昨日は、街頭宣伝、保安院の意見聴取会をふまえた福井県への緊急申し入れ、国土交通省の高架化事業の講演会、大飯4号機再稼動に抗議するピースアクション、9条の会ふくいの例会などでした。しかし暑い日がつづきます。朝の街頭宣伝で汗だくだくになってしまいました。お互い体調管理には気をつけましょう。
保安院の意見聴取会をふまえての共産党としての福井県への緊急要請。「意見聴取会で専門家のみなさんが口を揃えて指摘されたようにF-6破砕帯調査をおこなうよう国と関電につよく求めてください」「大飯原発の安全性に疑義が生じる問題であり、本日予定の4号機の再稼働は延期してください。3号機についても、運転を停止し、再調査を優先してください」などの内容で緊急申し入れをおこないました。かねもと書記長、山本嶺南地区委員長、山本敦賀市議、と私が参加。
応対した岩永課長は、「今の時点で保安院としてやってきたことをくつがえすものはない。保安院として適切に対応されると理解している」「4号機の再稼働にも影響はない」「専門委員会にかけるものがあればかける」などと答えました。
国も福井県も活断層の可能性はないと依然として考えているようです。しかし、緊急時の冷却機能に関わる重要な非常用取水路が通っている個所であり、「安全側」にたって、ただちに調査をおこなうことと、その間は再稼働を認めないことは当然ではないでしょうか。
この申し入れは今朝の赤旗や、福井新聞、県民福井、毎日、朝日などの各紙で報道されています。また、赤旗には、ピースアクション実行委員会事務局長の河合良信さんが「ひと」欄で紹介されています。彼は17万人集会に参加した後、いま、福島県で活動中です。
朝日の社会面では昨日のピースアクションの行動が「原発NO 言い続ける」との記事に。
私も途中まで県庁・関電前でのアクションに参加しましたが若者のみなさんが訴えるメッセージに胸があつくなりました。
声をあげつづけましょう。輪を広げつづけましょう。がんばりましょう。
以下、共産党として福井県に申し入れた文書です。
■昨日の意見聴取会をふまえた緊急要請
関西電力大飯原発敷地内に活断層がある可能性が指摘された問題について、経済産業省原子力安全・保安院の専門家意見聴取会が17日開かれました。
専門家のみなさんからは、「資料が不備な点がいっぱいある。現地調査をやるべきだ」「今日だされた写真では全体像がわからない」「活断層でない、と否定する資料はない。調査すべきだ」「これ以上説得力ある資料がでてくることは期待できない。そのなかで判断もできない。きちんと調査すべき」などなど厳しい意見が相次ぎました。
保安院の黒木審議官は「専門家の意見として重たい。規制庁として速やかに対応方針の検討をおこなう」と述べました。
F-6破砕帯は非常用取水路などを横断しており、断層が動けば、緊急時の冷却機能に深刻な被害をもたらす恐れがあります。
このような安全上の確認が不十分な原発の再稼働は認められません。
16日には東京の代々木公園に全国から17万人もの市民が集まり、「再稼働反対」「なくそう原発」を訴えました。
福井県知事として、真摯に国民の声を聞き、「国民合意」が崩壊した原子力政策を転換する立場にたつべきです。
【緊急要請】
一、 昨日の意見聴取会で専門家のみなさんが口を揃えて指摘されたようにF-6破砕帯調査をおこなうよう国と関電につよく求めてください。
二、 大飯原発の安全性に疑義が生じる問題であり、本日予定の4号機の再稼働は延期してください。3号機についても、運転を停止し、再調査を優先してください。
三、県の原子力安全専門委員会としても調査に立ち会うこともふくめて、 調査と審議をやり直してください。その際、臨時委員としてこの問題を指摘してきた渡辺満久・東洋大学教授らのグループを加えて、慎重審議を尽くしてください。
保安院の意見聴取会をふまえての共産党としての福井県への緊急要請。「意見聴取会で専門家のみなさんが口を揃えて指摘されたようにF-6破砕帯調査をおこなうよう国と関電につよく求めてください」「大飯原発の安全性に疑義が生じる問題であり、本日予定の4号機の再稼働は延期してください。3号機についても、運転を停止し、再調査を優先してください」などの内容で緊急申し入れをおこないました。かねもと書記長、山本嶺南地区委員長、山本敦賀市議、と私が参加。
応対した岩永課長は、「今の時点で保安院としてやってきたことをくつがえすものはない。保安院として適切に対応されると理解している」「4号機の再稼働にも影響はない」「専門委員会にかけるものがあればかける」などと答えました。
国も福井県も活断層の可能性はないと依然として考えているようです。しかし、緊急時の冷却機能に関わる重要な非常用取水路が通っている個所であり、「安全側」にたって、ただちに調査をおこなうことと、その間は再稼働を認めないことは当然ではないでしょうか。
この申し入れは今朝の赤旗や、福井新聞、県民福井、毎日、朝日などの各紙で報道されています。また、赤旗には、ピースアクション実行委員会事務局長の河合良信さんが「ひと」欄で紹介されています。彼は17万人集会に参加した後、いま、福島県で活動中です。
朝日の社会面では昨日のピースアクションの行動が「原発NO 言い続ける」との記事に。
私も途中まで県庁・関電前でのアクションに参加しましたが若者のみなさんが訴えるメッセージに胸があつくなりました。
声をあげつづけましょう。輪を広げつづけましょう。がんばりましょう。
以下、共産党として福井県に申し入れた文書です。
■昨日の意見聴取会をふまえた緊急要請
関西電力大飯原発敷地内に活断層がある可能性が指摘された問題について、経済産業省原子力安全・保安院の専門家意見聴取会が17日開かれました。
専門家のみなさんからは、「資料が不備な点がいっぱいある。現地調査をやるべきだ」「今日だされた写真では全体像がわからない」「活断層でない、と否定する資料はない。調査すべきだ」「これ以上説得力ある資料がでてくることは期待できない。そのなかで判断もできない。きちんと調査すべき」などなど厳しい意見が相次ぎました。
保安院の黒木審議官は「専門家の意見として重たい。規制庁として速やかに対応方針の検討をおこなう」と述べました。
F-6破砕帯は非常用取水路などを横断しており、断層が動けば、緊急時の冷却機能に深刻な被害をもたらす恐れがあります。
このような安全上の確認が不十分な原発の再稼働は認められません。
16日には東京の代々木公園に全国から17万人もの市民が集まり、「再稼働反対」「なくそう原発」を訴えました。
福井県知事として、真摯に国民の声を聞き、「国民合意」が崩壊した原子力政策を転換する立場にたつべきです。
【緊急要請】
一、 昨日の意見聴取会で専門家のみなさんが口を揃えて指摘されたようにF-6破砕帯調査をおこなうよう国と関電につよく求めてください。
二、 大飯原発の安全性に疑義が生じる問題であり、本日予定の4号機の再稼働は延期してください。3号機についても、運転を停止し、再調査を優先してください。
三、県の原子力安全専門委員会としても調査に立ち会うこともふくめて、 調査と審議をやり直してください。その際、臨時委員としてこの問題を指摘してきた渡辺満久・東洋大学教授らのグループを加えて、慎重審議を尽くしてください。