ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都宇治の「縣神社」の初夏の祭「大幣神事」。いよいよクライマックス。あがた通りを疾走する大幣と馬

2024-06-10 | 体験
晴天に恵まれた6月8日。京都宇治の「縣神社」では、「大幣神事」が行われました。


宇治の町を巡行した大幣と騎馬神人などが、再び神社に戻り、いよいよ神事のクライマックスへ
「え~今から何が始まるの?」と知らないミモロは、通りのそばで大幣を見つめていました。

大幣を持っていた幣差の人たちが、大幣に繋がる綱を握りしめながら、交通規制で、車が一切いない交差点で、大幣を中心に、その周りを回り始めました。


青空に差し上げられる黄色い傘…


結構速い足取りで、回る幣差のみなさん。


「これから、もっと高く差し上げるのかな?」と、剣鉾の差し上げを想像するミモロです。


3回まわり終わった時、突然、バーン!という大きな音が響きます。
見ると、大幣は、道路の上で、ペシャンコに…それを幣差たちが、綱で引きずりだしました。


「え?!何?!」とミモロは、目の前の光景にビックリ!!

黄色の傘も松の木も、地面に叩きつけられ、それを幣差たちが引きずりながら、全力で「あがた通り」を宇治橋に向かって走り出したのです。

「わ~すごい!」初めて見たミモロは、ただただ驚くばかり。あっという間に、その姿は通りの向こうへ小さくなってゆきました。


その姿が、交差点から見えなくなった時…


それまでじっとしてた馬が、交差点の中央に…そして、胴に蹴りが入ると、勢いよく走りだしました。


馬の蹄の音が響く通り…風を切り、騎乗する神人の御幣がもぎ取れるスピードで疾走。


「わ~」と言葉もないミモロ…蹄の音だけが響きます。


「もう見えなくなっちゃった~」

通りは、静寂に包まれました。宇治橋に到着した大幣は、宇治橋の上から、川に投げ込まれ、あらゆる穢れを祓う「大幣神事」は納められるのです。

「これ、拾ったの…」とミモロは、通りに落ちていた大幣の一部を拾うことができました。

地元の方に伺うと、「これはあらゆる病気や穢れを払ってくれるお守りですから、お家でお祀りしてください~」と。

ほどなくして、交通規制が行われる通りの向こうから、馬の姿が…。

「あ、戻って来たんだ~」見事な騎乗を披露した騎馬神人。ホッとした表情が印象的でした。

続いて、汗びっしょりの幣差のみなさん。100mを超える距離を全力疾走。「お疲れさまでした」と思わず声を掛けたミモロ。

笑顔で返してくださいました。「きっとこの日のために、ランニングのトレーニングしてるよね~」と想像できます。

「幣差さんたちが戻って来たってことは、大幣は宇治川に投げ入れられたんだ~見に行かなくちゃ!」
ミモロは、交通規制が解除された通りを、宇治橋に急ぎます。

「どこに大幣あるのかな?」と橋の上から川を見渡すと…


「あ、見つけた~」橋のそばに川の浅瀬で引っ掛かっている大幣を発見。


「お疲れ様~」と声を掛けるミモロ。ついさっきまで、3つの黄色の傘と松とたくさんの御幣で華やかに飾られていた大幣。あらゆる穢れを身に受けて、そして最後は、川に投じられ、木材だけになってしまった大幣の身を呈した姿に感動さえ覚えます。


この日、偶然、草に引っ掛かった大幣。だからこそ最後の姿を拝むことができました。順調に川の流れに乗っていたら、もうここにはないかも…。「このまま、しばらくしたら大阪湾まで流れるのかな?」とミモロ。う~その前に回収されると思われます…。

橋の上から、大幣に手を合わせるミモロでした。

初めて参拝した「縣神社」の「大幣神事」。あがた通りを疾走する姿に感動。長年守り続ける神事…それを支える地元の皆さんの思いが伝わるものでした。

*「縣神社」の詳しい情報はホームページで

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京都宇治の「縣神社」の「大幣神事」へ。大きな幣が町を浄める儀式。すごい!ダイナミックなお祓いにビックリ

