■毎日・・・・≪政務調査費:県議に人気、原発・震災本 「資料購入費」25%も増加−−昨年度 /福井≫ 07月19日
◆最多で185冊「勉強しなくては」
昨年度に県議が使った政務調査費(政調費)のうち、調査研究のために必要な書籍などを購入する「資料購入費」が前年度比約25%増の計約484万円と、大幅に伸びていたことが分かった。昨年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受け、多くの県議が原発や震災関連の書籍を購入。1年間に200冊近く書籍を買った県議もいた。【佐藤慶】
政調費は、調査研究活動に必要な経費の一部として県議1人当たり月額30万円が交付され、会派ごとに決めた配分割合で、会派と議員が受け取る。
昨年度の議員分の政調費の支出額は8263万円で、前年度比1・4%減。一方、資料購入費は前年度より大きく増えた。
県議会で公開されている領収書の写しなどから書籍名を調べたところ、多くの県議が震災や原発関連の書籍を購入していた。
なかでも目を引くのが、自民党県政会の斉藤新緑県議。
「原発はいらない」(小出裕章著、幻冬舎ルネッサンス新書)や「原発を終わらせる」(石橋克彦編、岩波新書)など原発関連書籍を中心に少なくとも計185冊を購入し、約23万円を政調費から充当していた。斉藤県議は「福島事故が起きて、原発だけはしっかり勉強しないといけないと思った」と話している。
また、1人会派で全額を会派分の支出とした佐藤正雄県議(共産)も「福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書」(福島原発事故独立検証委員会著)や「原発のコスト」(大島堅一著、岩波新書)など65冊を購入し、政調費から約20万円を充てた。
佐藤県議は「原発は議員としての大きなテーマの一つ。さまざまな調査活動や意見交換の場でも書籍から得た知識が生きている」としている。
一方、司馬遼太郎の小説など、一見して調査研究のために必要な図書かどうか判別のつかない本を購入した例も散見された。・・・・・・
昨日は、北陸信越地域のいっせい宣伝デーということで私も福井市内で訴えました。財政が大変と消費税増税の一方でなぜ3兆円の新幹線や足羽川ダムなのか、と。原発問題でも、活断層の危険性が指摘されているのに、なぜ平気で再稼動なのか、と。・・・各地で激励をいただきました。ありがとうございました!
さて、昨日の毎日の記事にありますように政務調査費の公開がはじまりマスコミでも取り上げられています。
私の1,2期目には「領収書非公開」で、たしか全会派議員がほぼ全額を使い切っていたと思います。当時は市民団体の求めに応じて自主公開したのは私だけでした。
「領収書など証拠書類が公開」となり、県議の活動内容がより県民のみなさんに公開されるようになったのは大きな前進です。
私は以前から積極的な活動をすべき、という立場で資料購入はもちろんですが、広報活動や調査活動に心がけてきました。
領収書の公開がはじまった途端に、「返還額が増加する」ということも起こり始めました。
会派として、議員として積極的な活動を旺盛におこない、当然その活動証拠書類は県民のみなさんに公開することは当然です。逆に返還額を増やすだけでは、「きちんと活動しているのか」「なぜ活動内容を公開できないのか」「以前は全額使い切っていたのではないか」と県民のみなさんからも疑念を抱かれることになるでしょう。
いま、県議会改革でも政務調査についても再検討しよう、となっています。
県民のみなさんの積極的なご意見もお寄せいただきたいと思います。
政務調査活動の詳細については、会派分、議員分ともに県議会議事堂の議会図書室で閲覧することができます。
この県議会図書室の図書についても県民のみなさんがご利用することができます。
最近は県議会食堂は人気のスポットとなり議員・職員だけでなく、家族連れの方などでも賑わっています。
ぜひ、県議会図書室もお気軽に利用いただきたいと思います。議会傍聴とともに、このような施設利用でも身近な議会になれば、と思いますね。
◆最多で185冊「勉強しなくては」
昨年度に県議が使った政務調査費(政調費)のうち、調査研究のために必要な書籍などを購入する「資料購入費」が前年度比約25%増の計約484万円と、大幅に伸びていたことが分かった。昨年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受け、多くの県議が原発や震災関連の書籍を購入。1年間に200冊近く書籍を買った県議もいた。【佐藤慶】
政調費は、調査研究活動に必要な経費の一部として県議1人当たり月額30万円が交付され、会派ごとに決めた配分割合で、会派と議員が受け取る。
昨年度の議員分の政調費の支出額は8263万円で、前年度比1・4%減。一方、資料購入費は前年度より大きく増えた。
県議会で公開されている領収書の写しなどから書籍名を調べたところ、多くの県議が震災や原発関連の書籍を購入していた。
なかでも目を引くのが、自民党県政会の斉藤新緑県議。
「原発はいらない」(小出裕章著、幻冬舎ルネッサンス新書)や「原発を終わらせる」(石橋克彦編、岩波新書)など原発関連書籍を中心に少なくとも計185冊を購入し、約23万円を政調費から充当していた。斉藤県議は「福島事故が起きて、原発だけはしっかり勉強しないといけないと思った」と話している。
また、1人会派で全額を会派分の支出とした佐藤正雄県議(共産)も「福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書」(福島原発事故独立検証委員会著)や「原発のコスト」(大島堅一著、岩波新書)など65冊を購入し、政調費から約20万円を充てた。
佐藤県議は「原発は議員としての大きなテーマの一つ。さまざまな調査活動や意見交換の場でも書籍から得た知識が生きている」としている。
一方、司馬遼太郎の小説など、一見して調査研究のために必要な図書かどうか判別のつかない本を購入した例も散見された。・・・・・・
昨日は、北陸信越地域のいっせい宣伝デーということで私も福井市内で訴えました。財政が大変と消費税増税の一方でなぜ3兆円の新幹線や足羽川ダムなのか、と。原発問題でも、活断層の危険性が指摘されているのに、なぜ平気で再稼動なのか、と。・・・各地で激励をいただきました。ありがとうございました!
さて、昨日の毎日の記事にありますように政務調査費の公開がはじまりマスコミでも取り上げられています。
私の1,2期目には「領収書非公開」で、たしか全会派議員がほぼ全額を使い切っていたと思います。当時は市民団体の求めに応じて自主公開したのは私だけでした。
「領収書など証拠書類が公開」となり、県議の活動内容がより県民のみなさんに公開されるようになったのは大きな前進です。
私は以前から積極的な活動をすべき、という立場で資料購入はもちろんですが、広報活動や調査活動に心がけてきました。
領収書の公開がはじまった途端に、「返還額が増加する」ということも起こり始めました。
会派として、議員として積極的な活動を旺盛におこない、当然その活動証拠書類は県民のみなさんに公開することは当然です。逆に返還額を増やすだけでは、「きちんと活動しているのか」「なぜ活動内容を公開できないのか」「以前は全額使い切っていたのではないか」と県民のみなさんからも疑念を抱かれることになるでしょう。
いま、県議会改革でも政務調査についても再検討しよう、となっています。
県民のみなさんの積極的なご意見もお寄せいただきたいと思います。
政務調査活動の詳細については、会派分、議員分ともに県議会議事堂の議会図書室で閲覧することができます。
この県議会図書室の図書についても県民のみなさんがご利用することができます。
最近は県議会食堂は人気のスポットとなり議員・職員だけでなく、家族連れの方などでも賑わっています。
ぜひ、県議会図書室もお気軽に利用いただきたいと思います。議会傍聴とともに、このような施設利用でも身近な議会になれば、と思いますね。