ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[上賀茂神社」参拝の時のランチに「一膳飯屋りぃぼん」。食べ応えのあるランチメニュー

2022-03-26 | グルメ

「わ~いろんなメニューがある、迷っちゃう~」と、ミモロがお品書きを見ながら悩むのは、

「一膳飯屋りぃぼん」です。

「上賀茂神社」にお友達と参拝した後、「ミモロちゃん、美味しいランチの場所があるから、行ってみない?」と誘われました。

「どこにあるの?」とミモロ。それは、神社の西側の道沿い。ミモロがよく行く「今井食堂」の北側の並びです。

「あ、ここ…???」何度も前を自転車で通ったことがありました。


落ち着いた雰囲気の建物の中へと進みます。

「わ~広い~中こんな風になってたんだ~」外観から想像できない広いお店です。

大きな一枚板のカウンター。そこに座って、改めてメニューをチェック。


そこに書かれたランチは、3種類。「銀シャリ御膳」2420円、「マルウマ御膳」1870円、「お気軽ごはんセット」1430円です。
それぞれメインの料理は、わかりやすい写真の料理から選びます。
「京風さっぱりおろしハンバーグ」をはじめ、美味しそうなものがいろいろ。

ミモロは、「豚ロースカツのカツとじ」の「お気軽ごはんセット」を注文。そこにはごはん、豚汁、コーヒーが付いていました。お友達は、店一番人気の「煮込みハンバーグ」です。

カウンターでは、シェフをはじめ、スタッフの方々がキビキビと働いています。

「わ~美味しそう…」とカウンター越しにミモロは、シェフの盛り付けを見つめます。


「あれ、ミモロのカツかな?」と、豚ロースのカツを揚げるところを見つめます。

「もう少しね~」と真剣な目つきに見つめるミモロとお友達。待ち遠しい時間です。

やがて「どうぞ~お待ちどうさまでした~」とミモロの前に注文した料理が…。

「う~美味しそう~」揚げたてのロースカツが入った土鍋がミモロの食欲をそそります。

揚げたてのロースカツは、衣も香ばしく、「美味しいね~」とミモロ。野菜いっぱいの豚汁。さらにサラダも…近江産コシヒカリのごはんも食欲をそそります。

お友達が注文した土鍋に入った「煮込みハンバーグ」も一口分けてもらうことに。

「ミモロちゃん。土鍋に触ったダメよ~焦げちゃうから…」とミモロを気遣うお友達。

「ふ~食べ応えあったね~」とポッコリお腹をさすります。

食後は、コーヒーを頂きました。


「何度もお店の前を通過していたの~もっと早く来ればよかった~」とミモロ。
「はい、またこれからもいらしてくださいね~」と、シェフが手を止めて…。

すでにここにお店ができて数十年に…ここは北白川にある「フレンチレストラン リーボン」の姉妹店。
「え~北白川にもお店あるんだ~」とミモロ。おそらく何度も近くに行っているはず…。
「今度そこにも行ってみよう~」と思うミモロです。

食後のスイーツもいろいろあるのですが、「う~もう食べられない~」と写真を見て残念そう。


ランチタイムは、満席になるので、スイーツだけの場合は、14時以降なら…と。

テイクアウトメニューもいろいろあるので、桜の時期は、賀茂川沿いでランチするのもいいかも。


*「一膳飯屋りぃぼん」京都市北区上賀茂朝霞が原町28-20 ☎075-723-3329 ランチ11:30~14:40LO 夜17:00~20:50LO 水曜休み


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植物園の東側にある安藤忠雄建築の「陶板名画の庭」。世界の名画がすぐ近くで見られる

2022-03-25 | 博物館・美術館

京都府立植物園に行ったら、ぜひ寄りたい「陶板名画の庭」。

ミケランジェロの「最後の審判」が、すぐ近くで鑑賞できます。

ミモロは、「京都府立植物園」で春のお花を楽しんだ後、その東側にある「陶板名画の庭」に行くことに。「ここ、前にも来たことあるけど…久し振りに行ってみよう~」と。入場料は100円なので、気軽に行くことができます。

