前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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ブルトレ「北陸」「能登」廃止へ。残念!

2009年12月26日 | Weblog
    毎日新聞・・・・来年3月13日に実施するJRのダイヤ改正で、寝台特急「北陸」(上野-金沢)と急行「能登」(同)の廃止が決まった。これで首都圏と北陸地方を直結する列車は皆無となり、利用者からは惜しむ声も高まりそうだ。
 JR西日本によると、利用客の減少や車両の老朽化が廃止の理由。3月12日夜に金沢と上野を発車する便がラストランとなる。

   格安ツアーバスや低価格ホテルの増加で夜行列車は近年、全国的に利用率が悪化。昨年以降も急行「銀河」(東京-大阪)や特急「はやぶさ・富士」(東京-熊本・大分)などが廃止された。北陸、能登も例外ではなく、特に平日の上野行き能登では、誰も客のいない車両を見かけることも少なくなかった。しかし時間を有効に使いたいビジネス客や学生など一定のニーズはあり、特に北陸の個室寝台は人気が高く、週末や連休などは予約が取りにくかった。・・・・・・・


                     ★

   残念ですね。
  ブルトレに最初に乗ったのは、役所に就職して間もないころ、青森県浅虫での民主青年同盟の研修会に参加した時でした。「日本海」ですね。
 「北陸」は、東京への旅行や出張の際にも何度も利用しました。記事にあるように「有効に」ということから。勝手に「フルタイム TOKYO」と名づけて、連れ合いを誘ったこともあります。政府交渉にでかけた際に、十日町あたりで豪雪で長時間止まり、料金払い戻しをうけ、政府交渉に駆け込んだのも思い出です。

   「ニーズ」の問題とともに、バスとの競合もあるでしょう。「ニーズ」が低下したわけでは、かならずしもないと思います。
  「郷愁」だけで残せるものではありませんが、東京と直結する「動脈」鉄路からJRが撤退するのも、「北陸新幹線」の準備とあわせて考えれば、納得がいく面もあります。第三セクターではとても運行しきれないブルトレでしょうから。

  「狭い日本 そんなに急いで・・・」というキャッチフレーズも子供の頃ありましたが。
「速さ」で見落とすものが増えることを忘れてはいけないと思いますね。


しかし、つくづく残念ですね。