かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

就職に必要な技術

2013年12月09日 07時39分08秒 | みゆみゆとの生活

講演会で聞いたこと、の続き。
少し前に、「不登校・引きこもりフォーラム」というのに参加したのですが、そこで言っていたことと同じ事を昨日の講演会でも聞きました。

「就職で必要なことは、ほとんど保育園で習っている。」

なによりも、あいさつ。
それから生活習慣。
トイレに行ったら手を洗う。
ハンカチ・ティッシュを持っている。
ごはんを食べる前に手を洗う。
おはしをきちんと使える。
うそをつかない、約束を守る。
遅刻しない。
聞かれたことには相手に聞こえるように答える。

確かに、これができていない新入社員が入ってくると、かなり大変。
逆に言うと、できていない成人は結構多い。
「働ける大人になる」ことは、勉強や資格だけが必要なわけではなく、まずここが原点なのだとあらためて思いました。

しかもそれは、障害の有無に関わらず。

昨日の話の中で、「仕事ができない、空気を読めないなんて人はどこの職場にもいくらでもいる。」という話もでました。
大切なのは、「その人にできる仕事を探して与える」ということだと。
障害者雇用率が80パーセント、とかいう会社があるらしく、そこの社長さんは、「入ってきた子」に合わせて仕事のやり方を考えるらしい。
数字が読めなければ、色で分けるとか。
障害の世界では、これを「視覚化」とか「構造化」と呼びます。

どんな人も、社会で働けなければいけない。
現在の日本社会は、たくさんいる障害者を排除して健常者だけで社会を動かそうとしていて、それは間違っている。

障害者と健常者の線引きは、あいまいなものです。
「仕事ができない、空気が読めない人」にも得意な事があるはずで、知的な遅れがあったって体力はふつうの人以上にあったりもする。
だから、その人に合った仕事を探して与えることは、先輩・上司・経営者の使命で、
それ以上にまずは、親が「基本的な力」を身につけさせるべく子供を育てることが大事なんだな、と。

朝から難しいことを考えたのでした。

ちなみに、不登校・引きこもりフォーラムでは、
心のトラブルに陥った子に対して親が目標とするべき事は、「安心感・信頼」を与えることだと、言われていました。
幼児期も、児童期も、思春期も。
子供が自分の力で前に進むための力を獲得するには、安心・信頼・自己肯定感を育む子育てを目標とするべきだと。
言葉で言うのは簡単だけど、日々の生活ではほんとに難しい。
でも、お守りのように、心に持っておきたいと思う。

安心・信頼・自己肯定感。

ん?
これって子供だけか??

障害者週間記念のつどい

2013年12月08日 19時48分44秒 | みゆみゆとの生活
夫と二人で、「障害者週間記念のつどい」という催しに参加してきました。
自閉症協会からの案内で知って申し込み、だいぶ前から楽しみにしていた会です。

午前中は映画。
「最強のふたり」というタイトルの、フランス映画です。
数年前に話題になり、フランスではその年の興行収入一位を記録したらしい。
私もみたいみたいと思いつつ、機会がなかったので、今日大きなスクリーンでみられたことは、ほんとにラッキーでした。

映画は実話を元にした作品。
パラグライダーの事故で頸椎を損傷し車いす生活を送っている裕福な男性と、その介護をすることになったスラム街育ちの男性との友情物語。
随所にブラックユーモアもあり、「思わず引いてしまう」セリフもありましたが、全体的に明るいトーンで笑わせられ、いい作品でした。
おすすめ作品です。是非お時間ある方はビデオ借りてきて観てください。
偏見とは。本当の平等とは。相手を大切にすることって。
どんなことなのか、考えさせられます。

気を使いすぎて相手との距離が縮まらないことって、結構多い。
ストレートに気持ちをぶつけることは時に相手を傷つけるけど、そこを乗り越えてこそ本当にわかりあえるようになる・・・。
この映画を通じて、そういう夢を見させてもらえた気がします。

ちなみに会場は障害のある方も多く来られていて、映画は「音声ガイド付き」。
セリフのないところは全て言葉で説明してくれます。
えっ、そこは言葉で解説しないでほしい、と思う場面がないではなかったですが。
それはそれで、貴重な体験でした。

そして、午後は夫が楽しみにしていた、講演会。
東レ経営研究所の佐々木常夫さんの講演会です。
この方の書いたベストセラー「ビッグツリー」という本が、夫のバイブルでして。
佐々木さんは、長男が自閉症、妻は鬱病で入院40回以上自殺未遂3回、その
家族の介護をしながら東レの取締役まで務めたという方です。

講演会のタイトルは、ズバリ
「私は仕事も家族も決してあきらめない。」
かっこいいです。言い切れるのって。

講演では、ビジネスの効率化の話もあり、おお、この人は経営者、ザ・ビジネスマンなんだな、と感じました。
でも、障害関係の団体の副会長も務めておられるんだからすごい。

