M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

M.I.D.2022

2022年12月31日 | 日記

今年最後の投稿は、個人的に2022年で一番印象的だった一皿、 M.I.D. (Most Impressive Dish)の発表です。

今年のM.I.D.の選考に、過去ブログ記事、日記(食べたものだけ書いてある)を読み返してみました。
あらためて、今年もいろいろありましたね。

初めの頃は、まだ「まん延防止等重点措置」が出ていてました。
「寅、千里を走る」と言いますが、虎は開幕9連敗…
国際情勢の不調和、物価の上昇、元首相暗殺事件、エリザベス女王やアントニオ猪木さん、ペレさんなど一時代を創った人々の逝去…

良いこともありました。
北京冬季オリンピックでの日本勢の活躍、プロ野球では佐々木投手の完全試合に村上選手の日本人最多本塁打、記憶に新しいサッカーW杯…

コロナ感染拡大防止のための行動規制の緩和により、再び動き出した2022年の各月からのエントリーです。

1月:『明日香』さんの「日替わりランチ」
若い頃の食事やお店は思い出として今でも心に残っています。生きることとは別の「食」の大切な意味に気がつきました。『明日香』さんは閉店し更地になっています。ありがとうございました。

2月:『雷神』さんの「和牛サガリ焼肉弁当」
『もりしん』さんのお弁当店です。感染予防のため店内飲食が制限されましたので、テイクアウト対応された店がたくさんありました。「今年ならでは」かもしれません。ありがとうございました。

3月:『徳鮨』さんの「赤貝のにぎり」
シンプルに「赤貝」が大好きだからです。もちろん『徳鮨』の大将の目利き、腕があってからこその美味しいにぎり寿司です。大将もお身体に気をつけてください。ありがとうございました。

4月:『ALMONDE』さんの「バサの焼肉」
今はもうない幻のガストロノミー『ALMONDE』さんです。日本ワインと「あるもんで」作る美味しい料理のお店でした。柔らかい「バサ」を久しぶりにいただきました。ありがとうございました。

5月:『たなか屋』さんの「たこの刺身」
ウワサの『たなか屋』さんに初潜入しました。太田和彦先生が日本一の立ち飲み屋とおっしゃったがわかります。店員さんお客さんが作り出す雰囲気が良かったです。ありがとうございました。

6月:『DOME』さんの「パンとチーズ」
三宮ハンター坂の隠れ家『DOME』さんの「パンとチーズ」。私が好きなものを覚えてくださっていて、いつもさりげなく出してくださることが嬉しいです。ありがとうございました。

7月:『yorimichi』さんの「ドライいちじくと生ハムのブルスケッタ」
「ドライいちじく」対決を制した『yorimichi』さんの「ブルスケッタ」です。いちじくの甘味と生ハムの塩味、食感、アクセント、絶妙の組み合わせでした。ありがとうございました。

8月:『一とく』さんの「ガシラの塩焼き」
「旨い魚を旨く焼く」これぞ明石の魚料理です。地元の料理居酒屋さんの風情で日本酒がすすみます。こういう料理屋さんが長く続いてほしいです。ありがとうございました。

9月:『焼肉櫻』さんの「焼肉」
先輩と30年ぶりに訪れた焼肉屋さん。原点回帰でがっつり焼いてがっつり食べました。気取る必要なんてまったくありません。焼肉はモクモクの煙の中で。ありがとうございました。

10月:『ROSSO』さんの「ハンバーグ」
『ROSSO』さんが洋食レストランとして帰ってきました。ランチのみの営業ですが、自宅から近いこともあり、度々訪問させていただきました。ありがとうございました。

11月:『たにやん』さんの「プリン」
大将から「プリンを作ろうと思うねんけど…」という話を聞いたのは1年くらい前だったと思います。優しい「プリン」をようやく口にすることができました。ありがとうございました。

12月:『川ぶち』さんの「てっちり」
滅多に食べるものではないので食べ比べをしたことはありませんが、天然で大きなフグは、養殖フグや小振りのフグとは絶対的に違うのだと思います。ありがとうございました。