ここ「陶板名画の庭」は、有名な名画を、そのまま陶板画にして、屋外で楽しめるユニークな美術館なのです。
全部で8点あり、その内4点は、「1990年国際花と緑の博覧会」に出展されたもの。なんでも、これらの陶板画は、堺屋太一さんの発案企画で、ダイコク電気株式会社から京都府に寄贈されたものだそう。
その陶板画を展示するために、建築家安藤忠雄さんが設計した建物なのです。


入口に20mほどズラーと続くのは、京都高山寺が所蔵する鳥羽僧正作の「鳥獣戯画」です。

「長~い。でもすごく見やすいね~」とミモロ。

それもそのはず原寸を縦横2倍に拡大。だから登場する動物たちの表情や姿がすごくよくわかります。
ミモロの大きさと比べても、その大きさがわかります。
「うさぎとキツネ、あそこにカエル、サル、あ、ネコもいる~みんなとても生き生きしてる~楽しそう~」と。なぜか、馬や鹿などは、擬人化されていません。

ちょうど目の前に広がるため、とにかく見やすい…。

「楽しかった~」と、擬人化された動物たちに共感を覚えるミモロでした。
まさに漫画のような楽しさを備えた「鳥獣戯画」。昔からアニメに通じる感性を日本人は持っているのだろうと思わずにはいられません。

なだらかなスロープを歩きながら眺められる名画。
「あれ知ってるよ~レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」だ」

こちらはほぼ原寸。

また人々の様子が細かく描かれた作品は、台北故宮博物院にある張澤端作「清明上河図」。

こちらも縦横2倍に拡大。原画は損失し、残された写しを基に作られたもの。こちらも拡大されているので、細部までよくわかります。

スロープの途中から眺めることができる「最後の審判」

バチカンのシスティーナ礼拝堂にあるものの原寸。
「バチカンでは、こんなに近くで見られないね~」
下からは、まさに見上げるほどの大作です。
「すごい~でも、ちょっと怖い~」とミモロ。

そうミモロの位置からだと地獄の場面しか見えません。

ほかには、モネ作の「睡蓮・朝」、スーラ作の「ラ・グランド・ジェット島の日曜日の午後」、ルノアール作の「テラスにて」の原寸、ゴッホ作の「糸杉と星の道」縦横2倍拡大の陶板画が見られます。


「なかなか楽しかった~」と、改めて訪れて、前とは異なる部分をじっくり見られたり…。

北山通に面した「陶板名画の庭」。近くにランチなどで訪れた時にもぜひ…。

*「陶板名画の庭」の詳しい情報はホームページで


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京都の春…早咲きの桜が満開の「一条戻橋」。「京都府立植物園」も春の花が迎えます。

2022-03-24 | 京都桜の名所

「わ~きれい~春だね~」とミモロが歓声を上げたのは、京都堀川の「一条戻り橋」です。

ここの桜は、早咲きで、京都市内でもいち早く満開を迎えることで知られます。


彼岸桜の一種で、ここの桜が咲くと、「もうすぐ桜の時期やね~」と京都の人は思うのでした。

「今年は、お花が密だね~」とミモロ。

なんとなく色も濃い感じです。

「わ~い、春だね~」と、今年の冬の京都は、昨年よりも雪も多く積もり、寒さも厳しいものでした。それだけに、春が恋しいミモロです。


春と言っても、空気が冷たい京都。お日様はピカピカですが、空気の冷たさは、自転車を乗ると実感。

「でも~もっと春に会いたい~」というミモロは、次の日に「京都府立植物園」へ向かいました。


ミモロが北山通の方に出かけると、「ちょっと寄ってく~」と訪れる植物園。
京都を訪れる観光客は、神社仏閣へ向かいますが、桜などを見るには、ここがとても素敵であると、ミモロは思っています。

