前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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17万人の原発再稼動やめよ!原発なくそう!の地響きに体がふるえました。

2012年07月17日 | Weblog
   昨日は、代々木公園で開催された「さようなら原発集会」に参加しました。福井からもバスツアーやJRツアーなどが組まれ100人ぐらいが参加されたのではないしょうか。

   集会の開会は12時55分の予定で、11時半頃には代々木公園駅に到着しましたが、もうそこからが大混雑。混雑のため、警察のみなさんが参加者に迂回して会場にはいるように指示。ストレートにめざす地点に行けずに、1キロぐらい歩いて迂回。もう人、ひと、ヒトです。しかも暑い、暑い。私自身はこれだけの大集会に参加したのは始めてのことです。

    ようやく福井の集合地点にたどりつくと前日から家族で上京されていた奥出春行さんたちと合流。
ぞくぞくと藤野比例候補、かねもと候補や、鈴木福井市議、山本敦賀市議、菅原鯖江市議、北原若狭町議、林連絡会事務局長、労働組合や新日本婦人の会、民医連のみなさんがたが到着されました。参議院議員の山下さんともエールを交換。

    集会では、講談の神田香織さんが司会。鎌田慧さん、坂本龍一さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さんらのあいさつのたびに大きな拍手がわきおこります。
途中、参加者が17万人!と発表されました。
    しかし、わたしたちの場所は、メインステージの裏ではっきりと聞き取れないスピーチも。仕方ありません。

   鎌田さんは「国民の生命、財産を無視する政府は許さない。みなさんの力で原発ゼロまで押し上げていこう。8月の政府案をふまえて、9月か10月にもう一度集まろう」と最初によびかけました。
90歳の瀬戸内さんは、よく通る声で「この年になると死ぬことしか考えない。冥土の土産に皆さんを見たかった。人間が生きるということは、自分以外の人、生命を幸せにするため。原発やめて、と言い続けましょう」と迫力の訴え。胸があつくなりました。

   発言では、小浜・明通寺の中嶌哲演住職も登場。「大多数の県民は再稼動を認めていない」と話されました。


    わたしの近くにいた東京の労働組合の方々が「凄い人波だなあ」「最盛期のメーデー集会のようだ」などと話されてました。集会の上空を取材のヘリが何機も飛んでいました。


   集会後が、また大変でした。メインの集会が終わり、わたしたちはデモ行進へ。
14時頃に集会が終わって、順番に道路にでていくのですが、会場から出るのに1時間ちかくもかかってしまいました。
新宿の都庁ちかくの終了地点にたどりついたのは17時頃。なんと3時間ちかくもデモ行進に時間を費やしたことに。

   途中、バスツアーのみなさんや、JRツアーのみなさんがそれぞれの時間の関係で隊列を離脱せざるをえませんでした。
これでも3コースに分かれた行進なのです。沿道には警察の掲示板、「7月16日は午後2時~7時頃までデモ行進がおこなわれます」と何箇所も。
  「夜7時とは・・・」と思いましたが、ある方はネットに「終わったのは夜7時半」と書いていました。


   まあ、凄い、すごい、の連続の17万人集会でした。

   野田総理や西川知事は、この国民の空前の「再稼動やめよ」「原発ゼロに」の巨大な地鳴りを受けとめるべきです。
このような国民の世論と行動を無視する政治は存続できないことを自覚すべきでしょう。


    私が持参した福井県議会報告はあっ、という間になくなってしましました。
残念なのは、赤旗が号外を発行したのですが、入手できなかったことです。

     今日はひきつづき日本共産党として原発問題での政府交渉などに取り組みます。ガンバリマス。