想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

現在、医療、ここがおかしい

2025年01月31日 | 健康
コロナ6年1月31日(ウクライナ、ロシア戦争4年)

 現在の医療は、原因の追求よりも処方が優先されているように感じます。たとえば、喉が痛いと訴えた場合、なぜ喉が痛くなったのか、生活習慣にどのような問題があったのか、といった根本的な話は避けられがちです。ただ「喉が赤いですね」「喉を和らげる薬があります」と現状の説明や処方が行われるだけで、原因を突き止めて根本的に治す方法の提案はほとんどありません。しかし、本来の診断とは、そこに踏み込むものであり、そこからこそ医療が進化し始めるのではないでしょうか。

 現在の病院経営は、どうしても薬の処方に依存していると言えます。薬を処方するのが最も効率的で利益にもつながるからです。患者が薬に適応しなければ、再度来院を促し、違う薬を試す。これが一般的な流れです。しかし、特にがん治療のような場合、その薬が患者に合うかどうかで効果が大きく変わります。同じ抗がん剤でも人によって適合するか否かが異なるのです。こういった薬の選択が、お医者さんを通じて試されているようにも見えます。

 本来であれば、患者ごとに合う薬や治療法の研究がもっと進むべきです。しかし、今の医療体制では根本原因の追求に重点を置かず、薬の処方が中心となる仕組みになっています。この背景には病院経営の課題があり、薬の処方で利益を上げなければ、看護師やスタッフの給与を支払えない現実があります。

 この問題を考える上で、日本の医療保険制度にも触れる必要があります。この制度は一見非常に優れていますが、製薬会社や医療機関の利益を優先しすぎている面も否めません。その結果、病気の根本原因を突き止めるための研究や治療に資金が十分に回らない仕組みになっているのではないでしょうか。

 また、日本には東洋医学をもっと活用する余地があると感じます。しかし、医師会の反対などもあり、東洋医学が国家資格として認められていない現状があります。この点を改善することが、日本の医療の未来をより明るくする鍵となるのではないかと思います。

 さらに、食品業界にも課題が山積しています。添加物の多さや食品表示の曖昧さには、私たち消費者がもっと敏感になるべきです。たとえば、マグロ缶詰に「油漬け」と書かれていても、実際にはサラダ油漬けであることが多い。しかし、「サラダ油漬け」と正直に記載されることはほとんどありません。こうした問題が放置されているのは、日本が食品添加物の規制に関して、先進国の中でも非常に緩い基準であることに起因しています。

 これからの医療や食品業界の在り方について、私たち一人ひとりが考えていく必要があると強く感じます。

ご確認いただき、さらに修正点や加えたい内容があればお知らせください!
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