昨日は大飯原発3号機再稼動に抗議する街頭宣伝を、かねもと幸枝書記長とおこないました。国民多数の反対の声を押し切っての無謀な再稼動をすすめた野田政権、西川県政に国民は怒っています。
その後、税金問題での生活相談、県議会厚生常任委員会の原発審議を傍聴、各担当課などからの説明、共産党の会議などがつづきました。
議会での理事者答弁は「原子力防災での広域避難の計画をつくるのは至難」「ヨウ素剤にはショックもあり、行政がすすめてなにかあった場合の責任は不明」「防災が再稼動の前提ではない」「破砕帯の指摘はデータとして新しいものは出ていない。新しい知見ではない」などの答弁がつづきました。
避難道の整備にいい回答を得られなかった自民党議員も「避難道路もできないようでは次の再稼動はない。嶺南にも原発反対いっぱいいる」と発言しました。
しかし、再稼動を容認してしまった会派の「追及」に、理事者は「柳に風」の様相。ひどい状況です。私は、明日、質問する予定です。
さて、無謀な再稼動を決めた政権は小沢派?の離党で、ますます混迷。消費税増税反対!と叫んでいる小沢氏も、裏では政党助成金の分け前を要求していたとか。いやはや。国民不在極まれリ。日本共産党のがんばり時です。応援お願いします。
日本共産党の詳しい政策や活動をお伝えする赤旗をぜひお読みください。1ヶ月3400円。週刊日曜版は800円。福井の方は、0776-27-3800 まで。
以下、佐々木衆議院議員の興味深いレポートです。
■佐々木衆議院議員・・・国会は、焦点の消費税増税法案が26日(火)衆議院で採決が強行され、論戦の主舞台は参議院に移りました。衆議院本会議で採決したさい、民主党のなかで大量の「造反」が出ました。その後「離党」騒ぎが広がっています。自民・公明の軍門に下った民主党が、事実上の分裂状態となっているのです。この背景には、多数派を形成している大増税反対世論の圧力があります。
ところが、ある新聞に、小沢一郎氏が民主党からの「立ち退き料」として「18億円を要求した」などと書かれました。「立ち退き料」とは、政党を「分党」したときの政党助成金の配分のことですが、そう言われてみると、このところ何度も輿石幹事長と小沢氏が会っているのは、そのためかと疑ってしまいます。
思い起こすと、自由党から保守党が分かれたとき「党を飛び出した連中に政党助成金は渡さない」と、小沢氏が拒否したことがありました。その小沢氏が、今度は飛び出す側になってが「政党助成金をよこせ」と迫るとは。何とも皮肉な話です。
政党助成法に基づく政党交付金の配分額は1月1日現在の所属議員数と直近の国政選挙の結果で決まります。いま新党を立ち上げても、政党交付金が支給されるのは来年4月からです。年内の総選挙となれば資金がありません。
それを見透かすように、野田総理が「分党なんてありえません。同じ党にあって、別の会派。ありえません」と記者会見で力説しました。何か符合しますね。……政界にはドロドロした思惑が渦巻いているようです。
野田総理は、社会保障と税の一体改革関連法案に関する民主・自民・公明の「3党合意」を修正する可能性について「勝手に変えることはできるはずもない。あり得ない」と強く否定しました。一方の自民党の大島副総裁は、福井市で、「国会は何も動いていない、ふざけるな」と批判し、「早期に造反議員の処分を決めて、参議院での審議に入るべきだ」と訴えたそうです。
野党の自民党が、審議を促して消費税大増税法案を早く通せといい、与党の民主党・野田総理が3党合意にしがみつき、内部分裂で身動きできない状況にある。……まことに奇妙奇天烈な現象です。
このような事態になったのは、国民が望んでもいない消費税増税をムリヤリ強行しようとしているからです。
いまなすべきことは、法案を通す前に解散して国民に信を問うことではないでしょうか。いま、国民の立場にまともに立ってたたかうことができるのは、日本共産党以外にありません・・・・・・・・・・・