2024-06-09 | 祭事・神事・風習
「わ~大きな幣…これで町をお祓いするんだね~」と、初めての神事に興味津々のミモロです。


6月8日土曜日の11時ごろ。ミモロは、京都の南に位置する宇治にやってきました。

今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」でも注目され、多くの観光客が訪れているエリアです。

京阪宇治駅前からトコトコ歩き、宇治橋へ。


「もう神事始まってるかなぁ~少し遅れちゃった~」と、宇治橋を渡った時、平等院参道や宇治通商店街の交差点で、神事の大きな幣を拝むことができました。

さすがタイミング抜群のミモロ。目の前にこの日行われる「縣神社」の「大幣神事」の巡行が…

「わ~思ったより大きい~」

白い祭り装束の幣差と言われる12人の人たちによって、神社での神事の後に、支えられた大幣は、参道を進み、さらに町を巡り、再び神社へと戻るのだそう。

「大幣神事」は、「縣神社」の初夏の祭。木花開耶姫命(このはなさくやひめ)をご祭神に、永承7年(1052)に藤原頼通が平等院の鎮守社として創建。宇治県の守護神として創祀し、「縣神社」の社名になったとも言われます。

6月5日の夜から6日の未明にかけて行われる「暗夜の奇祭」と言われる「あがた祭」と共に神社の重要な神事です。
「一度、真夜中のあがた祭にも来たいけど…」と、夜中まで起きていられないミモロは、まだその望みをかなえていません。そこで、昼間に行われるこの「大幣神事」には、ぜひ~!と張り切って出かけたのでした。

大きな幣は、宇治橋通商店街へと進みます。


「あ、お馬が来た~」

「騎馬神人(きがしんじん)という神事を司る人で、白い装束、頭には、御幣がいっぱいついた笠をかぶっています。

「女性の方だ~カッコいい!」一瞬風が吹き、顔を覆う御幣が開きました。


通りの中ほどで、行列はしばし休憩。
ミモロは、近くで大きな幣を拝見できました。

3つの黄色の傘のそばに松の枝が添えられています。こんもりとした多くの御幣…「これ作るの大変だっただろうなぁ~」と想像してしまいます。

再び、神社の方向に戻ると知ったミモロは、「先に、縣神社に行って、参拝しよう~」と。


途中、アイスクリームを食べて休憩し、神社には、11時半近くに到着しました。


「縣神社」は、JR宇治駅から徒歩10分ほど。人影がまばらな境内…「あれ?みんな大幣に付いているのかなぁ~」
手水には、この季節らしく紫陽花が飾られた「花手水」です。


しばらくすると、何やら神社の周りに人が集まってきました。
「あ、行列戻って来たんだ~」


ここからが、いよいよ「大幣神事」のクライマックスへ

何が始まるのか、わからず、そばで見つめるミモロでした。

*「縣神社」の詳しい情報はホームページで

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子供から大人まで、快適な座り心地の椅子が並ぶ、京都夷川通の「村田家具」。

2024-06-08 | ショップ
「キャ~可愛い~こういうお椅子、お家にあったら楽しいよ~!」とミモロ。


京都中京区の夷川通は、昔から家具のお店が連なる通り。以前より、店舗数は減ったものの、今も、家具を探すなら…まずこの通りを歩く…と言われるところです。

富小路通との交差点のそばで、ミモロは足を止めました。ここは、「村田家具」という昭和3年創業のお店です。


今は、ビルの1階が店舗になっていますが、かつては、今よりも間口が広く、そこに学習机やタンスなどが並んでいたのだそう。


可愛い椅子に心惹かれたミモロは、「ちょっとお店の中、見せてもらおうよ~」と店内へ。
そこには、さまざまなデスクチェアやレジャーにもっていきたいキャンバス生地の椅子などが揃っています。


「いらっしゃいませ~」と奥から姿を見せたお店の方。

今は、息子さんが中心になってお店を経営なさっていると。

「いろんなお椅子があるんですね~」と店内をキョロキョロするミモロ。
「はい、今は、主に店舗には、スペースを考慮して、デスクチェアや子供用の椅子などを展示しています。でも、以前は、デスクやソファー、タンスなども並べていたんですよ」と。

時代と共に、人々の暮らし方、また住まいのあり方が変化。
今は、マンションなどでは、ほとんど備え付けのクロゼットが普及し、洋服ダンスなどの需要が激減。
「昔は、嫁入り道具として、桐の箪笥などを用意したものですが…」と。
「そう、いろんな箪笥をトラックに寄せて、嫁入り先のご近所を見せて回ったって聞いたことある~」とミモロ。
さすがに紅白の幕を張ったトラックの姿は、京都でも見たことがありません。

時代の流れは、家具の在り方にも変化をもたらしています。
そこで、より個人のニーズにマッチした家具を扱うようになったそう。

「ママも、デスクに向かってPCやってる時間長いから、いつもいいお椅子ないかなぁ~って言ってる」と。
コロナ以来、家での仕事が増えた人たちにとって、体に合って、疲れないデスクチェアは必須アイテム。

