前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

今年も1年間、たいへんお世話になりました。

2009年12月31日 | Weblog
   今年も1年間、たいへんお世話になりました。つたないブログをご覧いただいたみなさんにも感謝いたします。ブログを始めて、出会いもあり、激励もありました。
政治がかわる過渡期です。来年の参院選、再来年のいっせい選で、より住民本位の政治が本流になるように微力ながらがんばりたいと思います。
  今後とも、どうぞよろしくお願いします。新しい年が、みなさんにとって、良い年となりますように。


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今年を振り返って、いくつか特徴的な活動をピックアップしてみました。
今後とも、ご意見・ご要望などお気軽におよせください。

①雇用と暮らしを守る活動にがんばりました。
   派遣ぎりなど許さず、対策を福井労働局、福井県庁に要請。また、直接、信越化学、経営者協会、NEC、セーレンなど企業、経営者団体とも初めて懇談し、雇用を守るよう要請しました。11月には厚生労働省に失業者の雇用促進住宅入居期間延期を要請。「通常の入居者と同様の2年間の契約を締結することも可能」との回答を得ました。
福井中央公園やアオッサ前広場などでの「なんでも相談会」に相談員として参加し、生活保護申請の支援に取り組みました。
また、障害者自立支援法の見直しもとめて、県身体障害者援護施設連絡協議会、きょうされんなどと懇談。5月には厚生労働省交渉に取り組みました。


②総選挙の結果があらたな情勢ひらきました。
   日本共産党もがんばって、自民党を下野させた総選挙結果がこれまで「自民中心」だった団体にも影響を与えています。11月10日にひらかれたJA福井県大会には、日本共産党もはじめて招待され、わたしがあいさつしました。

③県政・県議会の問題点についても指摘し、申し入れなどをおこないました。
   ゆきすぎた徴税が問題となっている福井県地方税滞納整理機構の問題点について、9月29日に県庁申し入れ。正式な役所としての「公権力」をつかえない「機構」が、県民に対して「差し押さえするぞ」「金目のものはオークションで公売するぞ」と脅しながら徴税活動をしている問題点を指摘した。
福井県議会の政務調査費問題で11月12日に申し入れをおこない、監査委員から指摘をうけた部分の返還すること、07年度分についても08年度分に照らして不適切な部分を返還すること、さらに改革をすすめること、を求めました。また、同日、県の不適正経理についても会計管理者に全額返還をもとめるなどの申し入れをおこないました。


④北陸新幹線、足羽川ダムなど大型公共事業についても問題点を明らかにしました
   5月の国土交通省交渉。新幹線計画について、「一部報道では東京アクセスではなく、大宮止まり、とある。これでは利便性は高まらない」と問題点を指摘したのにたいし、「東京―大宮間は東北、北陸、上越と新幹線が輻輳している。繁忙期は大宮止まりもある」と国側は回答。県も経済界も県議会も「東京へ便利になる」と大宣伝していますが、「東京まで着かない新幹線」の問題点が明らかになり、北陸新幹線での利便性向上に大きな疑問がでました。
足羽川ダム建設事業環境影響評価についての意見を提出しました。そもそも足羽川の大規模改修が完了し、洪水流下能力は飛躍的に向上。1500億円もの税金投入は疑問です。


⑤九条の会の活動に。また、パナソニックに正規雇用を求めている河本さんの裁判やじん肺闘争支援などに取り組みました。
   5月3日の憲法記念日集会での経済同友会終身幹事の品川正治氏の講演会、11月23日の憲法セミナー、作家の大江健三郎氏と、政治学者の渡辺治一橋大学教授の講演会成功のために協力しました。
河本さんの裁判傍聴ややじん肺闘争支援などにも取り組みました。