露むすぶ今朝もあふぎは置きやらで我が手よりなる秋のはつ風(延文百首)
今朝はしも思ひもあへず吹きかへてむべ袖すずし秋の初風(嘉元百首)
足引の山した露のおきそめてまだ色そめぬ秋のはつ風(宝治百首)
白露はまだおきあへぬうたた寝の袖におどろく秋のはつかぜ(宝治百首)
玉にぬくつゆはこぼれて武蔵野のくさの葉むすぶ秋の初風(新勅撰和歌集)
露むすぶ今朝もあふぎは置きやらで我が手よりなる秋のはつ風(延文百首)
今朝はしも思ひもあへず吹きかへてむべ袖すずし秋の初風(嘉元百首)
足引の山した露のおきそめてまだ色そめぬ秋のはつ風(宝治百首)
白露はまだおきあへぬうたた寝の袖におどろく秋のはつかぜ(宝治百首)
玉にぬくつゆはこぼれて武蔵野のくさの葉むすぶ秋の初風(新勅撰和歌集)