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震災8年1月19日
「世界に白いカラスがいないことを証明せよ」というとき、普通人はどう証明するのでしょうか。この考えは、いかに白いカラスがいないことを証明するのが難しいかを語っています。一旦検挙されてしまうと、それを覆すことがいかに難しいかをいっています。だから、悪魔の証明といいます。物騒な名前が付いています。
私もこのことを先日テレビドラマを見ていて初めて知りました。ちまたには、冤罪が溢れているように思います。一旦権力により、逮捕されると大変です。かの袴田事件も冤罪で苦しんでいます。いつまでたっても冤罪が減らないのが、逮捕された後の、この証明が難しいからです。
白いカラスがいることを証明するなら、白いカラスを1匹つかめてくれば事足りてしまいますが、いないという証明は、世界全土くまなく探さなければできません、人には不可能な証明となってしましまいます。いないと思ってもどこかにいるのかもしれません。見つけることができないだけかもしれませんが、いないという証拠を示すのが難しいのです。
卑近な例を上げれば、痴漢で検挙されたとしましょう。それを、見た第三者の証人がいて、被害者の証言と第三者の証言があれば逮捕検挙されてしまいます。先日のテレビドラマの粗筋がそれでした。
被害者がいて嘘をいい、それを見ていたと偽った証人がいて、無実の人が逮捕された内容でした。検察庁に送られてしまえば、冤罪となってしまいますが、それを覆す証明は大変難しくなってしまいます。ドラマではその時、第三者のアリバイが明らかになり、それが見ていないという証拠となりました。それが、解決の糸口でした。
一旦冤罪をかけられ逮捕されればそれを覆す証明は困難を極めます。ドラマではアリバイが決めてになりましたが、困ったことに、冤罪をかけられた人はたくさんいるはずです。速く、結審すれば軽く済むなど度言われ、無い罪まで認めてしまう人もたくさんいるようです。大変不名誉なことです。
真実は神のみぞ知るということでしょうが、人のやることには、必ずこのようなことが起こるのです。君子危うきに近寄らずが一番です。気をつけたいことです。
「火のないところに煙は立たず」「君子危うきに近寄らず」という言葉もあります。日常疑われたりして紛争に巻き込まれない為にも、このことも肝に銘じておくことです。反対に「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という、言葉もあります。とにかく、思慮深く行動したいですね。
「李下に冠を正さず」という言葉もあります。スモモの木の下で冠をかぶりなお そうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではないという意味です。また、「瓜田(かでん)に履(靴)を入れず」という言葉もあります。瓜(うり)の畑の中で靴を履き直すと、瓜を盗むと疑われるということです。
昔は、このような事を親からもよく言い聞かせられて、育ちましたが、最近はあまり使われない言葉になったような気がします。この言葉は現在でも生きていますので、身辺は清潔にして過ごすのが一番です。
まあ、今の世の中紛らわしいことに巻き込まれないように常日頃から気をつけることに超したことはありません。