講演会の中で印象に残ったのは、
「周りの人にずいぶん助けてもらった」というお話。
家族、障害児の親仲間、信頼できる主治医、会社の人、地域の人・・・。
親切な人はたくさんいる。
その人たちに助けてもらうために、「自分が頑張る」ことが大切。
一生懸命毎日を頑張っていたら、その姿を見ている周りの人が手をさしのべてくれる、と。

ほんとにそうだな、と思いました。
だからこそ。等身大の自分で、日々を大切に生きねば。

うん。
たまにはこういうことに参加するのも大事だ。
持ち帰れることがたくさんあった、一日でした。

焼きりんご

2013年12月07日 21時20分15秒 | みゆみゆとの生活
りんごをいくつか頂いたので、フライパンで焼いてみた。

バターを少しひいて、両面軽く焼いてから、
お砂糖を振って、こんがりカラメル色になったらできあがり。

簡単。早い。おいしい。
素晴らしい。

この冬我が家で、流行りそう。
芋焼酎とも、相性良さそうだしね

快適環境

2013年12月07日 15時53分21秒 | みゆみゆとの生活

久々の一日オフ。
みゆみゆは、一日合唱団の練習です。
ちなみに明日も、一日練習。
がんばってるなーと思う。

私は、というと、何ヶ月ぶりかで名駅に出てみました。
で、ヤマダ電機に行って、買ったのは・・・。

タブレット端末用の、キーボードパット

奮発してしまいました。
帰宅して、早速キーボード使ってこの記事を書いています。
これでこれからは喫茶店でもどこでも記事を更新できる
使い勝手は・・・
もう少し慣れてこないと何とも言えないけど、やっぱり文章打つときはキーボードがいいなと思う。
携帯も、スライドしてキーボードが出てくるタイプのものを使っているので、画面をタッチして打つのはどうもイライラして困るのです。
単に、不器用なのかもしれませんが。

それからそれから。
名駅に行ったときの定番、ハンズの手芸屋さんに寄ってきた。
かわいい生地が買えました。
これで早速、タブレット端末と折り畳み式キーボードが入るカバーを作る予定です。

さあさあ、忙しくなるぞ。
あ。
(年賀状も取りかからなきゃいけないのに、遊び道具ばっかり買ってきたことに今気づいた; ま、いっか。)

冬の夜の飲み物

2013年12月04日 18時49分54秒 | みゆみゆとの生活
芋焼酎お湯割り、時々米焼酎プラス。

この、夫が作る飲み物を、今年はじめておいしいと思った。
喉に染み入る温かさがたまりません。

もわぁっとする芋のにおいに眉を潜めていた去年の私、さようなら。

これは、オヤジ化なのか?
いやいや、舌が大人になったのか。
(ほぼ同じ意味だね。)

今日も夫は芋焼酎お湯割りを作ってくれるかな。

念のために言っておきますが、チビチビなめる程度ですから。
そんなに飲める方ではないんです。ええ、本当に。

清須会議

2013年12月02日 21時17分55秒 | みゆみゆとの生活
話題の映画、「清須会議」を観てきました。
みゆみゆと、夫と、3人で。

事前に原作を読みました。
私が最初に読み、夫が読んで、最後にみゆみゆ。
みゆみゆは、残念ながら半分ほど読んだところで映画を見に行く日になってしまいましたが。

映画を見た感想は・・・。

浅野忠信が、かっこよかったよぉぉぉぉ!

すみません、取り乱しました。
ま、それは置いといて。

本か映画か、と言われれば、本の方が面白かった。
でも、映画にも映画のよさはあったと思う。
挿入音楽もワクワク感があったし。
それぞれ役者さんの個性がそのまま役の個性になっていて。
時代劇だけあって衣装もすばらしかった。

原作は、文庫になっているので、ぜひ手にとってみてください。
時代物が不得意な人も、かるーく読めますよ。

性格、特徴

2013年12月02日 21時02分53秒 | みゆみゆとの生活
障害のある子を育てていると、行政から手当てをいただけます。
その手続きに必要な診断書を、入院している病院の主治医にもらいました。

診断名は、「自閉症・知的障害・てんかん」。
知能テストでは、重度判定。
数値で表すと、IQ32。つまり、年齢の3分の1程度の精神発達。

問題行動は、「興奮・暴行・多動・拒絶・自傷・食事の問題」…
おお、オンパレードだ。
要注意度は、「常に厳重な注意を必要とする」に丸がしてある。

すごいこと書いてあるなー、と思いました。
この子育ては大変だな、と。

でも、この診断書にも、笑えるところがあった。
「性格・特徴」という欄に、ドクターの大きな字で一言。

「明るい」

確かに。そうちゃんは明るい。
明るい子だわー。
そこが、救いであり光だ、と思う。

読みにくい専門用語の中に、大きな字でいさぎよく「明るい」と書いてくれた先生に感謝です。

ということは、病棟でもあの笑顔をふりまいてるのかな?と、いい想像もできたのでした。