小倉で入ったShotBarのお話…
そのお店は飲み屋街の角の1階にありました。通りから店内が見えて、気取らない雰囲気です。
白シャツ黒ベストできっちりキメたバーテンダーさんが4人いらっしゃいました。
1人は60歳くらいの白髪ベテランバーテンダー。
オールバックの40歳くらいのバーテンダーが店を仕切っているようです。
若いバーテンダーが2人。そのうちの1人は、おそらく見習いでしょう。
ちょうどお客さんがいない時間で、私は独りカウンターで飲んでいました。
しばらくすると若いカップルが入ってきて、窓際のペアテーブルに座りました。
若いバーテンダーがオーダーを聞いてきました。
男性が「テキーラサンライズ」、女性が“誕生月カクテル”で「ギブソン」。
レギュラーメニューの他に“誕生月カクテル”というメニューがあり、同じカクテルでもお酒の種類を変えているようです。
オーダーを聞いたベテランバーテンダーが、若いバーテンダーに一言。
「誕生月カクテルは2杯目だろ」
若いバーテンダー「???」
「いいか、1杯目は普通のカクテル。それを飲まれたあとに“誕生月カクテル”のメニューをお持ちして、『いかがですか?』とすすめるんだ。それがサプライズになるんだ。」
オーダーを聞いてしまった以上、違うものは出せないので、そのまま“誕生月カクテル”は出されましたが、他のテーブルに置いてあった“誕生月カクテル”のメニューは全部回収されました。
バーはお酒だけでなくストーリーも創るというのが、このベテランバーテンダーさんのこだわり。
好き嫌いはあったとしても、こだわりは持っていて欲しいですね。
でもカウンターに座っていた私には、会話も動きも一部始終まる見えでしたが…
私にはストーリーを創ってくれないの
そのお店は飲み屋街の角の1階にありました。通りから店内が見えて、気取らない雰囲気です。
白シャツ黒ベストできっちりキメたバーテンダーさんが4人いらっしゃいました。
1人は60歳くらいの白髪ベテランバーテンダー。
オールバックの40歳くらいのバーテンダーが店を仕切っているようです。
若いバーテンダーが2人。そのうちの1人は、おそらく見習いでしょう。
ちょうどお客さんがいない時間で、私は独りカウンターで飲んでいました。
しばらくすると若いカップルが入ってきて、窓際のペアテーブルに座りました。
若いバーテンダーがオーダーを聞いてきました。
男性が「テキーラサンライズ」、女性が“誕生月カクテル”で「ギブソン」。
レギュラーメニューの他に“誕生月カクテル”というメニューがあり、同じカクテルでもお酒の種類を変えているようです。
オーダーを聞いたベテランバーテンダーが、若いバーテンダーに一言。
「誕生月カクテルは2杯目だろ」
若いバーテンダー「???」
「いいか、1杯目は普通のカクテル。それを飲まれたあとに“誕生月カクテル”のメニューをお持ちして、『いかがですか?』とすすめるんだ。それがサプライズになるんだ。」
オーダーを聞いてしまった以上、違うものは出せないので、そのまま“誕生月カクテル”は出されましたが、他のテーブルに置いてあった“誕生月カクテル”のメニューは全部回収されました。
バーはお酒だけでなくストーリーも創るというのが、このベテランバーテンダーさんのこだわり。
好き嫌いはあったとしても、こだわりは持っていて欲しいですね。
でもカウンターに座っていた私には、会話も動きも一部始終まる見えでしたが…
私にはストーリーを創ってくれないの