前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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新型インフルエンザ感染対策などで申し入れ

2009年12月25日 | Weblog
    福井県社会保障推進協議会として福井県に「新型インフルエンザ感染対策と後期高齢者医療制度に関する緊急要請書」を提出。北出代表委員、能登事務局長、山田かずおさんらとともに参加しました。県庁では北島長寿福祉課長、一戸医務薬務課長らが応対しました。

     わたしたちは、新型インフル対策として、「国民健康保険被保険者資格証明書交付世帯に緊急に短期被保険者証を交付するよう市町に助言すること」などを求めました。

    県側は「医療がうけられないことのないよう、市町に対応を求めている。ほとんどの市町では対応していると思っている」と回答。わたしたちは独自の調査を紹介し、「役所にとりにきなさい、税金をまず払いなさい、などの応対もあり改められるよう県として取り組んで」と要請しました。
  また、後期高齢者医療制度については、「2月上旬に決まるが、22、23年度は保険料引き上げは抑制される方向」「資格証明書の発行は、十分な収入があるのに払わない悪質者に限られる」などと答えました。

  以下、要請書全文です。

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新型インフルエンザ感染対策と後期高齢者医療制度に関する緊急要請書
                                
住民のくらしを守るための日頃のご尽力に敬意を表します。
さて、新型インフルエンザの拡大は拡大の一途をたどり国民の不安も高まっています。感染者の死亡も増えており、感染拡大と感染者の重症化を防ぐ緊急の対策が自治体として求められています。
つきましては、新型インフルエンザ緊急対策など下記の事項を要請いたします。



1. 国民健康保険被保険者資格証明書交付世帯に緊急に短期被保険者証を交付するよう市町に助言すること。
また、自治体で保険証を保留している世帯についても短期被保険者証を交付するよう市町に助言すること。
発行されるまでの間に、資格証明書を提示した受診の場合、短期保険証とみなし、そのことを交付世帯に個別に通知すること。

2. 肺炎球菌ワクチン接種、新型インフルエンザワクチン接種の費用について全額または一部を助成すること。

3、「後期高齢者医療制度」での資格証発行を停止し、保険料を引き上げないこと。

以上