「いい香り~クンクン」植物園にある梅も満開に…。

「ちゃんと植物は、春が来たのを知ってるんだね~」

「どうして植物って、春がわかるの?」と、非常に素朴な疑問。それは日照時間によるもの。
「そういえば、夕方、遅くなったね~」春分の日を過ぎ、以前は、17時には、暗くなっていたのに、今はまだ明るい感じです。

植物園には、春の花が植わっています。

「あ、ここにも咲いてる~」

植物園のあちこちを歩くと、いろいろな花に出会います。

「これ、シクラメンだ~」小さな花をつけたシクラメンです。

「ヒヤシンスもいい香り…」


まだ植物園は、本格的に春の花は咲いていませんが、その準備は着々と。
「これ、チューリップだ~もう少しするとたくさんのお花が見られるね」


「また、来なくちゃ~」と、毎月、その景色を変える植物園は、ミモロにとって楽しみな場所のひとつです。


尚、恒例の「桜のライトアップ」は、3月26日から4月10日を予定されています。
でも、まだ今週は、桜はあまり咲いていないと思われます。4月になってからがおすすめ。


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宿場町大津の魅力をお買い物。大津絵の専門店や漬物、和菓子の老舗など

2022-03-23 | 国内旅行

『びわ湖大津観光協会』主催の日帰りツアー「大津百町膝栗毛ツアー 宿場町名物 大津絵めぐり」に参加したミモロ。ツアーの最後は、大津の名物がお買い物できるお店を巡ります。

初めに訪れたのは、大津絵の専門店「大津絵の店」です。

ここには、江戸時代から代々、その技を受け継ぐ、大津絵の絵師の作品が揃っています。


店の中には、板の上に描かれた大津絵が、昔の様子を伝えます。

「江戸時代から明治まで、多くの旅人が買い求めた絵なんだよね~」とミモロ。

旅のお荷物にならない紙製の大津絵は、東海道の旅人の人気のお土産。
多くのニーズに応えるために、大津絵は、短時間でコストを下げて作られるものだったとか。
版画なのですが、浮世絵のようにたくさんの版を用いず、色も少なめ。描き方も異なります。
まずは、色の部分を版で押し、それから輪郭を墨で描くので。
 
「この上に、輪郭の線を描きます」とお店の方が見せてくれた、作品の工程。
そのため、輪郭の墨の線には、かすれや太さの強弱があり、それが大津絵らしい温かみをもたらします。


江戸時代には、たくさんの大津絵のお店があったそうですが、それがほとんど無くなってしまったのは、人の移動手段の変化によりもの。つまり東海道に鉄道が開通し、宿場町としての大津を通過してしまうから…。宿場町も鉄道の開通で廃れていきます。
「そうだよね~京都まで、電車なら10分くらいだもんね~」とミモロ。
「ようこそ~」とお店の方からツアー参加者に記念品が渡されました。

「きゃ~嬉しい~」と一筆箋を受け取ります。

次は、菱屋商店街にある嘉永3年創業の漬物の老舗「八百与」です。


大津は、東海道53次の最後の宿場町であり、琵琶湖の水運や三井寺の門前町として栄えた宿場町で、ミモロの参加したツアーの「大津百町」というタイトルは、江戸時代に100を超える町があり、約1万5000人が暮らす大きな宿場町から。
農産物の生産地の滋賀は、漬物の食材に恵まれた地。いろいろな種類の漬物がお店に並びます。


千枚漬けなどは、宮内庁御用達になったそう。そんな店を守るご店主ご家族。

その味は、地元だけでなく全国に多くのファンを持っているそう。
*「八百与」滋賀県大津市長等町2丁目9-4 ☎077-522-4021 10:00~19:00 日曜休み

