清少納言の万葉集摂取について調べてみたら面白いのでは、と思います。
清少納言の父・清原元輔が、万葉集古点の“梨壺の五人”の中の一人なので、娘にも仮名書きした万葉集を与えていたんじゃないかと思うんです。
枕草子と家集が残ってるから、そこから万葉集に関連する部分を拾ってみるとか……。しかし、清少納言の和歌ってあまり知らないけど、万葉調のイメージは全然ないですね。まぁ、万葉集を摂取してないとしても、単に彼女の好みと合わなかった、ってだけかもしれませんしね。散文なら取り込んでるかもしれないし。
それっぽい論文が1、2本あるみたいなので、まずはそれを読んでみたいです。