昨日は、かねもと候補との街頭演説や地域訪問活動、地元のお祭りなどでした。かねもとさんが消費税増税反対などで演説していると、スーッと車が前に停まり、なかから女性が手をだして「かならず頑張って」と激励をいただくなど、猛暑のなかの街頭演説ですが、疲れも吹き飛びます。
地元の祭りに顔をだしたら、民主党の衆議院議員が夫人とともにあいさつまわりをしていました。前回の選挙の時には、福井市内でも「後期高齢者医療制度廃止集会」などをやって気勢をあげていました。今度のビラには「北陸新幹線実現」を大きく実績として掲載しています。消費税増税の財源で、新幹線や足羽川ダムではねえ。福井県民の審判を!
ところで、消費税は中小業者いじめで、とりわけ福井県の経済などは大打撃です。
ところが、福井関係の衆議院議員、民主4名、自民3名の全員が増税に賛成しました。増税反対の代表が1人もいないのは、福井県民の不幸です。
なぜ、中小企業に不利なのでしょうか。元静岡大学の湖東教授が書いています。
●1コ1個のモノにかかるのではなく、1年間の売り上げの5パーセントから仕入れ高の5パーセントを差し引いて計算するので、差がマイナスにならない限り納税が必要。仮に、人件費などで赤字になっても納税義務。だから、滞納がでやすく、滞納の半分が消費税。好きで業者は滞納するのではなく、赤字でもかかる欠陥税制という根本問題。
●差し引ける仕入れ高のなかには消費税が課税される、交通費、消耗品、機械購入、家賃などの経費をふくむことができます。
しかし、人件費は控除できないので、人件費の大きい企業が消費税が大きくなりがち。そこで、正社員を減らし、商品扱いで控除できる派遣や外注などに頼ることになる。10パーセントになれば、ますます正社員削減で消費税を減らそうとする企業が増える。
●いっぽう、輸出大企業は消費税でもうかる。輸出販売は税率ゼロ、だからです。
たとえば、トヨタは下請け業者に消費税分を1度も払ったことがない。しかし、それを払ったものとして還付をうけるという、いわば「税の横領」をしている。
輸出大企業がうけとる還付額は年間2兆5000億円。消費税税収の25パーセントが大企業の還付に消える計算です。
このように、輸出大企業は「もうかる」が、中小企業や労働者にとっては最悪の課税が消費税なのです。だから、経団連など財界団体がごり押しし、次は17パーセントに、などとふざけたことを平気で言っているのです。
消費税大増税にきっぱり反対し、福井県の中小企業と雇用を守る日本共産党にご支援をお願いします。
★
今朝の天声人語・・・・・東京のタクシーに10年乗務した作家の梁石日(ヤン・ソギル)さんは、お客からありとあらゆる話を聞かされたという。『タクシードライバー日誌』(筑摩書房)にある。「何を話しても実害がないという点で、タクシー運転手は恰好(かっこう)の話(はなし)相手になる」▼客にも当たり外れがある。たわいもない世間話ならまだしも、酔客の繰り言に付き合う夜は「相づちも料金の内」と耐えるほかない。この世の活力と倦怠(けんたい)、喜怒哀楽のすべてを乗せて、いま全国で25万台が走る▼日本のタクシーがこの夏で100年になるという。政友会の議員たちが東京で「タクシー自働車」なる会社を起こし、T型フォード6台を銀座と上野に待機させたのが始まりとか▼初乗り1マイル(約1.6キロ)が60銭、今なら数千円という高さだが、実用の足として繁盛し、10年で500台を超えた。運転手は、詰め襟に乗馬ズボンの粋な制服、給料も破格で、新時代の花形職種だった▼以来1世紀、タクシーは公共交通の一翼を担ってきたが、規制緩和の末に業界は過当競争にあえぐ。運転手の平均年収は300万円に届かず、過労ゆえの事故も多い。若い人は長時間労働を敬遠し、ドライバーの平均年齢は57歳に達する▼足腰の弱まる高齢化社会で、タクシーの公共性はますます高い。地理に明るく、技術に優れ、愛想もいい。そんな当たり外れのないサービスは、ハンドルを握る者の暮らしが安定してこそだ。新世紀に生き残るのは、目先の利益より運転手を大切にする会社に違いない。・・・・・・・
私も、出張先や、お酒が入った後などに、タクシーのお世話になります。
ただ、公共交通機関が貧弱な福井では、高齢化社会をささえる基盤としてタクシーを位置づける必要があると、この間、福井県などにも提案してきました。
●今後、日本も福井も未曾有の高齢化社会にはいります。自動車保有全国トップの県で自動車が運転できなくなる大量の県民がうまれることは、他県以上に県民「移動」に深刻な困難をもたらすことが想定され、「買い物難民」「医療難民」がうまれることが想定されます。この分野で全国の先進となるような仕組みづくり――電車・バス・福祉タクシー・乗り合いタクシーなど多様な交通手段の充実確保と対策をすすめてください。・・・・・
社会をささえるタクシーの位置づけが必要です。
もちろん、日本共産党は規制緩和にも反対して、タクシー労働者の雇用と生活を守るために国会でも奮闘しています。
「タクシーでつり銭はもらわない。タクシーの運転手が笑顔になり、社会に広がるから」と、以前誰かが書いていましたが、誰だったでしょうか。
お酒がはいって気が大きくなっている時には、たまに真似ることもありますが・・・。しかもせいぜい数百円の範囲ですが・・・・・。
地元の祭りに顔をだしたら、民主党の衆議院議員が夫人とともにあいさつまわりをしていました。前回の選挙の時には、福井市内でも「後期高齢者医療制度廃止集会」などをやって気勢をあげていました。今度のビラには「北陸新幹線実現」を大きく実績として掲載しています。消費税増税の財源で、新幹線や足羽川ダムではねえ。福井県民の審判を!