それから和菓子の」「鶴里堂にも伺いました。

明治29年創業で大正天皇にもお買い上げいただいたという和菓子店です。

四季折々の生菓子をはじめ、大津の伝統文化に関連したお菓子など、地元の人が愛するお店です。

大津絵にちなんだ干菓子、和三盆糖の「藤娘」。お土産にしたい一品です。


大津は、今も江戸時代から続く宿場町の面影を留める貴重な町。

細い道なども巡りながら歩く町は、京都が失ってしまった風情を留めています。


京都からJR新快速で2つ目の駅。10分くらいで到着します。
「観光客も京都ほどいないから、ゆっくり楽しめるのもいいね~。見どころもいっぱいあるし~」とミモロ。京都に暮らしながらも、あまり訪れる機会がなかった大津に、ミモロは興味津々。

すごくわかりやすくて詳しい説明のガイドのジェニファーさん。そして参加者を気遣う「びわ湖大津観光協会」の宮本さん。大変お世話になりました。


ツアーは、所要時間5時間半。参加費は7000円です。
詳しくは「びわ湖大津観光協会」のホームページをご覧ください.ほかにもいろいろなツアーがありますよ

「バイバイ~またね~」と、解散場所である「JR大津駅」前で、いつものように手を振ってお別れしました。

そこからミモロは、京阪電車の「浜大津駅」まで歩き、琵琶湖を眺めてから帰路に着きました。


「大津絵の旅~面白かった~知らないことばかりだった~」と興奮気味のまま、京都へと向かいます。


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東海道の宿場町、大津。「大津百町膝栗毛ツアー」で頂く 名物大津絵に因んだ「薬膳精進御膳」。

2022-03-22 | 国内旅行

「びわ湖大津観光協会」が主催する大津の魅力を楽しむ日帰りツアー「大津百町膝栗毛ツアー 宿場町名物 大津絵めぐり」に参加しているミモロ。いよいよお楽しみのランチ「大津絵 薬膳精進御膳」の時間です。


「圓満院」の境内にある食事処「遊々亭」に移動します。

まずは、入口で体温チェックとアルコール消毒…「はい、大丈夫ですね~」


そこに用意された「大津絵 薬膳精進御膳」(5500円)は、大津絵10種に因み10種類の料理が並びます。

「わ~たくさんお皿が並んでる~」と嬉しそうなミモロ。

滋賀の豊富な食材を使い、しかも体にいい薬膳で仕立てです。

それぞれの料理には、小さな札が付いています。その料理が大津絵の何をイメージしているかを示しているのです。

例えば、「鬼の念仏」は、蓮の実入りの春巻きのような揚げ物。カレー味になっています。「あ、鬼さん改心して片方が折れてる…」なかなか芸が細かい…。


美しい「藤娘」は、藤の花の蜂蜜を使った爽やかな色合い。


「瓢箪鯰」は、鯰をナスの揚げ浸し、それに瓢箪の漬物が添えられ、まさに大津絵のイメージそのもの。


「座頭」は、高利貸をしていた人もいたので、巾着袋で、中にはさつま芋が入っています。


「槍持ち奴」は、勇ましい槍を酒粕グリッシーニで。そして奴さんは、折り紙のように春巻きの皮を折り込んで中に、梅肉が…。

など…10種類に及びます。
料理に添えられた解説書を見ながら味わうのも楽しいもの。

この料理を手掛けたのは、出張料理人として人気のさんだきよみさん。

「お寺からお話を頂き、いろいろ考えて作りました。この料理に使う水も、お寺の名水なんですよ」と。さんださんの豊かな想像力と料理の腕が訪れた人たちを楽しませてくれました。
まさに体が蘇るような薬膳精進御膳です。

「ごちそうさまでした~」としっかり頂いたミモロ。さぁ、午後のツアーに出発です。

「三井寺」の周辺は、桜が多く、まだ咲いていないのが残念…。


特に、琵琶湖疏水沿いの桜並木は有名。まもなく、ここの水量もアップして、京都岡崎への遊覧船もスタートします。
 

「一度乗ってみたいなぁ~」というミモロです。


「また、桜が咲く時期に来ようね~」と、4月上旬ごろの開花を楽しみにするミモロでした。

*「圓満院」の詳しい情報はホームページで

*大津の魅力を楽しめるツアーがいろいろある「びわ湖大津観光協会」のホームページもぜひ

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