フジの番組で、山口百恵さんの引退30周年特集として、「夜のヒットスタジオ」に出演していた当時の映像が流れていました。引退当時はまだ21歳の若さであったことに、あらためて驚かされるとともに、その年齢に似合わないしっとりと落ち着きのある風情に、二重に驚かされました。当時、アイドルが出始めていた中で、百恵さんは古風な佇まいで異彩を放っていました。そうは言っても、いまどきの21歳、大学三年生は、まだまだ子供の印象です。他人のことは言っていられなくて、私たちだって、30年前の40歳代のおじさん・おばさんたちと比べると、随分若作りしていると見られるであろうことは間違いありません。そうすると、世の中全体が若作りしているということでしょうか。高齢化社会の影響でしょうか。
それにしても、歌謡界全盛の時代とは言え、百恵さんは良い曲に恵まれたものだと思います。前半は千家和也・都倉俊一のコンビが中心で、後半は阿木燿子・宇崎竜童のコンビに代わり、ちょっと翳のある背伸びした少女(アイドル)から、翳のあるオトナの女性にイメージ・チェンジしたのと重なります。それらは私自身もまだ若い頃に聴いた曲だからこそ、なおのこと懐かしさに満ち溢れています。私たちは、若い頃に聴いた音や映像に、一生、引き摺られるものだと思います。
それにしても、歌謡界全盛の時代とは言え、百恵さんは良い曲に恵まれたものだと思います。前半は千家和也・都倉俊一のコンビが中心で、後半は阿木燿子・宇崎竜童のコンビに代わり、ちょっと翳のある背伸びした少女(アイドル)から、翳のあるオトナの女性にイメージ・チェンジしたのと重なります。それらは私自身もまだ若い頃に聴いた曲だからこそ、なおのこと懐かしさに満ち溢れています。私たちは、若い頃に聴いた音や映像に、一生、引き摺られるものだと思います。
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