コロナ6年1月4日(ウクライナ、ロシア戦争4年)
先進国の中で、日本で大腸がんが増加している原因について、私は主に次の2つが大きな要因だと考えています。それは 食品添加物の基準の甘さ と 農薬の規制の緩さ です。そしてもう1つ見逃せないのが、土壌汚染が徐々に進行しているという点です。
かつては「肉食中心の食生活が大腸がんの原因だ」と言われていました。しかし、私は肉食が主因ではないと考えます。実際、アメリカやEUの先進国では大腸がんが減少しているというデータがあります。一方で日本では、外国で禁止されている食品添加物や農薬が依然として使われ続けています。この現状こそが、日本でがんが増加している本当の理由ではないでしょうか。
たとえば、トランス脂肪酸を含むマーガリンは、多くの国で使用が規制されています。しかし、日本ではいまだに普通に流通しています。また、ホームセンターでは以前、外国で禁止された農薬が堂々と並べられて販売されていました。ラウンドアップです。しかし、最近では急に展示がなくなりびっくりしているところです。世論におされたのでしょうか。そこでは販売されなくなったのかな。
さらに、土壌汚染の問題も見逃せません。農薬や除草剤の長年の使用が、日本の土壌に与える影響は小さくありません。こうした汚染が食品に悪影響を及ぼし、それが私たちの健康にもつながっているのではないかと感じます。
食品添加物、農薬、土壌汚染――これらの問題はすべて関連しています。そしてこれらの規制が緩いままである限り、日本の健康被害は減らないのではないでしょうか。
私たちが見直すべきなのは、肉食そのものではなく、食品や農業に関する法律や基準のあり方です。健康を守るために、より厳しい規制を導入する必要があると私は強く感じています。食品の安全性について真剣に考えることが、がんの増加を防ぐ第一歩になるのではないでしょうか。