風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

品川アクアスタジアム

2011-08-10 13:07:28 | 永遠の旅人
 ゴミ袋のような薄っぺらな雨合羽を羽織って水を浴びるイルカ・ショーの模様がテレビCMで流れています(涼しげですが、ただの水ではなく海水なので、カメラや携帯に気をつけなければなりません)。かつて駅前留学を謳う英会話スクールがありましたが、ここのキャッチコピーは「エキマエ水族館」。確かにターミナル駅・品川から徒歩3分の距離にある便利な水族館です。昨日、下の子を連れて行って来ました。
 この水族館を選んだのは、実は目立たないのですが、夏休み期間中(7/16~8/31)浴衣またはアロハシャツを着て来館すると水族館入場料が半額になるキャンペーン中であるのを見つけたからでした。インターネット・サイトのイベント&ニュースの「夏休み期間のご案内」にさりげなくオトク情報と記されているだけで、料金案内を見ても出て来なくて、水族館入口にも浴衣で半額のポスターはありましたがアロハについては宣伝されていなくて、それを見た若い女の子たちは「浴衣じゃあねえ・・・」なんて否定的なコメントをするくらい注目度が低く、実際に館内で浴衣姿はおろかアロハシャツ姿も殆ど見かけませんでしたが、私はマレーシアにいた頃に買って箪笥に眠っていたアロハシャツをおろして、娘はペナンのインターに通っていた頃の制服をひっぱり出してきて、入口で控えめに自己主張すると、インフォメーション・センターに回されて、大人(高校生以上)1800円を900円、子供(小・中学生)1000円を500円にしてくれました。ちょっと得した気分です。
 確かにエキマエ水族館は便利ですが、魚は少なくて(サイトの案内によると350種1万点)、ペンギン大陸?にしても、サメやエイやマンタが泳ぐ長さ20mの海中トンネルにしても、開発独裁のマレーシアやタイ・バンコクやシンガポールの水族館に慣れて目が肥えた私たちにはちょっと物足りないものでした。そのため、ここではイルカ・ショーとアシカ・ショーが目玉で、それぞれ二時間おきに、お互いに一時間ずらせてやっているので、30分弱のショーを見た後、会場を移動して30分ほど待てばまたショーが始まる、といった塩梅です。さらに「ふれあいプラン」が子供に人気で、「イルカにタッチ」「イルカ・トレーナー体験」「イルカにごはん」「アシカとふれあおう」「マンタ・フィーディング」といったメニューが別料金で用意されていて、予約ですぐに一杯になるので、入館後まっさきにインフォメーション・センターで予約した方が良さそうです。うちの子は、700円で「イルカにタッチ」してご満悦、その時の写真を売りつけられて1000円追加で払わされて、まんまと商魂に乗せられました。
 館内にレストランはなくて、当然、そんな長居をすることは想定されていないせいでしょう。食べ物もポップコーンかお菓子程度なので、ショーの合い間につまむお菓子を持ち込むと良いでしょう。
 映画一本の値段と考えれば、駅前散策のついでに立ち寄るというのも、たまには良いかも。
コメント
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