前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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言論弾圧事件支援福井県集会。荒川庸生氏が報告。

2009年12月09日 | Weblog
  昨日は、日本国民救援会福井県本部が主催した「12.8言論弾圧事件支援福井県集会」。東京葛飾区で議会報告などのビラをマンションに配り、不当弾圧をうけ、先日最高裁で上告棄却・東京高裁の罰金5万円の有罪判決が維持された僧侶の荒川庸生氏が来福し講演されました。

私も参加しあいさつ。
「憲法の精神に反する反動的な判決で、許されません。こんなしょうもない最高裁判決を空洞化させましょう。そのために、おおいにビラを配りたたかいましょう」などとあいさつさせていただきました。

荒川さんは、「上告棄却の主文が間違っている、と訂正申し入れをおこなっています。」とのべ5年間の経過を話されました。
判決について、「まったく形式論の判決だ。具体的な内容を書けば矛盾がでてくるからではないか」と話し、今後について、「市民常識、国連人権規約委員会を舞台にがんばりたい。日本政府が個人通報制度を批准したら、第一号として国連にもちこみたい。最高裁判決を機能させないたたかいです。私もビラ配りを再開します。ビラを配りつづけましょう」と訴え、大きな拍手をうけました。

荒川さんは、真宗大谷派の僧侶。「大谷派は95年に不戦決議をあげています。わたしのビラ配りは不戦決議の実践です」とも語られました。

また、不当に逮捕拘留された際、取調べの刑事から「あんたの寺もこれで終わりだ」と言われたことを紹介。「住職頑張れ、と裁判闘争を門徒のみなさんが支えてくれました」と語りました。

          ★

    大変な苦しみ・悩みがあったと思いますが、ひょうひょうとユーモアも交えて語られた荒川さん。本当にお疲れ様でした。また、国連を舞台に新たなたたかいに踏み出される心意気。私たちも福井の地で、連帯して頑張ります。