コロナ6年2月2日(ウクライナ、ロシア戦争4年)
世間では、今「中居問題」や「フジテレビ問題」が大きな話題になっています。フジテレビをはじめとするオールドメディアが揺れるなか、かつてのライブドア騒動の因縁も再び浮かび上がり、フジテレビ相談役、日枝さんの名前が再び注目される可能性もあります。
ジャニーズ問題に続き、今回のフジテレビ問題がクローズアップされることで、時代の変化とともに社会が大きく動いていることを感じます。これは良い流れであり、人権問題への意識の高まりとともに、日本でもようやく基本的人権が尊重される時代が来るのかもしれません。
しかし、こうした芸能界の問題が大きく報じられている一方で、私が気になるのは、その裏で政治が静かに動いているということです。国会では次々と法案が審議され、重要な法律が成立しているにもかかわらず、それがほとんど報じられていない。まるで、国民の目が芸能ニュースに向いている隙を狙ったかのように、重要な法案が通っていく。これは、政府による巧妙な手法と言えないでしょうか。
例えば、先日も農林関係や食料政策に関する法律が成立しましたが、その詳細をしっかり報じたメディアはどれだけあったでしょうか。国民生活に直結する重要な法案が、十分な議論もないまま成立し、国民が知らないうちに社会の仕組みが変えられていく。この現状に、もっと目を向けるべきではないでしょうか。
本来ならば、NHKのような公共放送が、その責任を果たすべきです。メディアはただ話題性のあるゴシップを追いかけるだけでなく、国の未来を左右する法律がどのように決まり、どんな影響をもたらすのかを、しっかり伝える役割を担うべきです。
私たちは、芸能界のスキャンダルの影で、何が動いているのかを常に意識しなければなりません。政治の世界で何が決まっているのか、それを知ることこそ、私たちが本当に注目すべきことなのではないでしょうか。
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