ここでは、良質のデスクチェアに実際に座って、その具合を見ることができます。


家での時間が増えた人も多く、以前より家具への関心が強まったことも確か。

「いろんなお椅子がある~」と興味津々のミモロ。

「これは、折り畳みができるんです」と。

ベランダや車に積んで屋外でも楽しめるディレクターチェアですが、とても良質な感じ。

「わ~これ、もしかしてロッキングチェア???」

大きなサイズの革張りの椅子…北欧のデザイナーのもの。

「こうやって横になっても倒れないんですよ~足を高くできるので、快適なんです」と。

「わ~いいなぁ~こういうお椅子…でも…広いスペースがないと置けないね~ミモロのお家は、ネコの額だから…」と、余計のなことまで話します。
座らせていただくと、本当に気持ちよく、思わず眠くなります。

「これいいなぁ~」とミモロは、お友達になったパディントンベアといっしょにデスクの前へ

ここには、子供向けの家具もいろいろ。この机は、角度を変えて設定でき、いろいろな使い道ができるのです。

店舗には、多くの種類の家具はありませんが、ここ「村田家具」が扱う家具はオンラインショップでも購入できます。
国内外の優れた家具職人たちが手掛けた、良質の家具やデザイナー家具なども多数。さらに高齢者向けの扱いやすい椅子、音楽家向けの椅子など、それぞれのニーズにあった椅子や家具を扱っているのです。

「家具ってこんなにあるんだ~」とホームページを見ると、知らなかったものがいっぱい。


「ここで相談すればいいんだよね~」とミモロ。
そう、なかなか気軽に買い替えができない家具。慎重に本当に気に入ったものを選びたいもの。
でも、気分転換に、替えてみようかな??と思ってしまうものがいろいろ。

「これ、やっぱり可愛いね~」とミモロ。

小さな椅子は、東南アジアで作られたもの。価格もお手頃。

どこに置くの???ミモロのお椅子あるでしょ!「うん…そうだよね~」後ろ髪を引かれながらお店を後にしました。

家具店は、なかなか必要がないと入りにくいものでも…ぜひ、「村田家具」のホームページを見てください。
次は、こういうのがいいなぁ~とか、こういうものもあるんだ~と、新たな発見がありますよ。

*「村田家具」の詳しい情報はホームページで

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ミモロのおすすめランチ。御所南にある肉料理「〇竹(まるたけ)」。美味しい牛肉ランチに舌鼓

2024-06-07 | グルメ
「ミモロの好きなものが、並んでる~」と店先でじっと表示を見つめるミモロ。


たまたま通りかかった「御所南」の竹屋町通と高倉通の交差点を東に進んだ場所にあるお肉屋さんの「〇竹(まるたけ)」。

お腹が空いていたミモロは、引き寄せられるように店内へ。

「いらっしゃいませ~」お店の方に迎えられ、「あの~コロッケとメンチカツお願いします」と注文。

「はい、少し待ってくださいね~」と、ミモロの注文した品を厨房で作ってくださいました。

「あの~ここって、ランチもやってるんですか?」とすでに15時過ぎていたため、店内には食事客の姿はありません。
「はい。11時から14時にやってますよ~13時すぎると落ち着きますから、その頃来てくださいね」と。「え~そんなんだ~では、また来ます」と揚げたてのコロッケとメンチカツを持って、その日は帰路につきました。

美味しいものに強く惹かれるミモロは、翌々日に、再びお店へ、13時すぎに到着。

「ランチ食べに来ました~」と。すでにミモロの他にお客様はいません。ここは、近くに京都地方裁判所などがあり、事務所が多くある地域。昼休みの12時付近は、満席になってしまいます。

お店のイートインスペースは、厨房の向かい側の5席のカウンター席。そこに座ろうとすると・・・

「どうぞ、奥へ~」とお店の奥へ案内されました。

「え?奥があるの???」とミモロは、言われるままに奥へ進みます。

「わ~こんな立派なカウンター席があるんだ~」

立派な白木のカウンターが…なんでも、ここは以前、カウンター割烹だったお店で、それを現在、ランチのイートインスペースに使っているそう。なんとも贅沢が感じです。また、土曜日の夕方からのみ、夕ご飯がここで頂けるます。
壁には、ここを贔屓にした芸能人や著名人の色紙が…

