前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県母親大会でTPP論議。ALS協会福井支部総会。『ピースアート展~原発と平和~』

2012年07月08日 | Weblog
  今日は、福井県母親大会、ALS協会の総会、地域訪問活動などでした。
  母親大会では、私はTPP問題の分科会に参加。加藤技術士事務所の加藤武市氏のお話をお聞きし、参加者で討論しました。TPP問題ではこれまでJAや医師会のみなさんとも懇談して、その問題点を教えていただきましたが、あらためてラチェット規定により「自由化・規制緩和の後退は禁止される」など、いったんふみだせば、後戻りできない道であること。世界的に10年後には慢性的な食糧不足に陥り、穀物価格は24パーセント~35パーセント上昇する、と予測されていることなど、このようななかでTPPへすすみ、日本の食糧自給を「放棄」していけば、まさに亡国となりかねません。
  民主党内ではTPP反対派が小沢氏とともに出て行ったのを機会に、一気に参加をすすめよう、としているとの報道もあります。
  許さないたたかいにがんばりましょう。

  日本ALS協会福井支部総会では、なつかしい方からも声をかけられましたが、ALSを発症して闘病生活に入られていました。講演では、宮城県支部副支部長の長尾有太郎さんが「震災を乗り越えて  震災にたいする準備」と題して話されました。もちろんご本人は話すことはできず、奥さんが代読されていました。ALS患者さんの周りは人工呼吸器や吸引器、電動ベッド、PCなど電気機器がいっぱいです。万が一に備えて、の電源確保についてご自分の体験をふまえて詳細に話されました。
  わたしも、先般、西村市議とともに重度障害児の人工呼吸器の電源確保への支援について福井市役所へ要望しましたが、「そのような支援制度はない」とのことでした。
国や福井県としても、このような患者さんの緊急時・災害時に備えた支援メニューをつくる必要があるのではないでしょうか。

  
  福井駅前で開催中の『ピースアート展~原発と平和~』にも立ち寄りました。
たくさんの若き芸術家の作品に圧倒されました。もちろん、私も落書きしました。
サラリーマン?をしながらレザー職人の山田貴洋さんにいろいろ説明していただき、ご自分の作品にかける思いもお聞きしました。ありがとうございました。

『ピースアート展~原発と平和~』は福井駅前KOOCANにて(旧生活倉庫)。
7月7日~14日 11:00~18:00まで。
みなさまも、ぜひお立ち寄りいただき、若き福井のアーティストの活動をみてあげてください。