佐賀県出身

『魚食菜ひらじぃ』さんで「利き酒」チャレンジ。

今回は佐賀県天山酒造さんの「七田」。
蔵元特約店のみに販売するお酒です。
純米吟醸、純米、山田錦七割五分磨きの3種類を飲み比べます。

ブラインド（銘柄を見ずに）で、どのお酒かを当てるゲーム。
ちょっと自信がありました。
実は1週間ほど前にこの3種類の予習を済ませていたからです。

余裕の表情で、左から順に香りを確かめていきます。

（ん！　みんな同じや・・・）

若干、表情がこわばります。
一口ずつ口に含んで、口当たり、味わい、口の中に残る酸を感じていきます。

（あれ？　わからん）

目の前で『ひらじぃ』の大将が笑っています。

　　

お酒の印象で、その県出身の女優さんをイメージして記憶するのが私流です。

「純米吟醸」は、柔らかくホワっとした印象　→　優木まおみさん
「純米」は、やさしい中に芯がある印象　→　中越典子さん
「山田錦」は、強くて余韻のある印象　→　松雪泰子さん

「優木さん」は確実にわかって、「中越さん」と「松雪さん」は迷うかも知れないなぁ。
これが予習をしたときの感想でした。

間違えました。
しかも「優木さん」と「松雪さん」を。
ちょっと落ち込みました。

正解を聞いてから、あらためて飲むと味の違いが鮮明にわかります。
脳の働きですかね。

まだまだ修行が足りませんね。

ホイミ的な仙台土産

「仙台のお土産と言えば・・・？」

毎回ですが、できるだけ地元の人に聞くことにしています。

お隣に座った女性に聞いてみました。
お住まいは仙台ではないそうですが、宮城県内の方でした。

「ずんだ系のお土産はたくさんありますけど、実はあまり喜ばれないんですよ。萩の月も同じようなものがあるでしょ。」

その方のオススメは「かもめのたまご」でした。
なるほどね。 

もっとオススメは「ままどおる」
「福島県のお土産ですけど、仙台駅で買えますよ」って。
ありがとうございます。
でも、福島ですよね。

 

お土産、何にしようかな～。
仙台空港をウロウロしていると、

「こっ、これは！」

あのアニメ「ドラゴンボール」に出てくる、脅威の回復力を与える「仙豆」では！！！

（ドラゴンボール　鳥山明）

 

最近、手術をした友人へのお土産として購入。

「仙大豆」って書いてましたけどね（笑） 

パワーアップ休暇

仙台に来た理由、それは『ビストロ ジョバン』さんに行くためです。

『ジョバン』さんは、パワーアップ移転のために2月末で一旦閉店します。
2002年の12月からこの場所で営業されているそうですから、もう14年以上。

私が初めて仙台に行ったとき、たまたま扉を開けたお店です。
それから仙台に行くたびに訪れています。（といっても、年に1回行くかどうかですけど）
カウンターに座って、赤ワインを飲みながら、マスターとお話しをするのが、本当に楽しみでした。

マスター、ワイン、料理、お客さん・・・
すべてが調和したお気に入りの空間です。

私にとって、この場所での最後の晩餐。
スタッフさんが修行していたイタリアの一つ星レストラン『メタモルフォッシ』の人気メニュー、「鴨胸肉のロースト 3種のスパイス ニンジンとオレンジのソース」をいただきました。

超美味しいです。
鴨肉の旨みに、それを引き出すスパイス。
さらにスパイスを変えて、味の変化を楽しむ。
ニンジンの甘みに柑橘系の爽やかさを加えたソース。 

ワインがどんどん進みます。

『ジョバン』さんで、必ずいただく私の大好物。

「田舎パン」！

ワインに合うパンです。
最高です。

さらにチーズの盛り合わせをいただき、最後にワインをもう一杯。
 

マスター、ありがとうございました。
しばらく休養されるそうですが、ぜひ神戸に遊びにきてください。
スカイマークの神戸-仙台便も復活するそうですよ。 

プレミアム・フライデー

金曜日、「プレミアム・フライデー」ということで、飛行機に乗りました。
Premium "Fly” day です。

ちょっと豊かな週末を楽しむため、空路仙台へ。

海鮮が食べたくて、飛び込みで入った国分町の『しゃりきゅう』さん。
カウンターに立つ板前さんは、心安く話しかけてくださいます。

（よかった～） 

一人カウンターでは、お店の人との会話が重要なポイントなんですよね。

「これ、食べてみてください。関西では食べられないですから。半人前にしときますね。」

見た目は肉
食感は「生レバー」
レバーと比べると、ちょっとあっさりしています。 
お酒のアテにいいです。 

「もうかのほし？」

モウカザメの心臓、気仙沼の郷土料理だそうです。

お酒は宮城の地酒をお願いしました。
宮城のお酒は、すっきり飲みやすいものが多いですね。 

関西であまり食べられないもの第二弾。

「金華サバ」と「にしんの刺身」

いいサバですね。
こっちは、〆かたが違うのかな？ 
これも美味しいです。

「にしん」を刺身でいただくのは初めてでした。
私の好きな味ですね。 

最後は、「目光りのから揚げ」

頭も骨も丸ごと食べられます。
身はやわらかフワフワです。

から揚げだけに、これも Premium "Fry" day にピッタリ（笑）　

三陸のお魚、お酒、とても美味しかったです。
ご馳走様でした。

 

背伸び

三宮『まんげつ亭』さんのカウンター、お隣でひとり飲んでいらした男性とお話。

30代半ばの息子さんは、安い居酒屋しか行かないそうです。
経済的な理由もあるのでしょうが、男性いわく、「自分が若いときは、無理してでもカッコつけてた」と。

共感しました。
私にもそんな時期がありました。
背伸びですね。

思い切って知らないお店に入ったり、ちょっと高級そうなものを食べたり、知ったかぶりをして恥をかいたり（今でも恥をかきます）
そんな経験があったからこそ、この歳になって、ようやく自分の身の丈に合った飲み方ができるようになったと信じています。

分相応。
身の丈よりも低すぎても高すぎてもいけない。
それは、背伸びをしたり、かがんだりしなければ判らないことです。

これからも、もっといろんな経験を積んでいきたいと思います。

写真は「いぶりがっこと新政の酒粕」です。
秋田＆秋田
新政の酒粕、超美味です。
レディーボーデンのような容器に入っています。