健康は、失ってからその有難みに気が付くものの典型でしょう。そして日々のちょっとした心掛けや積み重ねが如何に重要であるかという点でも右に出るものはないものでしょう。
別に病に伏せっているいるわけではありません。健康診断で悪玉コレステロール値が高く出たため、他の数値は悪くなかったのですが、経過観察を宣告されただけのことです。ここに来て二年連続二度目の不覚。昨年は、数値が1だけオーバーして、それでもルールだからと半年後の経過観察を余儀なくされ、特に努力もなく正常値に戻しましたが、今年はかなりオーバーして、半年後の先週には改善したものの僅かながら正常値に届かず、再び三ケ月後の経過観察を宣告されてしまいました。
悪玉コレステロールが多いのは、遺伝または体質によるものでしょう。医者から、半年間で改善を心掛けたことはあるか?と聞かれて、食習慣は変えていないが、週末一日だけ20分ほどのジョギングを始めたと答えたら、それは良いことだ、食生活を変えたらもっと良くなる可能性があると、卵は食べちゃダメ(子供の頃、無理やり食べさせられて辟易しているので、望むところです)、ラーメンは?週に一回くらいと答えると、原則禁止、頑張ったご褒美にせいぜい月一回にとどめなさい(ラーメン好きには厳しい!)と、優しく諭して頂きました。
家内に言わせれば、夜の食事が遅い(最近の職場環境は、日本の産業社会と同じで人が偏在していて、この歳になっても残業することが多い巡りあわせには悲しくなります)、食事に時間をかけず、よく噛まないで食べることが多い、酒量が増えた、運動量が少ない・・・などと情け容赦ありません。4年間の海外勤務の後に日本に戻ったのは3年前のことで、マレーシアという余り健康的ではない国で三年間過ごした後、一年間という短い期間をシドニーに勤務して、帰国後に受けた健康診断で、血液検査の数値が海外勤務以前より全て良くなっていたのは、夜な夜な高級なオーストラリア・ワインを(毎晩ハーフ・ボトルも)飲んでいたからだと信じて疑いませんでしたが、家内に言わせれば、夜の食事が早かった、仕事も通勤もストレスが少なかった、と身も蓋もありません。確かに、当時、マンションの地下駐車場からオフィスの地下駐車場まで、日本の満員電車のようなストレスがない車通勤で、途中でカフェに立ち寄ってコクのあるイタリアン・コーヒーを飲み、毎日、ユーミンやサザンの音楽を聴きながらハーバーブリッジを渡り、時折り気紛れに経路を変えてはオペラハウスを拝み、雨の日でも傘要らず、運転好きにはこれ以上ないほどの恵まれた通勤環境だったのは事実です。それに引き換え、日本の首都圏の通勤環境の劣悪さったら、ありません。
これまで健康には自信があっただけに、もはや自然体では健康を維持することが出来ず、健康を維持するためには努力する必要があるという厳然たる事実を突き付けられて、俄かに「老い」が身近な存在となり、「老いる」ことの哀しさをひしひしと感じる今日この頃です・・・。美味しい酒を心置きなく楽しむために、もっと運動しよう、ちょっとは食習慣にも留意しようと、あらためて心に誓ったのでした。
別に病に伏せっているいるわけではありません。健康診断で悪玉コレステロール値が高く出たため、他の数値は悪くなかったのですが、経過観察を宣告されただけのことです。ここに来て二年連続二度目の不覚。昨年は、数値が1だけオーバーして、それでもルールだからと半年後の経過観察を余儀なくされ、特に努力もなく正常値に戻しましたが、今年はかなりオーバーして、半年後の先週には改善したものの僅かながら正常値に届かず、再び三ケ月後の経過観察を宣告されてしまいました。
悪玉コレステロールが多いのは、遺伝または体質によるものでしょう。医者から、半年間で改善を心掛けたことはあるか?と聞かれて、食習慣は変えていないが、週末一日だけ20分ほどのジョギングを始めたと答えたら、それは良いことだ、食生活を変えたらもっと良くなる可能性があると、卵は食べちゃダメ(子供の頃、無理やり食べさせられて辟易しているので、望むところです)、ラーメンは?週に一回くらいと答えると、原則禁止、頑張ったご褒美にせいぜい月一回にとどめなさい(ラーメン好きには厳しい!)と、優しく諭して頂きました。
家内に言わせれば、夜の食事が遅い(最近の職場環境は、日本の産業社会と同じで人が偏在していて、この歳になっても残業することが多い巡りあわせには悲しくなります)、食事に時間をかけず、よく噛まないで食べることが多い、酒量が増えた、運動量が少ない・・・などと情け容赦ありません。4年間の海外勤務の後に日本に戻ったのは3年前のことで、マレーシアという余り健康的ではない国で三年間過ごした後、一年間という短い期間をシドニーに勤務して、帰国後に受けた健康診断で、血液検査の数値が海外勤務以前より全て良くなっていたのは、夜な夜な高級なオーストラリア・ワインを(毎晩ハーフ・ボトルも)飲んでいたからだと信じて疑いませんでしたが、家内に言わせれば、夜の食事が早かった、仕事も通勤もストレスが少なかった、と身も蓋もありません。確かに、当時、マンションの地下駐車場からオフィスの地下駐車場まで、日本の満員電車のようなストレスがない車通勤で、途中でカフェに立ち寄ってコクのあるイタリアン・コーヒーを飲み、毎日、ユーミンやサザンの音楽を聴きながらハーバーブリッジを渡り、時折り気紛れに経路を変えてはオペラハウスを拝み、雨の日でも傘要らず、運転好きにはこれ以上ないほどの恵まれた通勤環境だったのは事実です。それに引き換え、日本の首都圏の通勤環境の劣悪さったら、ありません。
これまで健康には自信があっただけに、もはや自然体では健康を維持することが出来ず、健康を維持するためには努力する必要があるという厳然たる事実を突き付けられて、俄かに「老い」が身近な存在となり、「老いる」ことの哀しさをひしひしと感じる今日この頃です・・・。美味しい酒を心置きなく楽しむために、もっと運動しよう、ちょっとは食習慣にも留意しようと、あらためて心に誓ったのでした。
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