今もかも来(き)ませわが背子見せもせむ植ゑしあぢさゐ花咲きにけり(新撰和歌六帖)
あぢさゐの八重咲くごとくやつ世にをいませ吾背子見つつしのはむ(万葉集)
飛ぶほたるひかげ見えゆく夕暮になほ色まさる庭のあぢさゐ(長秋詠藻)
宵のまの露に咲きそふあぢさゐの四(よ)ひらぞ月のかげに見えける(新撰和歌六帖)
夏もなほ心は尽きぬあぢさゐの四ひらの露に月もすみけり(長秋詠藻)
夏の野は咲きすさびたるあぢさゐの花に心をなぐさめよとや(林葉集)
今もかも来(き)ませわが背子見せもせむ植ゑしあぢさゐ花咲きにけり(新撰和歌六帖)
あぢさゐの八重咲くごとくやつ世にをいませ吾背子見つつしのはむ(万葉集)
飛ぶほたるひかげ見えゆく夕暮になほ色まさる庭のあぢさゐ(長秋詠藻)
宵のまの露に咲きそふあぢさゐの四(よ)ひらぞ月のかげに見えける(新撰和歌六帖)
夏もなほ心は尽きぬあぢさゐの四ひらの露に月もすみけり(長秋詠藻)
夏の野は咲きすさびたるあぢさゐの花に心をなぐさめよとや(林葉集)