前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

AALAの中国の旅

2009年12月30日 | Weblog
 この間、教育関係者や業界団体役員の方と懇談。高校の関係者からは「うちの学校はまずまず就職も決まって胸をなでおろしている。しかし、以前はあった金融関係などからの求人はない」「うちの学校はさっぱりダメ。担当しているところで、まともに決まったのは数人だ」など高卒者の就職戦線もいろいろ。先日も書いたように、大卒者は「氷河期」状態なので、さらなる取り組みが必要になります。
 ある業界団体の方は「自民党の政治連盟に無理やり入らされているがおかしい」「共産党の大門参議院議員には業界も大変お世話になっています。共産党を応援します」と熱烈な激励をうけました。県内でも自民党の政治連盟が求心力を失っていっているようです。「力のない野党」では当然でしょうか。そこが、「建設的野党」日本共産党の注目されるゆえんです。

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   三国高校時代の恩師の北出芳久先生がアジア・アフリカ・ラテンアメリカとの友好連帯の活動(福井県AALA)を県内でやられていて、キューバや韓国、中国へ友好の旅をされている。
10月に中国を20数名で訪れた時の報告集を買わされた。いや、買わせていただいた。300円。
   中国の現在の風景や人々の暮らし、かつての日本の侵略戦争についての中国の一般の方々の意見、そして参加されたみなさんの感想など、それぞれの角度がなかなか面白かった。
  
   わたしも県議時代に日中友好の議員連盟に加わっていた。税金での海外視察は反対、という立場なので中国視察には一度も参加しなかったが、県内での歓迎の催しなどには参加したことがある。
侵略戦争を反省せず、憲法改憲まで計画している自民党議員のみなさんが、「カンペー」とやっているのに「違和感」も感じていたが、怒涛の経済交流でそんな疑問をもつ議員もほとんどいなかったようだ。

  今回のAALAの報告集は、ぜひ多く地方政治家や行政関係者にも読んでいただきたいと思いましたね。

  余談だが、中国代表団の歓迎会の時に、「日本共産党の議員です」と紹介したら少し驚かれたことと、「恐竜の化石はでていない」と言われたことが印象に残っている。その後、恐竜の化石も発掘され、福井県の恐竜博物館との交流もあるようだ。