日本酒の酒米といえば兵庫県の「山田錦」が有名ですね。
「山田錦」は大正12年に兵庫県の県立農事試験場(当時)で「山田穂(やまだぼ)」と「短稈渡舟(たんかんわたりぶね)」の人工交配でできた酒米です。
昨夜は西明石の『ふじわら』さんで、この「山田錦」のご両親(?)の酒米で造った大吟醸の飲み比べができました。
父親の「短稈渡舟」は、口当たりがまろやかで後味スッキリ。雑味がなく大吟醸らしい味です。母親の「山田穂」は、ちょっと辛口で後味が伸びる感じです。優しいお父さんと元気なお母さんのイメージかな。
このあと「山田錦」で造られた新酒「貴 夏にごり」と純米吟醸酒「播州一献」をいただきました。「貴 夏にごり」は、まだ発泡しているとてもフレッシュなお酒、「播州一献」は、あらためて両親の良いところを引き継いでいることがわかります。
なかなか面白い飲み方でしたが、酔っぱらいますね(笑)