その後、税金問題での生活相談、県議会厚生常任委員会の原発審議を傍聴、各担当課などからの説明、共産党の会議などがつづきました。
議会での理事者答弁は「原子力防災での広域避難の計画をつくるのは至難」「ヨウ素剤にはショックもあり、行政がすすめてなにかあった場合の責任は不明」「防災が再稼動の前提ではない」「破砕帯の指摘はデータとして新しいものは出ていない。新しい知見ではない」などの答弁がつづきました。
避難道の整備にいい回答を得られなかった自民党議員も「避難道路もできないようでは次の再稼動はない。嶺南にも原発反対いっぱいいる」と発言しました。
しかし、再稼動を容認してしまった会派の「追及」に、理事者は「柳に風」の様相。ひどい状況です。私は、明日、質問する予定です。
さて、無謀な再稼動を決めた政権は小沢派?の離党で、ますます混迷。消費税増税反対!と叫んでいる小沢氏も、裏では政党助成金の分け前を要求していたとか。いやはや。国民不在極まれリ。日本共産党のがんばり時です。応援お願いします。
日本共産党の詳しい政策や活動をお伝えする赤旗をぜひお読みください。1ヶ月3400円。週刊日曜版は800円。福井の方は、0776-27-3800 まで。
以下、佐々木衆議院議員の興味深いレポートです。
■佐々木衆議院議員・・・国会は、焦点の消費税増税法案が26日(火)衆議院で採決が強行され、論戦の主舞台は参議院に移りました。衆議院本会議で採決したさい、民主党のなかで大量の「造反」が出ました。その後「離党」騒ぎが広がっています。自民・公明の軍門に下った民主党が、事実上の分裂状態となっているのです。この背景には、多数派を形成している大増税反対世論の圧力があります。
ところが、ある新聞に、小沢一郎氏が民主党からの「立ち退き料」として「18億円を要求した」などと書かれました。「立ち退き料」とは、政党を「分党」したときの政党助成金の配分のことですが、そう言われてみると、このところ何度も輿石幹事長と小沢氏が会っているのは、そのためかと疑ってしまいます。
思い起こすと、自由党から保守党が分かれたとき「党を飛び出した連中に政党助成金は渡さない」と、小沢氏が拒否したことがありました。その小沢氏が、今度は飛び出す側になってが「政党助成金をよこせ」と迫るとは。何とも皮肉な話です。
政党助成法に基づく政党交付金の配分額は1月1日現在の所属議員数と直近の国政選挙の結果で決まります。いま新党を立ち上げても、政党交付金が支給されるのは来年4月からです。年内の総選挙となれば資金がありません。
それを見透かすように、野田総理が「分党なんてありえません。同じ党にあって、別の会派。ありえません」と記者会見で力説しました。何か符合しますね。……政界にはドロドロした思惑が渦巻いているようです。
野田総理は、社会保障と税の一体改革関連法案に関する民主・自民・公明の「3党合意」を修正する可能性について「勝手に変えることはできるはずもない。あり得ない」と強く否定しました。一方の自民党の大島副総裁は、福井市で、「国会は何も動いていない、ふざけるな」と批判し、「早期に造反議員の処分を決めて、参議院での審議に入るべきだ」と訴えたそうです。
野党の自民党が、審議を促して消費税大増税法案を早く通せといい、与党の民主党・野田総理が3党合意にしがみつき、内部分裂で身動きできない状況にある。……まことに奇妙奇天烈な現象です。
このような事態になったのは、国民が望んでもいない消費税増税をムリヤリ強行しようとしているからです。
いまなすべきことは、法案を通す前に解散して国民に信を問うことではないでしょうか。いま、国民の立場にまともに立ってたたかうことができるのは、日本共産党以外にありません・・・・・・・・・・・