かかりつけの児童精神科医から紹介してもらって、普段ショートステイでお世話になっている施設の病院を受診しました。
今までにも小児神経科や皮膚科ではお世話になっていますが、児童精神科は初診です。
少し専門的な話になります。
まず、リスパダールの副作用と思われる「遅発性ジスキネジア」について、相談してきました。
3月に始まった、舌打ちと口周辺の不随意な動き。
もし、リスパダールが原因なら、やめたい。
2.5ミリから1.0ミリまでは、なんとか家庭で減らせたのだけど、0ミリにすると衝動性が激しくなってしまい無理だった。
入院でリスパダールを抜くことはできないか?
これに対し、先生は3つの案を示されました。
1、リスパダールを入院で抜く。
病院で抜いても家庭での状況と同じになる可能性が高い。
もしくは、病院ではリスパダールなしで落ち着いても、家庭に戻れば元通り、になりかねない。
けど、やめられるならやめた方がいいし、やめたいお母さんの気持ちもわかるからチャレンジするのも一つ。
2、リスパダールをセロクエルかエビリファイに置き換える。
単に抜くよりは、系統の似ている薬を換わりに投薬した方が無難かもしれない。
この場合、入院でもいいし、外来でもできる。
3、このままリスパダールを持続する。
そもそも今出ている「舌打ち」がジスキネジアなのかどうかが断定できない。
「クセ」あるいは「チック」の可能性もある。
もしチックの場合、リスパダールはその治療に使うこともある薬で、このまま飲ませておいた方がいいかもしれない。
また、てんかん治療薬のトピナによって体重が減っているので、食欲を増進させるリスパダールを飲んでいた方がバランスかいいかも。
初診1時間半の診察。
先生は何度も腕組みして考え込まれました。
上記以外にも、リボトリールを復活させる手もあるとか、前に呑んでたベンザリンもジスキネジアを止める役割を果たしてたかも、とか。
けど、毎日じゃなくたまに寝付きが悪い日があるならベンザリンよりはレンドルミンの方がいい。
てんかんの薬も含め、とても狭いストライクゾーンでの調整をしていて、試行錯誤の結果、なんとか今の落ち着きを保ってるんだよね…。
そんな風に話され、あとはご両親で話し合って決めてください、と言われました。
ああ、やっぱり難しいんだな、そうちゃんの薬は。
これまでの経過や服薬歴なんかを話しながら、やれることは全てやってきたとも思えた、診察でした。
今、アレルギーの薬も含め、7種類の薬を飲んでいるそうちゃん。
落ち着いてきた今減らさないと、一生飲み続けるのかな?と心配になるんです。
そんな親の思いを、今日の先生はよーく聞いてくれました。
入院を希望する場合は、また春に来てください、とのことなので、
年明けにいつもの主治医とも話して、決めようと思います。
診察中、そうちゃんは心理士のお兄さんとずっと字を書いたりしゃべったりして遊んでいました。
帰り、ニコニコしていたそうちゃんを見て、先生が、
うれしそうにしてるね。
人生を楽しめそうな感じがする。
そう言ってくれました。
ああ、この先生に診察してもらってよかった。
行った甲斐があった。
薬のこと以外にも、気がかりだったいろんなことに答えていただき、安心して帰ってきました。
書ききれなかったこの他の相談は、また後日書ければ、と思います。
この長文を読んでくださり、ありがとうございました。
今までにも小児神経科や皮膚科ではお世話になっていますが、児童精神科は初診です。
少し専門的な話になります。
まず、リスパダールの副作用と思われる「遅発性ジスキネジア」について、相談してきました。
3月に始まった、舌打ちと口周辺の不随意な動き。
もし、リスパダールが原因なら、やめたい。
2.5ミリから1.0ミリまでは、なんとか家庭で減らせたのだけど、0ミリにすると衝動性が激しくなってしまい無理だった。
入院でリスパダールを抜くことはできないか?
これに対し、先生は3つの案を示されました。
1、リスパダールを入院で抜く。
病院で抜いても家庭での状況と同じになる可能性が高い。
もしくは、病院ではリスパダールなしで落ち着いても、家庭に戻れば元通り、になりかねない。
けど、やめられるならやめた方がいいし、やめたいお母さんの気持ちもわかるからチャレンジするのも一つ。
2、リスパダールをセロクエルかエビリファイに置き換える。
単に抜くよりは、系統の似ている薬を換わりに投薬した方が無難かもしれない。
この場合、入院でもいいし、外来でもできる。
3、このままリスパダールを持続する。
そもそも今出ている「舌打ち」がジスキネジアなのかどうかが断定できない。
「クセ」あるいは「チック」の可能性もある。
もしチックの場合、リスパダールはその治療に使うこともある薬で、このまま飲ませておいた方がいいかもしれない。
また、てんかん治療薬のトピナによって体重が減っているので、食欲を増進させるリスパダールを飲んでいた方がバランスかいいかも。
初診1時間半の診察。
先生は何度も腕組みして考え込まれました。
上記以外にも、リボトリールを復活させる手もあるとか、前に呑んでたベンザリンもジスキネジアを止める役割を果たしてたかも、とか。
けど、毎日じゃなくたまに寝付きが悪い日があるならベンザリンよりはレンドルミンの方がいい。
てんかんの薬も含め、とても狭いストライクゾーンでの調整をしていて、試行錯誤の結果、なんとか今の落ち着きを保ってるんだよね…。
そんな風に話され、あとはご両親で話し合って決めてください、と言われました。
ああ、やっぱり難しいんだな、そうちゃんの薬は。
これまでの経過や服薬歴なんかを話しながら、やれることは全てやってきたとも思えた、診察でした。
今、アレルギーの薬も含め、7種類の薬を飲んでいるそうちゃん。
落ち着いてきた今減らさないと、一生飲み続けるのかな?と心配になるんです。
そんな親の思いを、今日の先生はよーく聞いてくれました。
入院を希望する場合は、また春に来てください、とのことなので、
年明けにいつもの主治医とも話して、決めようと思います。
診察中、そうちゃんは心理士のお兄さんとずっと字を書いたりしゃべったりして遊んでいました。
帰り、ニコニコしていたそうちゃんを見て、先生が、
うれしそうにしてるね。
人生を楽しめそうな感じがする。
そう言ってくれました。
ああ、この先生に診察してもらってよかった。
行った甲斐があった。
薬のこと以外にも、気がかりだったいろんなことに答えていただき、安心して帰ってきました。
書ききれなかったこの他の相談は、また後日書ければ、と思います。
この長文を読んでくださり、ありがとうございました。