世をいとふすみかは人に知られねど荻の葉かぜはたづねきにけり(新勅撰和歌集)
いつしかと荻の葉むけの片寄りにそそや秋ぞと風もきこゆる(新古今和歌集)
ここにのみあはれやとまる秋風の荻のうへこす夕ぐれの宿(風雅和歌集)
秋はただものをこそ思へ露かかる荻のうへ吹く風につけても(新古今和歌集)
をぎの葉のすゑこす風のおとよりぞ秋のふけゆくことは知らるる(女四宮歌合)
荻の葉にすゑこす風のこたへずは秋のあはれを何に知らまし(嘉元百首)
世をいとふすみかは人に知られねど荻の葉かぜはたづねきにけり(新勅撰和歌集)
いつしかと荻の葉むけの片寄りにそそや秋ぞと風もきこゆる(新古今和歌集)
ここにのみあはれやとまる秋風の荻のうへこす夕ぐれの宿(風雅和歌集)
秋はただものをこそ思へ露かかる荻のうへ吹く風につけても(新古今和歌集)
をぎの葉のすゑこす風のおとよりぞ秋のふけゆくことは知らるる(女四宮歌合)
荻の葉にすゑこす風のこたへずは秋のあはれを何に知らまし(嘉元百首)