シルバー・ウィークの高速道路の渋滞は、ゴールデン・ウィーク以上だったという報道がありました。高い高速料金は実は経済原理に叶っているのだと言われて来ましたが、1000円への値下げが需給バランスを崩したようです。日本人は、高速料金が高かったばかりに、車を有効活用して来なかった、いわば宝の持ち腐れになっていたということでしょうか。
日本がシルバー・ウィークの間、イスラム社会のマレーシアではラマダン(断食月)明けの休暇が週末と重なり、月・火曜日が振替休日となって、マレーシアでも大渋滞になっていたようです。マレーシアの人々は、断食明けの休暇に帰省して親族や知人と共に過ごす習慣があるからで、この休暇の初めには大都市クアラルンプールから地方に向かう下り方面のNorth-South Highwayが大渋滞し、休暇の終わりには上り方面が大渋滞します。これは中国の旧正月でも同じで、クアラルンプールから地方に向かって中華系民族大移動が起こります。
アメリカで家族で過ごす休暇は、ホームアローンの舞台になったクリスマスよりも、感謝祭の休暇でしょう。アメリカでは都市が機能的に分散していることもあって、混雑するのはせいぜい空港です。渋滞を起こすのは、極端に集積する大都市をもつアジア的光景なのかも知れません。
上の写真はバンコクの渋滞の光景。タクシーの色がなんとも派手です。
日本がシルバー・ウィークの間、イスラム社会のマレーシアではラマダン(断食月)明けの休暇が週末と重なり、月・火曜日が振替休日となって、マレーシアでも大渋滞になっていたようです。マレーシアの人々は、断食明けの休暇に帰省して親族や知人と共に過ごす習慣があるからで、この休暇の初めには大都市クアラルンプールから地方に向かう下り方面のNorth-South Highwayが大渋滞し、休暇の終わりには上り方面が大渋滞します。これは中国の旧正月でも同じで、クアラルンプールから地方に向かって中華系民族大移動が起こります。
アメリカで家族で過ごす休暇は、ホームアローンの舞台になったクリスマスよりも、感謝祭の休暇でしょう。アメリカでは都市が機能的に分散していることもあって、混雑するのはせいぜい空港です。渋滞を起こすのは、極端に集積する大都市をもつアジア的光景なのかも知れません。
上の写真はバンコクの渋滞の光景。タクシーの色がなんとも派手です。
久しぶりにシドニーの風を訪問したら、リンクを発見しました。これからもたびたびお邪魔させていただきます。
「シルバーウィーク」。今年は連休だったのでこのような名前がついたのだと推測しますが、誰か付けたかうまいネーミングを考えたなと思います。旅行会社でしょうか(まさか民主党ではないと思いますが)。そういう名前が付くと、ただの連休から、なんらかのイベントを必要とする連休に変化してしまいます。渋滞や混雑のニュースを見て、深層心理に「でかけなくちゃ世間様に置いていかれる」と思った人も多いのではないかと思います。自分もその一人なのが、ちょっと哀しいですね。