震災7年3月23日
切手やはがきなど、発行の権限は日本では日本郵政が持っています。この郵便を見ていて、不思議に思うことがたくさんありましたので、述べてみたいと思います。
なぜ、ポストはタイムリーに便利な所におかないのでしょうか?ポストはコンビニなどが増えるとそこに設置されることはあっても、それ以外ではほとんど、新しく設置されているのを見たことがありません。しかも、時代の流れが変わっても、昔から同じ場所においてあります。近くにポストがいくつもあるところもありますが、ないところは全然ありません。しかも、新興住宅ができれば、その近辺にできても良さそうですが、それも、まれです。民間なら、クロネコヤマトのように、便利な所に次々、取り置き所等が設置されることを考えると益々不思議で魑魅魍魎の世界だと思わずにいられません。
先日、郵便料金の改定がありました。競争相手がない業界ですので、赤字になりそうになればいつでも値上げができます。葉書は52円が62円に6月1日から値上げです。民間では考えれない世界だと思います。こんな簡単に値上げができてしまうのですから、益々、魑魅魍魎の世界だと言わざるをえません。これでは益々日本郵政という会社の自助努力に水を差してしまいかねません。私はそれを憂えているのです。所得低下が言われている庶民感覚から大いにずれているとしかおもえません。
先日ある郵便局に行ったときの事です。ポストがおいてありましたので、そのポストの入り口は何センチ迄の物が入りますか?とお尋ねしたのですが、返ってきた言葉が「それは、他の部署でつけたので分かりません。」でした。あきれてものが、いえませんでした。自分の局に設置されたポストぐらいどれくらいの荷物が入るか関心を持つなり事前に調べておくのが普通だと思いますが、全然それすら気がつかないのです。お客さんの為に今分からないなら、定規を持って調べて回答するのがサービスだと思うのですが、それすら、気がつかないで、「それは他の部署の物がつけたので分かりません。」という回答でした。「調べて後日ご回答致します。」と、言って欲しかった。
郵政民営化といわれて久しい訳ですが、民活のエネルギーはどこへ?という感じで郵政も組織が変わったとはいえ、相変わらずです。
その点、ソフトバンクやAUの競争会社のあるドコモの通信業界は様変わりしています。やはり、民活は競争の原理が働かないと変わらないのだと思います。JALも同じような運命をたどりましたね。最後は京セラの稲森和夫さんが再建を果たしました。JALは復活しました。
郵便の窓口に行きますと、郵便の種類も今は色々あります。私もネット通販を少しばかり、やりましたので、お世話になっているのですが、気にかかる事がありました。郵便の種類も色々あります。通常郵便の定形、定形外始め、ゆうパック
ゴルフゆうパック
スキーゆうパック
空港ゆうパック
ゆうメール
スマートレター
レターパック
ゆうパケット
心身障害者用ゆうメール
聴覚障害者用ゆうパック
点字ゆうパック
など、用途によって多々種類があります。せめて、定形外、ゆうパックなど、基本的な事ぐらいどちらが経済的か、何を利用したら利用者の為になるか位のアドバイスぐらいは誰でもしてくれてもいいなと思うのです。聞いても即答ができない人がほとんどで、これぐらいの利用方法は頭の中に詰め込んでいて欲しいと思います。私たちはそれが分からないばかりに随分損をしている気がします。そん辺のサービスに努めて欲しいです。
クリックポストという164円で送れる安くて便利なサービスがあります。このことを聞いて何にも知らないし関心がない局員が多く、びっくりしてしまいます。郵政の研修体制はどうなっているのかと、首をかしげてしまいます。黙々と仕事をしているのはいいのですが、どうすればお客さんが喜んでいただけるのか、どこでお客さんが困っているのかの気づきが全然ないのです。これでは、民間では早晩倒産してしまいます。特殊会社として、国に守られているのであぐらをかいているとしか言いようがありません。局員誰もが、もっと、市民サービスに目覚めて欲しいです。何の為に誰の為に仕事をしているのかと言うことを…。
以上色々書きましたが、親方日の丸でいると、誰でも、自ら気づき考える力がなくなるのだなと思います。でも、中にも立派な人もいました。それを付け加えておきます。このままでは日本郵政も危ないなと思っています。やはり、解決策としては、法律を改正して通信民営化のように既得権をすて競争原理を取り入れていかないといけないなと思いました。
参考までに郵便法を掲げておきましたが、この辺がネックになっているようです。どうしようもありませんね。現行では、もっと、国民が賢くなってこれを抜本的に改正する新法を樹立するしかないようです。
通信の世界は電気通信事業法、日本電信電話株式会社等に関する法律等がありますが、どこが違うのかこちらは随分サービスがよくなっています。通信料も下がりました。
郵便法
(昭和二十二年十二月十二日法律第百六十五号)
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