ところで、消費税は中小業者いじめで、とりわけ福井県の経済などは大打撃です。
ところが、福井関係の衆議院議員、民主4名、自民3名の全員が増税に賛成しました。増税反対の代表が1人もいないのは、福井県民の不幸です。
なぜ、中小企業に不利なのでしょうか。元静岡大学の湖東教授が書いています。
●1コ1個のモノにかかるのではなく、1年間の売り上げの5パーセントから仕入れ高の5パーセントを差し引いて計算するので、差がマイナスにならない限り納税が必要。仮に、人件費などで赤字になっても納税義務。だから、滞納がでやすく、滞納の半分が消費税。好きで業者は滞納するのではなく、赤字でもかかる欠陥税制という根本問題。
●差し引ける仕入れ高のなかには消費税が課税される、交通費、消耗品、機械購入、家賃などの経費をふくむことができます。
しかし、人件費は控除できないので、人件費の大きい企業が消費税が大きくなりがち。そこで、正社員を減らし、商品扱いで控除できる派遣や外注などに頼ることになる。10パーセントになれば、ますます正社員削減で消費税を減らそうとする企業が増える。
●いっぽう、輸出大企業は消費税でもうかる。輸出販売は税率ゼロ、だからです。
たとえば、トヨタは下請け業者に消費税分を1度も払ったことがない。しかし、それを払ったものとして還付をうけるという、いわば「税の横領」をしている。
輸出大企業がうけとる還付額は年間2兆5000億円。消費税税収の25パーセントが大企業の還付に消える計算です。
このように、輸出大企業は「もうかる」が、中小企業や労働者にとっては最悪の課税が消費税なのです。だから、経団連など財界団体がごり押しし、次は17パーセントに、などとふざけたことを平気で言っているのです。
消費税大増税にきっぱり反対し、福井県の中小企業と雇用を守る日本共産党にご支援をお願いします。
★
今朝の天声人語・・・・・東京のタクシーに10年乗務した作家の梁石日(ヤン・ソギル)さんは、お客からありとあらゆる話を聞かされたという。『タクシードライバー日誌』(筑摩書房)にある。「何を話しても実害がないという点で、タクシー運転手は恰好(かっこう)の話(はなし)相手になる」▼客にも当たり外れがある。たわいもない世間話ならまだしも、酔客の繰り言に付き合う夜は「相づちも料金の内」と耐えるほかない。この世の活力と倦怠(けんたい)、喜怒哀楽のすべてを乗せて、いま全国で25万台が走る▼日本のタクシーがこの夏で100年になるという。政友会の議員たちが東京で「タクシー自働車」なる会社を起こし、T型フォード6台を銀座と上野に待機させたのが始まりとか▼初乗り1マイル(約1.6キロ)が60銭、今なら数千円という高さだが、実用の足として繁盛し、10年で500台を超えた。運転手は、詰め襟に乗馬ズボンの粋な制服、給料も破格で、新時代の花形職種だった▼以来1世紀、タクシーは公共交通の一翼を担ってきたが、規制緩和の末に業界は過当競争にあえぐ。運転手の平均年収は300万円に届かず、過労ゆえの事故も多い。若い人は長時間労働を敬遠し、ドライバーの平均年齢は57歳に達する▼足腰の弱まる高齢化社会で、タクシーの公共性はますます高い。地理に明るく、技術に優れ、愛想もいい。そんな当たり外れのないサービスは、ハンドルを握る者の暮らしが安定してこそだ。新世紀に生き残るのは、目先の利益より運転手を大切にする会社に違いない。・・・・・・・
私も、出張先や、お酒が入った後などに、タクシーのお世話になります。
ただ、公共交通機関が貧弱な福井では、高齢化社会をささえる基盤としてタクシーを位置づける必要があると、この間、福井県などにも提案してきました。
●今後、日本も福井も未曾有の高齢化社会にはいります。自動車保有全国トップの県で自動車が運転できなくなる大量の県民がうまれることは、他県以上に県民「移動」に深刻な困難をもたらすことが想定され、「買い物難民」「医療難民」がうまれることが想定されます。この分野で全国の先進となるような仕組みづくり――電車・バス・福祉タクシー・乗り合いタクシーなど多様な交通手段の充実確保と対策をすすめてください。・・・・・
社会をささえるタクシーの位置づけが必要です。
もちろん、日本共産党は規制緩和にも反対して、タクシー労働者の雇用と生活を守るために国会でも奮闘しています。
「タクシーでつり銭はもらわない。タクシーの運転手が笑顔になり、社会に広がるから」と、以前誰かが書いていましたが、誰だったでしょうか。
お酒がはいって気が大きくなっている時には、たまに真似ることもありますが・・・。しかもせいぜい数百円の範囲ですが・・・・・。