今朝は先月に井戸堀したところに、手押しポンプ(通称ガチャポンというそうだ)と電動ポンプを据え付けた。新しく会員となってくださった人やポンプの営業を永くやってきた人なども交え、総勢8人で取り組んだ。これだけ「やる気」の方が多いと、「船頭多くして、ふね山に登る」のごとき傾向もあったけれど、まあそこは大人であるから最後はうまくまとまった。
結構冷たい水が流れ出てくる。電動ポンプも手押しポンプも順調だ。「これだけの作業をして、いくらもらっているのですか」とポンプの営業マンが言う。私たちは基本がボランティアだから原材料費ばかりに目が向いていたが、「もう少しもらわんとやっていけんでしょう」と注意を受けた。何にいくら要るのか、改めて何をするならいくらという価格表を作らなくてはならないと思った。
ここは濃尾平野だ。かつては木曽川が荒れ狂っていたであろう。また木曽川の支流もたくさん生まれたであろう。今日では河川は固定されたが、この平野が出来る以前の水の流れが地下にはある。水道水に頼ってきたけれど、地震で断水になった時、飲料水は比較的早く配られるけれど、生活用水は後回しにされる。そこで、井戸があればこうした水を確保することが出来るはずだ。立ち上げようとするNPOの大きな目的はここにある。
夏祭りへの参加もそうだけれど、まず井戸を掘ることや夜店でものを売ることを楽しもう、そして利益を上げたなら、さらにボランティア活動の質を高め輪を広げていこう。おそらくそれが人間の本来的な活動ではないのかと思う。やること事態は肉体労働だから、疲れてくれば冗談の一つや二つ飛ばして笑わないと仕事は進まない。
「男の一人暮らしは、まるで生きているのか、死んでしまったのか、わからないが、女の一人暮らしは全く違うね。活き活きしている。アポとろうにもいつもどこか出かけていて捕まらない。ホントに女は強いぜ」と言えば、「戦争がなくなって、男のやることがなくなってしまったんで、男はしょぼくれてしまった」と続く。「いや、戦争なんてものはわずか200年の歴史しかないですよ。それ以前は、戦争といってもたいして殺し合いはしていませんから。近代兵器が生まれてからですよ、こうなってしまったのは」と物知りが言えば、「核兵器が生まれた今は地球の破壊しかありません。井戸掘っても終わりかもしれませんよ」と皮肉が飛び、「いや、だからこそ、我々みたいな活動が広まることが大事なんですよ。仕事をして、一杯飲んで、こんな平和はないじゃないですか」。
家に帰ってしばらくして腕を見ると、真っ赤に日焼けしている。鏡を見ると顔も焼けている。よし、今日はビールを飲もう!平和のために!
結構冷たい水が流れ出てくる。電動ポンプも手押しポンプも順調だ。「これだけの作業をして、いくらもらっているのですか」とポンプの営業マンが言う。私たちは基本がボランティアだから原材料費ばかりに目が向いていたが、「もう少しもらわんとやっていけんでしょう」と注意を受けた。何にいくら要るのか、改めて何をするならいくらという価格表を作らなくてはならないと思った。
ここは濃尾平野だ。かつては木曽川が荒れ狂っていたであろう。また木曽川の支流もたくさん生まれたであろう。今日では河川は固定されたが、この平野が出来る以前の水の流れが地下にはある。水道水に頼ってきたけれど、地震で断水になった時、飲料水は比較的早く配られるけれど、生活用水は後回しにされる。そこで、井戸があればこうした水を確保することが出来るはずだ。立ち上げようとするNPOの大きな目的はここにある。
夏祭りへの参加もそうだけれど、まず井戸を掘ることや夜店でものを売ることを楽しもう、そして利益を上げたなら、さらにボランティア活動の質を高め輪を広げていこう。おそらくそれが人間の本来的な活動ではないのかと思う。やること事態は肉体労働だから、疲れてくれば冗談の一つや二つ飛ばして笑わないと仕事は進まない。
「男の一人暮らしは、まるで生きているのか、死んでしまったのか、わからないが、女の一人暮らしは全く違うね。活き活きしている。アポとろうにもいつもどこか出かけていて捕まらない。ホントに女は強いぜ」と言えば、「戦争がなくなって、男のやることがなくなってしまったんで、男はしょぼくれてしまった」と続く。「いや、戦争なんてものはわずか200年の歴史しかないですよ。それ以前は、戦争といってもたいして殺し合いはしていませんから。近代兵器が生まれてからですよ、こうなってしまったのは」と物知りが言えば、「核兵器が生まれた今は地球の破壊しかありません。井戸掘っても終わりかもしれませんよ」と皮肉が飛び、「いや、だからこそ、我々みたいな活動が広まることが大事なんですよ。仕事をして、一杯飲んで、こんな平和はないじゃないですか」。
家に帰ってしばらくして腕を見ると、真っ赤に日焼けしている。鏡を見ると顔も焼けている。よし、今日はビールを飲もう!平和のために!