を削らせてもらうことに…。

「わードキドキしちゃう…」
ミモロは、沖谷さんに手伝っていただきながら、切子ガラスに挑戦します。

「しっかり持ってねー」もう返事もできないほど、真剣なミモロです。

しばらく、ひとり黙々と作業を…。

「今度は、自分の作品を作ってみたいなぁー」と、切子ガラスの魅力にはまってしまったミモロでした。


*「くらしの器と切子ガラスの店 結」京都市中京区尾張町212-1 電話075-334-5821 12:00~18:00 火・日曜・祝日休 切子ガラス体験教室(毎週土曜開催)など、詳しい情報は、ホームページで。

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京都岡崎「オ タン ペルジュ」大評判のキッシュなどのフレンチ惣菜。種類豊富なケーキも人気。

2013-02-19 | グルメ

春は、桜が見事な岡崎の疎水と白川。その景色を眺めながら、ステキなティータイムが過ごせるのが、フレンチの惣菜など持ち帰りのできる品々が豊富の「オ タン ぺルジュ」です。


お家から近いのでミモロは、ここの常連。「ちょっとお腹が空いた時、ケーキやキッシュなどをひとつ買ってかえるんだー」と。
今日は、ランチを楽しみにトコトコとお出かけです。

お店に付くと、まずケーキなどが並ぶケースをチェック。

「わー美味しそうなものがいっぱいー」

もともと京都で有名なフレンチレストランのフランス惣菜料理のお店で、ここの料理のほとんどが持ち帰りできるものに。イートインスペースも素敵なので、のんびりランチやお茶を楽しむには絶好の場所。もちろん料理の美味しさも評判です。

「あ、ミモロちゃん、いらっしゃいませ」
お店のスタッフともミモロは、顔なじみ。
「えーと今日は、ランチをいただきにー」窓側の席に座って、さっそくメニューを。

11時~14時に食べられるランチセットは、キッシュ、サラダ、お肉の3種類。(各1800円)
それぞれにスープ、パン、飲み物が付いています。

「うーどれにしようかな?」と悩むミモロ。ふとさっき見たケースの上のキッシュが目に…。

「これ、すごく美味しいキッシュなんだー」と。以前ミモロは、このキッシュをホールで買って、オーストラリアから来たお友達にプレゼントしたことがあります。キッシュの味にうるさいお友達も、「すごく美味しかった!」とお礼のメールをくれるほど…。


「やっぱりキッシュのセットお願いします」と。まずはスープが運ばれます。
今日は野菜のポタージュ。「わーフワフワの泡…まるでカプチーノみたい…フー」と息を吹きかけ泡を揺らします。

「円やかなお味…美味しい…」口のまわりに泡を付けながら、味わうミモロ。
バゲットも温かで、パリパリの皮も香ばしく…。

「はい、お待ちどうさま…」
「わー美味しそう…大きなキッシュ…」
キッシュは、4分の1カットのたっぷりサイズ。お皿には、スモークサーモンのサラダとカニのムーストマトのジュレも。食べごたえも満点。
オシャレな店内で、のんびりランチを頂きます。
「わーカニのムース美味しい。お野菜もたっぷりでヘルシーだし、何と言っても、このキッシュは絶品!」と。
固めのキッシュが多い中、こちらのは、やわらかい感じ。周囲の皮が、さらに美味しさを誘います。

さて、飲み物は…ここは、紅茶とハーブティーがおすすめ。種類も豊富に揃っています。
ミモロは、「あのーお外で飲んでもいい?」。この日は、テラスの席も空いていたので移動します。

実は、春は、テラスの前の白川には桜並木が続き、お茶を飲みながら、桜見物が…。

(お店は、写真のマンションの1階です)
「ホントに、桜の頃は、白川沿いのお散歩が大好きなんだー」と。

また、ミモロは、よくこちらの焼き菓子をお友達のお家に行くときの手土産に。

「パッケージもかわいいんだもの…。紅茶も美味しいんだよー」

今は、ホッとショコラが人気…体が温まる冬だけの味…

桜の頃から秋にかけて、大人気のお店。今頃なら、ゆっくり過ごせます。

*「オ タン ペルデュ」京都市左京区岡崎円勝寺町64-1電話075-762-1299 月曜、火曜 不定休あり 「国立近代美術館」のすぐそば。



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