見渡す限り、稲が育っています。同じ緑でも色が微妙に違います。その違いが美しくシャッターを切りました。いつも、ウォーキングしていて、その違いに目を見張ります。同じ緑なのにこうも色が違うものだな。と、感心します。緑は人の心を癒します。そんな中で時折、見せるのがピンクの花、野生の朝顔です。これも一抹の清涼剤です。
自然を満喫しながら、今日も一日仕事場に向かいます。
「実るほど頭の下がる稲穂かな」誰が読んだ句かは知りませんが、父から子供の頃よく聞かされた言葉です。「天狗になるな」も、よく、聞かされて育ちました。そんな父も生きていれば101歳かな。もうすぐ、命日が来ます。
稲穂といえば、昔、懐かしい5円硬貨を思い出します。その絵柄が、稲穂でした。やはり、日本は稲穂の国なんですね。この米作が今日本では大きく揺れています。政治問題にもなっています。昔は収穫といえば、11月の頃だったと思いますが、年々早場米が出るようになり、季節感が薄らいだことが気にかかります。
やはり、旬は大切にしたいですね。資本の論理で動くのではなく、自然の論理で動いていってほしいです。それが、一番自然なことです。全ての悪の根源はこの自然の原理から離れていったことによるものだと思います。そうすれば、病の半分以上は直ってしまうと思います。
今の子にこの自然を中心とした野菜の旬を知らせてあげるのが大切ではないでしょうか。それが、分からない子や大人が多すぎます。いわゆる促成栽培育ちが何事にも多いです。本来は?本質は?を問える人間になってほしいです。
それには自然に帰ることです。ルーツを探ることです。そして、その自然と調和した生き方にこそ、日本経済を救う鍵が隠されているのだと思います。
私たち生き物は自然を土台として生きています。それに逆らったって大きなしっぺい返しを受けるだけです。自ずとしかるべし、だから、自然なんです。
トリプルで咲いていました。
稲穂の一粒一粒に色々な思いが詰まっています。