どの料理も、美味しい、美しい、楽しい、嬉しい、心を動かす逸品ばかりです。
そして、個人的に選ぶ2022年の M.I.D. は・・・

「yorimichi」さんの「ドライいちじくと生ハムのブルスケッタ」です!!!
本当に美味しくて、ある時期は何度も何度もリピートしていました。
ごちそうさまでした。

今年一年間のすべての食材、料理、お酒に感謝します。
そして、料理に関わってくださった皆様、スタッフの皆様、一緒にテーブルを囲んでくださった方、カウンターに並んでくださった方、将来お逢いするかもしれない皆様が、来年もよい一年となりますように心よりお祈り申し上げます。

一年間、ありがとうございました。

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最多出場賞2022

2022年12月30日 | 日記

2022年、今年一年間で何度も何度もたくさんお邪魔したお店の発表です。

今年もコロナ禍の影響で地元明石が中心になりました。
それでも行動制限が緩和されたおかげで合計148軒(昨年は82軒)
20回以上、訪問させていただいたお店が8軒ありました。
(今日と明日で回数が増えるかもしれません)

それでは発表です。

第3位 『yorimichi』さん (73回)
カウンターは常連さんたちにとっては「居間」。テーブルのお客さんの調理でカウンター内が忙しいときは、隣のお客さんとしゃべっています。オープンして1年が経ち『yorimichi』さんらしさが出てきました。

第2位 『WAVA』さん (81回)
昨年王者の『WAVA』さんが2位です。マスターはハロウィンイベントを企画したりモデルをしたり大活躍でした。私といえば、相変わらず滞在時間が短く客単価の低い客でした。

 

そして、訪問回数がもっとも多かったお店は、

『残業や』さん!

7年連続の第2位から、今年はぶっちぎりの第1位です。
なんとその回数は、久しぶりの3桁、122回です。
ということは、女将から122回「おかえり~」と笑顔で迎えられたことになります。

本当にありがとうございました!

そして、今年お邪魔させていただいたすべてのお店に感謝いたします。

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しあわせの呪文

2022年12月29日 | 日記

電車の中で女の子が、お母さんの真似をして
「よいお年を!」
と挨拶しているのを見かけました。
微笑ましい光景です。

「よいお年を」

この時期特有の別れの挨拶です。
普段は「さようなら」「ほなまた」(※語源は、左様ならばこれにて御免、それではまた会いましょう)
でも年末には「よいお年を」
はっきりと相手の未来の幸せを祈る言葉です。
そして、この挨拶をしているときは必ずニッコリとしています。
いい挨拶ですね。

 

三宮にある居酒屋『街屋』からの帰り際、大将と年末恒例お約束会話。

「ほな、よいお年を」
「まだ早いわ、まだ来れるでしょ(笑)」

それではみなさん、よいお年を!


(『街屋』さんの「梅水晶」です)

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盆と正月

2022年12月28日 | 日記

これも土井善晴さんの書籍「一汁一菜でよいという提案」の影響です。

一人用のお盆を用意しようと考えています。
そのお盆の上に器を並べていただくように習慣つけます。
食事が少し丁寧な感じになりますよね。

食器棚を探っていると使っていない円盆が出てきました。

ちょっと狭い(笑)
新年からお箸もお茶碗も変えようかな。

 

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ハンバーグ300

2022年12月27日 | 日記

神戸市西区にある洋食レストラン『ROSSO』さん
「ハンバーグ」はサイズ違いで、2種類あります。

ひとつは200g、もうひとつは300gです。
(セットメニューのハンバーグは120g)

「ハンバーグ200g」では、その肉汁に感動しました。
今回はその1.5倍、「ハンバーグ300g」をいただきました。

じゃーん!
「ハンバーグ300g」です。

わんぱくですね~。

おおっ!
肉汁が、肉汁が、自重で湧き出してる~。

これはスゴい。
ジューシーで柔らかくて美味しい
300g、ペロっといけます。
オススメします。

さて、『ROSSO』さんのオープンからチャレンジしてきた「メニュー完全制覇計画」も残すところあと2つ。
しかし達成目前に大きな壁が…

果たして、オッサンが「お子様メニュー」を頼めるのか…

 

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