さて、ランチのお品書きを改めて熟読。

お肉を使ったさまざまなセットメニューにミモロは、しばし迷います。

「写真のお品、美味しそうだけど‥・ちょっと贅沢かな???」となんともしっかり者のミモロ。


そこで注文したのは、店先で見た表示の「和牛焼肉丼」1500円。

目玉焼きの下には、厚切りの和牛の焼肉がたっぷり。タレとご飯の調和も格別。サラダとみそ汁もセットされています。

「さすが美味しい焼肉…」と目を細めて味わうミモロです。

焼肉のタレが付いた口元もナフキンでぬぐい完食。「まだ口元にタレの味がする~」と舌を出してペロリ。やめなさい・・・お行儀が悪い…時折、ネコらしい行動が隠せないのでした…。

「美味しかったで~す」と店長の西川さんにご挨拶。「それはよかった~」
そもそも長年ここで営まわれる精肉店に併設された場所でのランチ…牛肉などの美味しさは格別です。

店のガラスケースに並ぶ牛肉は、どれも本当に美味しそう…。ミモロもクーラーボックス持参で、いろいろ購入。
お気に入りは、タレに漬け込んだ焼肉用牛肉と時間をかけて煮こんだ牛筋煮込み…。

「また、次回…伺おう…」とこの日は、店を後にしました。

お弁当もいろいろあり、昼時には売り切れ状態…




*「肉 〇竹」京都市中京区竹屋町通堺町西入和久屋町101 ☎075-213-1567 営業時間11:00~18:30 ランチ11:00~14:00 ディナー土曜のみ17:30~19:00LO) 月曜休み


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「京都吉田山大茶会」で奉納された「笙」の演奏に興味津々のミモロ。

2024-06-06 | 体験
京都の「吉田神社」の境内で行われた「京都吉田山大茶会」。

「あ、雨降って来た~」とミモロは、屋根がある場所で、しばし休憩。耳には、雅な「笙」の音が届きます。

この日は、「龍笛」の野口久美子さんと「笙」の早川幸子さん・広樹さんの演奏が奉納されました。


「いい音色~」とミモロは、「笙」の雅な音色にうっとり。


かぶりつきで、演奏に聞き入ります。「なんか天女さまが、天から降りてくるみたい…」

キラキラした和音が、ミモロの体に降り注ぐような心地になります。

「まぁ、可愛いお客様~笙知ってるの?」と早川さん。

「はい、雅楽などで聞いたことがあります。不思議な音だって思うんです」とミモロ。

ミモロは、近くで「笙」を見せて頂くことに…


17本の細い竹を並べ、「ほう」と呼ばれる部分に組み上げた形は、「なんかガウディのサグラダファミリアみたい…」と「笙」を見ると思うミモロです。
下の黒い部分「ほう」は、桜の木に黒漆を塗ったもの。そこに付けられた金属のリードを振動させて音を出します。楽器が冷えないように、演奏には、常に傍らに火鉢を置き、内部の空気を温める必要がある、とてもデリケートな楽器なのです。


細い竹には、小さな穴が開いていて、そこを押さえ、音を出します。

日本には、中国から奈良時代に伝わった楽器で、雅楽など宮中での演奏に欠かせないもの。
「なんか特別感がある音色だよね~」とミモロ。

かつて、細い竹は、茅葺屋根の家の囲炉裏の煙で燻された煤竹が使われたそう。でも、最近は、その煤竹を調達するのがむずかしいと。「笙」を作る人も今や数えるほどに。
「自分の手に合うように、いろいろ調整しながら作ってもらうんです」と早川さん。
「あの~失礼ですが、どれくら値段するんですか?」とミモロ。「そうですね~少なくとも70万円くらいはしますね~」と。
初心者用のものは、10万円代から…作られる材料によりかなり値段は異なるようです。

「はい、吹いて…」とミモロも吹かせてもらいますが、ミモロの息では音は出ません。そう、穴を指で押さえられていませんから。


「これ、楽譜??」

「はい、笙の演奏は、基本的に和音です」と早川さん。「ギターのコードみたいに、CとかGとか?」とミモロ。
「そうです。吹き方にもいろいろあるんです~」と。初めて見た「笙」の楽譜でした。

「では、今から、みなさんも参加していただいて演奏します」と。
龍笛の野口さんの演奏も加わり、そこにいた人たちで、「越天楽」を歌います。


「この歌知ってるもんね~」と、ミモロは、楽譜を見て、

「は~るのやよいの あけぼのに~・・・・」と大きな声で歌います。

「上手に歌えましたね!ミモロちゃんの声、よく聞こえましたよね~ありがとう」と。

「ミモロ、お歌好きなんだ~」と鼻を膨らませます。

「あ、晴れて来た~。どうもありがとうございました~」とお礼を言って、石段を下りました。

「よかった~自転車で帰るの濡れなくて…」

雨に濡れた新緑の木々は、いっそうみずみずしくなったよう。

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