M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

つきだし考 (5)

2017年01月31日 | グルメ

その土地ならではの食材を「つきだし」で出していただくと嬉しいです。
しかも、ちょっとレアもので。

『真』さんでいただいた「つきだし」は、「明石の生のり」です。

鯛やタコはメジャーなのに、あまり知られていない明石の海苔。
実は明石は全国でも指切りの海苔の産地です。
タコや鯛と同じように、明石海峡の早い潮の流れの中で育った海苔は、肉厚で、色は濃くて艶があり、旨味たっぷりです。

摘みたての明石の海苔を生のまま「つきだし」に。
磯の香りが心地よいです。

地の利を活かした素敵な「つきだし」です。

節分には「明石のり」で「巻き寿司」ですよ。

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ゲレンデで「カツ丼」Ⅱ

2017年01月30日 | グルメ

スノーボーダーの友人とゲレンデへ。
雪山大好きの友人、「カツ丼」も大好き。

私たちのような軽~いメンバーで行くときは、ランチグルメにこだわって、行き先を選ぶのが至福の喜びらしい。。。。
(普段は部活のような体育会系の滑りをしているそうな)

どこのゲレンデの「カツ丼」を食べるかが、スキー場選びの重要なポイント(笑)
数日前に三宮『吉兵衛』さんで「ダブル」を食べたばかりなのに・・・

今回は万場スキー場の『TEN』さんの「カツ丼」
(ちなみに昨年はおじろスキー場の「カツ丼」でした)
ランチ時は混雑するので、午前中を長めに遊び、14時ごろに入店。

で、『TEN』さんの「カツ丼」
やっぱりダブル!

『吉兵衛』さんのダブルは、ご飯の上にカツが2枚でしたが、『TEN』さんのダブルは、ご飯・カツ・ご飯・カツ。
一枚目のカツが浅くご飯に埋まっています。

タレが少し甘め。
スキーで遊んで疲れた身体にバッチリマッチの味付けです。
なかなかやりますねぇ。

美味しくいただきました。
ガッツリ食べた後、そのまま下山して帰路へ(笑)

カロリーオーバーです。

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カニカニ大作戦

2017年01月30日 | グルメ

今年も竹野海岸の『浜富』さんへ「カニ」を食べに行ってきました。

毎年、カニのボリュームに圧倒されてしまいます。
これまでの経験を活かして作戦を立てました(笑)

(作戦その1)その日の昼食はちょっと早めの11時に
そこから間食をせず、小腹が空いても我慢です。
体調万全・空腹状態で18時からの「カニフルコース」に挑みます。

乾杯のあと「カニ味噌豆腐」「なまこ」「カニ酢」

(作戦その2)ビールは控えめ
この作戦は考えていなかったのですが、「香住鶴しぼりたて」があったので、早々にビールから日本酒へ切替え。
これが後々効いてくることになりました。

甘い「カニ刺し」をツルっと。



(作戦その3)舟盛を早めに出航させる
『浜富』さんでは、豪華舟盛りがあります。
この新鮮お刺身を早々に片付けないと、次のカニを置く場所がありません。
間があいてしまうと、箸が止まってしまいます。



(作戦その4)「カニ味噌」は3種類の楽しみ方で
「カニ味噌」はまずそのままで、「茹でカニ」に絡めて、そして最後は「甲羅酒」に。
組み合わせで変化を楽しむことができます。



(作戦その5)「茹でカニ」は食べやすいところを
「茹でカニ」は太い足の部分を中心に。
食べにくい腹の部分は、最後の雑炊のために残しておきます。



(作戦その6)「焼きカニ」の腹は豪快に
「焼きカニ」の腹の部分は濃厚で美味です。
豪快にかぶりつき、口の中に残った殻を後から出して食べます。
綺麗に食べることはありません。多少、身がのこっていても気にしない、気にしない。



ここで折り返しの「但馬牛ステーキ」
順調なペースできています。



「カニしゃぶ」
あー、やっぱり美味しい。
ここに作戦は不要です。



「カニすき」、ここからは体力勝負(笑)
(作戦その7)カニは食べやすいところだけ、後は雑炊用に
野菜、キノコ、豆腐、糸コンを中心にいただきます。

ゴールが見えてきました「雑炊」です。
(作戦その8)雑炊はしゃばしゃば目で
ご飯をすくなく、出汁が多目で作っていただけるようにお願いしました。
そこに準備をしていたカニ身をタップリ。
これなら2杯いけます。
「カニ味噌」用のさじ(スプーン)を置いておけばもっと食べやすかった。(次への教訓)

栄光のゴール!
時間は約3時間、見事に完食です。
本当に充実した戦いでした。
勝利の「バニラアイスクリーム キャラメルソースがけ」



ご馳走様でした。

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テレパス

2017年01月27日 | グルメ

今、読んでいる本は、筒井康隆さんのちょっと前のSF小説です。
七瀬という人の心を読むことができる超能力者が主人公です。

 


三宮に向かう地下鉄の中で、七瀬は目の前に座っている気難しそうな男の心の中を覗いてみた。

(お昼、何食べよっかな)
(パスタかな)
(クリーム系のパスタ)
(カレーもいいな)
(本格インドカレーにするか、生たまごと食べるか)
(ハンバーグは)
(こないだ食べたな)
(やっぱりカレーか)
(どの店に行く) 

三宮に着いた後も、男の思考は止まる事がない。

(寿司、にぎり寿司)
(海鮮丼もありか)
(煮魚食べたい、煮魚定食あるかな)
(明太子と焼き魚)
(今の時間ならあまり並ばなくてすむ)
(明日の夜も海鮮、海鮮却下)
(ラーメン、違うな)
(うどんでもいいか)
(餃子? 昨日食べた)
(午後からプレゼンがある)
(ここは、パワーフードや)
(トンカツにしよう)
(久しぶりにローストビーフ丼)
(ステーキ屋ケンちゃんって、何かで見たな)
(カツ丼にするか)

そして男はセンタープラザの地下街に向かう。
『吉兵衛』だ。
自販機の前で少し考えながら、一番右の大きなのボタンを押した。

ダブル(カツ2枚、玉子2つ)



(おー、ボリューミー)
(熱っ)
(カツ美味いな)

(多いぞ・・)
(食べきれるか)
(多い)
(暑、汗がでてきた)
(うま)
(ふぅー、食った食った)
(満腹、満腹)

七瀬は呆れた。
無駄な時間を過ごした事を悔やみ、足早にその場を離れた。
 

こんな心を読まれたら恥ずかしいなぁ。

コメント (4)
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熱々の温奴

2017年01月25日 | グルメ

冬ですねぇ。
寒いですねぇ。

各地で大雪の影響がでています。
幸い神戸は雪が積もるほどではありませんでした。

寒い夜には『街屋』さんの「熱々の温奴」
けっこう好きなんですよね。 

シンプルなんですけど、ホッとします。 
薬味も一緒、でも「冷奴」よりもなんだか優しい感じがします。 
不思議ですね。 

冬の逸品、オススメです。

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