昨日は、ストレステスト意見聴取会委員の後藤政志氏、井野博満氏らから、あらためてストレステスト・再稼動問題についてお話しをお聞きしました。
後藤氏は、「ストレステストでは安全性は確認できない。福島なみの地震・津波に耐えられるというが勝手な基準だ。泊、志賀で現地調査をおこなったが、最終ヒートシンクに問題があるし、配管が水密化できていない。電力会社は『気がつかなかった』などと言っていた」「大飯は安全が確認されていないまま再稼動されてしまった」と語りました。
井野氏は「ストレステストは、安全基準とは別物という枠組みの問題、福島事故原因不明のままの前提条件の問題、判断基準がない内容の問題がある」と指摘をした上で、「ものをつくる側にいる専門家集団の常識とそれを受け入れる側の市民常識とは異なることがよくわかった。外部電源喪失を防ぐ措置をすべておこなえば莫大な費用負担となるので、原発敷地内での対応ですませている。原発の安全問題は3.11前と変わらないものになってしまう」と現状を批判しました。
また、高経年化議論で、脆化予測式に誤りがあることを指摘したが、保安院もやりすごしている、と批判しました。
あらためて、大飯原発再稼動にいたる内容の問題点を痛感しました。関電社長は高浜再稼動を発言して、批判されましたが、大飯再稼動そのものが撤回されなくてはなりません。
後藤氏は、「ストレステストでは安全性は確認できない。福島なみの地震・津波に耐えられるというが勝手な基準だ。泊、志賀で現地調査をおこなったが、最終ヒートシンクに問題があるし、配管が水密化できていない。電力会社は『気がつかなかった』などと言っていた」「大飯は安全が確認されていないまま再稼動されてしまった」と語りました。
井野氏は「ストレステストは、安全基準とは別物という枠組みの問題、福島事故原因不明のままの前提条件の問題、判断基準がない内容の問題がある」と指摘をした上で、「ものをつくる側にいる専門家集団の常識とそれを受け入れる側の市民常識とは異なることがよくわかった。外部電源喪失を防ぐ措置をすべておこなえば莫大な費用負担となるので、原発敷地内での対応ですませている。原発の安全問題は3.11前と変わらないものになってしまう」と現状を批判しました。
また、高経年化議論で、脆化予測式に誤りがあることを指摘したが、保安院もやりすごしている、と批判しました。
あらためて、大飯原発再稼動にいたる内容の問題点を痛感しました。関電社長は高浜再稼動を発言して、批判されましたが、大飯再稼動そのものが撤回されなくてはなりません。