いよいよ台風がこちらへ来るらしい。雨脚は強くなったり弱くなったりを繰り返している。トランプ大統領がG20に参加する直前に、またしても「日本は不公平だ」と非難した。安全保障条約でアメリカは日本を軍事的に守っているのに、日本はアメリカが攻撃を受けても守らないのは不公平と言うのだ。
日本を再軍備させないために結ばれた安保条約であることを知らないのだろうか。そもそも、トランプ大統領は「攻撃されたら」という前提に立っているが、攻撃がなければアメリカは莫大な軍備費が不要になる訳で、まず世界から戦争をなくせば良いのではないだろうか。「それではアメリカの軍需産業が困ることになる」と言うのだろうが、大丈夫、その予算で充分新しい産業を育成できる。
昨夜は見たいような番組が無かったので、点けていたチャンネルをそのまま見ていた。「壮絶人生ドキュメント・プロ野球選手の妻たち」は、こんなにも悲惨な人生だったのかとビックリした。愛する人の存在が支えとなって、人はどんなどん底からでも這い上がることが出来る。他人事ながら思わず涙が溢れた。
火曜日の『パーフェクト ワールド』も交通事故で下半身不随となった男性を支える女性の物語だったが、健常者によって障がい者が支えられるというのは固定概念であると指摘していた。10時からは地震のため放送が中断した『私定時で帰ります』の最終回だった。どういう結論になるのか楽しみにしていたが、当然と言えば当然の、極めて常識的な「終わり」だった。
「人は何のために働くのか?」とテーマを振りかざしたが、「結論はそれぞれ皆さんで決めてください」ということだった。ただし、「働き方改革」で、会社はもっと従業員を大切にしなくてはいけないという警告にはなっただろう。1日8時間以内で終わるように、できればもっと時間が短縮されるような社会風潮になっていくといいと思う。